いいえ、追加証拠金(追証)は入金する必要があります。

ゼロカットを謳う海外FX業者で取引される際に、支払う必要がないのは口座残高がマイナスとなった場合の追加証拠金です。

例えば、100万円を預託して、取引により200万円の損失を出し、口座内証拠金残高が-100万円となった場合、この不足している-100万円を支払う必要がありません。

マージンコールのルールは国内も海外も共通

しかし、マージンコールのルールは、全世界共通です。

マージンコールは、有効証拠金の維持率が、最低でも必要な証拠金維持率を下回った場合に発生するものですので、その際に請求される不足証拠金(追加証拠金)は入金の必要が生じます。

期日までに不足分の証拠金を預託されない場合、その時の建玉(ポジション)が維持できませんので、証拠金不足の状態から維持率を回復するためにポジションの調整(強制決済)が自動で行われます。

マージンコールの発生後も建玉を維持したい場合には、ご入金をされてください。

※不足証拠金分として入金した資金は、支払うものではなく、あくまで評価の穴埋めとして一時的に入金するものですので、建玉が思惑通りに利益となれば全額出金できます。マージンコール後も流れが変わらず思惑が外れれば入金分は回収できません。