カウントダウン方式とストリーミング方式の違いと比較

まずは、カウントダウン方式とストリーミング方式の違いを次の表でご確認ください。

約定ルール 呼び方 リクオート スリッページ
カウントダウン方式 マーケット・エグゼキューション
(マーケット決済)
無し 有り
ストリーミング方式 インスタント・エグゼキューション
(インスタント決済)
有り 無し

上記表のとおり、カウントダウン方式とストリーミング方式は、同じ様に注文を処理するだけでもリクオートやスリッページの面でメリット・デメリットがはっきりと区別できます。

ご自身の取引手法にあった約定ルールを選ぶためにも、あわせて以下の解説をご確認ください。

カウントダウン方式

マーケット・エグゼキューション = カウントダウン

FXにおけるカウントダウンは、一般的には「Market Execution」(マーケット・エグゼキューション)とも呼ばれます。

市場価格で決済される仕組み

マーケット・エグゼキューション = カウントダウン

FX取引プラットフォームが、カウントダウン方式の場合、トレーダーの注文は市場価格で決済されます。

リクオートが発生しない

カウントダウン方式においてトレーダーの注文は必ず市場価格で決済されます。

そのため、「価格の再提示(Requote)」が発生しません。

スリッページが起こる

もし、注文後に為替レートが変動してしまった場合に、注文は、その変動後の価格にて約定します。

これを「スリッページ」といいます。

カウントダウン方式では、リクオートが発生しないかわりに、スリッページが発生します。(市場のボラティリティーが著しい時)

またMT4上の取引注文の際に「提示価格との価格誤差を有効にする」のポイントの設定は行えません。

ストリーミング方式

インスタント・エグゼキューション = ストリーミング

FXのストリーミング方式は、「Instant Execution」(インスタント・エグゼキューション)とも呼ばれます。

スリッページを抑えることができる

ストリーミング方式は、滑っても必ず約定するカウントダウン方式に対して、トレーダーの注文の約定価格を重視しています。

ストリーミング方式では、希望の約定価格に沿わない場合は、あらかじめ設定した値の範囲内で注文をキャンセルすることができます。

スリッページを制限する場合にはリクオートが発生

ストリーミング方式の場合「スリッページ」を制限することができます。

スリッページを制限することにより、トレーダーが注文後に為替レートが変動してしまった際には、「価格の再提示(Requote)」が発生します。

この価格の再提示「リクオート」が発生する条件は、MT4プラットフォーム内でも設定することができます。

スリッページの設定

インスタント・エグゼキューション = ストリーミング

スリッページ/リクオートを制限を設定したい場合は、MT4の新規注文画面にて「提示価格との価格誤差を有効にする」にチェックをいれ、価格誤差のポイントを設定してください。

ストリーミング方式やカウントダウン方式という約定のルールは、海外FX会社によってあらかじめ決められています。トレーダーごとに変更することはできません。