スキャルピングやそれに準ずる取引も大丈夫だとされるFX会社でも、口座凍結や強制解約、担当者より取引頻度についての相談が持ちかけられることは実際にあります。

全てのブローカーで超高頻度のスキャルピングは許容されない

海外ブランドは配信レートのスプレッドが広めに設定されていることが多いので、そもそも高速・高頻度取引のスキャルピングは難しいですが、仮にスキャルピング可能な市場環境であっても実際に高速・高頻度のスキャルピングを行うトレーダーはどのブランドでも敬遠されます。

高速・高頻度のスキャルピングが嫌われる理由

超高頻度のオーダー(約定するしないに関わらず)は回線に負担をかけることになります。

また、まともなブランドは常に顧客の注文に保険(ヘッジ)をかけていますが、高速・高頻度のスキャルピングはその保険の適用が間に合わないことからFX会社側のリスクを増加させます。

NDDをうたうブランド、スキャルピングを禁止していないのにスキャルピングを認めない事例があるブランドについて、

「スキャルピングを認めないのは、OTCだから」
「NDDなのにスキャルピングを認めないのは嘘をついている」

とおっしゃられるトレーダーの言葉は、一理あります。

しかし、質の高いNDDを提供するためには、FX会社側も可能限り、リスクと負担を抑え、手数料収入により健全に生計を立てていかなければいけません。

そのため、他のトレーダーの取引と比較し、極度にFX会社に負担をかけたりリスクをとるトレーダーはFX会社から追い出されてしまうことになります。

では、いったい何が大丈夫なのか?

スキャルピングOKとされていれば、この場合、スキャルピングは大丈夫です。

しかし、ここでいうスキャルピングは、ポジション保有時間は最低でも5分程度の比較的短い期間の取引だとお考え下さい。

前項でも「高速・高頻度」と記述していますが、許されるスキャルピングと追い出されるスキャルピングの違いは頻度と保有時間、その実行時間です。

「スキャルピングは焼き畑農業」

スキャルピングを焼き畑農業に例えるトレーダーがいます。

焼き畑農業は、新しい耕作地(FX会社)を見つけては焼き払い(スキャルピング)、わずかな収穫を得て、また新しい土地(FX会社)へ移動します。

しかし、焼き畑農業とは違いスキャルピングをして追い出されたトレーダーは、それ以降、時間をかけても再度同じの土地(FX会社)に戻ってくることは許されません。

そうして少しづつ行き場を失うことになるスキャルピングは、結果的にご自身の首を絞めるだけの行為となってしまいます。

「高速・高頻度」のスキャルピングEA(自動売買)や普通の個人では利用できないHFT(高頻度取引)をレクチャーする情報商材などもあり、こうした行為を繰り返す方が一定数いることも事実ですが、決して真似されないでください。

また、このスキャルピングの問題は、日常普通に取引をするトレーダーにはあまり関係がありません。取引頻度を過度に気にされることなく、スキャルピングもOKなNDDの取引環境を活用されてください。