ブローカーを選ぶとき、多くのトレーダーは下の2つのどちらかに当てはまると思われます。

どこかのウェブサイトのランキングや口コミなどから判断して決める。
私は、この方法はおすすめしません。どこかのブログに書いてあるような情報は、信用できるかできないかの判断が難しいです。

ブローカー自体が、宣伝のために勝手に作った口コミかもしれないですし、FXに詳しくもないアフィリエイターが誰かの情報の受け売りで書いているだけかもしれません。その情報の保証はどこにもありません。

プロフェッショナルに決める。
やっぱりしっかりと自分でリサーチして、FXやブローカーへの理解を深めて取引口座を決めるのがお勧めです。
今回は、その方法を下記の5つのステップで紹介していきます。

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ステップ1 取引のために何が欲しいか決めよう

まずは、それぞれのブローカーの取引環境で、必要条件を決めましょう。
条件を満たしていないブローカーをリストから外していけばあっという間に、いくつかのブローカーに絞られてくるはずです。条件の例をあげてみます。

  • どの通貨ベースで取引をするか
  • スプレッドは原則固定か、それとも変動か
  • 手数料は発生するか
  • 取引開始のための最低入金金額はいくらか
  • レバレッジはいくつ必要か
  • 取引の際の、ツールやインディケーターは必要か
  • どのプラットフォームを利用したいか
  • スキャルピングに制限はあるか
  • ヘッジングの制限はあるか
  • トレイリングストップは必要か
  • ワンクリックトレードを利用したいか
  • ECN/STPは必須か
  • ブローカーのこれまでの歴史はどうか
  • 入出金の方法は、自分の利用できる範囲か
  • 住んでいる国からの入出金は問題ないか

ベストなFXブローカーを探すために、まずは自分にとっての必要条件リストを作ってみましょう。

ステップ2 見つけたブローカーの下調べ

条件に合うブローカーを見つけたら、さっそくネットで検索!

これまでに利用したトレーダー達の話や、さらなる追加情報を探しましょう。この時には数カ所だけを参照するのではなく、できるだけ多くのウェブサイト、ブログを確認しましょう。

ステップ3 ブローカーのウェブサイトを徹底確認

希望にそったいくつかのブローカーに絞ったら、そのブローカーのウェブサイトをくまなく見ましょう。それぞれのFXブローカーの情報は、ほとんどの場合彼らのメインウェブサイトに載っています。

ここでチェックするポイントは、彼らへのコンタクト方法、オフィスの場所、歴史など情報に透明性があればあるほど信用できますよね。
オンラインブローカーでも、必ず彼らが働いている場所はあるはずです。もしウェブサイトに、オフィスの所在地や電話番号にメールアドレスがちゃんと記載されていないなら、論外です。

また、彼らと連絡を試しにとってみて、ちゃんと返事があるかも確認しなければいけませんね。
そこで彼らのサポートのレベルもすぐにわかるはずです。

最後に絶対確認しなければいけないのは、彼らの登録機関です。

これは、ブローカーの信用度に関わる大きな事柄で、単純に登録機関の数が多ければ多いほど、信用できます。それぞれの国の登録機関に登録すれば、もし何かしらの問題があった場合にもその国での資金関係の処理には、最後まで携わらなければいけないルールが生じます。

以下が主要なForexブローカーの登録機関です。

  • アメリカ - NFA, CFTC
  • カナダ - BCSC, CIPF, OSC
  • イギリス - FSA UK
  • スイス - SFDF, ARIF, FINMA
  • スウェーデン - Swedish FSA
  • デンマーク - Danish FSA
  • スペイン - CNMV
  • 日本 - FFAJ, FSA Japan
  • 香港 - SFC
  • オーストラリア ― ASIC
  • ドバイ - DMCC, DGCX, DFSA, ESCA

上記は主要な登録機関の例です。これが全てではなく、名称も時代により新しくなることをご了承ください。

ステップ4 口コミを確認

ブローカーや小遣い欲しさのアフィリエイターが書く偽の口コミやなどには注意!

1つでも2つでも多くの口コミを探して、何か気になる発言があった場合には、それを徹底的に調べて検証することが大事です。

ネガティブな口コミをしっかり参考にしましょう。

私がブローカーで働いていた頃も、いつも悪い口コミを目にしていました。

10人が10人、いい関係を築けるならいいですが、なかなかそうはいきません。
そして、ネガティブな口コミをする方のほとんどは自身の取引で資金がなくなったり、出金ルールを守ってくれなかったりして腹いせのために、口コミをネット上にばらまいている方です。ネガティブな発言もちゃんと根拠を探して、しっかり検証して参考にしていきましょうね。

ちなみによくあるのは、「ブローカーにお金を盗まれました!」というようなレビューですが…
彼らは、立派に金融監督機関に金融機関として登録され、大金を取り扱っている企業です。毎日の取引量、入金数だけでも数億円に達します。そんな彼らが数十万、または数百万円のためにビジネスを危険にさらすことはきっとしないでしょう。まあ、それも人それぞれの考えですが。

ステップ5 最後に確認

口座開設の際には、必ず利用規約の書類が提供されるはずです。
特にどこの金融機関にも登録されていないブローカーの場合には、その利用規約に何か怪しいことが書いていないか、しっかりと読んでおく必要があります。チェックボックスにすぐにチェックして、同意するということはできるだけ避けるようにしましょう。

以上が、みんなで海外FXが提唱したいFXブローカー選びの5つのステップです!
いいブローカー選びの参考になれば幸いです。

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