バンク・リファレンス・レターの発行理由を「海外金融サービスを利用するため」と説明する場合、窓口では詐欺被害者のような扱いを受けたり、「銀行は一切責任を取りません」という求めてもいないことを説明されることがあるようです。

窓口では詐欺被害者のような扱いを受けたり、「銀行は一切責任を取りません」という求めてもいないことを説明される

画像は、バンク・リファレンス・レターに記述されている免責事項の例です。

文章が途中で切れているのは、銀行の仕様です。

バンク・リファレンス・レターが必要であるなら、そうした窓口の静止は振り切って発行依頼をしてください。

※銀行によっては、バンク・リファレンス・レターがそもそも発行できないことがあります。

バンク・リファレンス・レターは海外ではよくある書類

海外の金融サービスを利用する際には、多くの場面でバンク・リファレンス・レターが必要です。

イギリスFCAの許認可におけるFX口座の開設の他、電子マネーやオンライン・ウォレットの利用では、バンク・リファレンス・レターは必須となります。

バンク・リファレンス・レターを提出できない場合、出金手続きができないサービスも存在します。

多くの銀行員は、「顧客の預金を見る、融資の営業をする」くらいの知識・能力しか持ち合わせていません。

銀行の窓口でこの書面の発行を渋られるのは、バンク・リファレンス・レターの上記重要性・必要性への知識や理解がないのか、バンク・リファレンス・レターを発行できない(できることを知らない)ためです。

出金を最優先

また、バンク・リファレンス・レターに代用できる書類はありません。

バンク・リファレンス・レターが出金手続きに必要であるなら、銀行員の静止は無視して発行依頼をしてください。