債券とはお金を借りるために発行する証書のことです。国や地方自治体、企業はお金を投資家から借りるために、債券を発行します。国が発行した債券を「国債」、地方自治体が発行した債券を「地方債」、企業が発行した債券を「社債」といいます。

債権の種類

円建て債券

国債

個人向け国債

個人の方に限定した変動金利制の新しい国債です。安全性が高く、1万円から購入できます。

利付国債

国が発行、償還まで保有すれば安全性が高い債券です。
毎月発行で販売単位は5万円。マル優・特別マル優適格

政府保証債

政府機関による発行で、元利金の支払いを政府が保証している債券

地方債

公募地方債

主要な自治体が発行
ほぼ毎月発行で販売単位は原則10万円。マル優・特別マル優適格

事業債

普通社債、電力債など

企業が発行する債券
一般的に同年限の国債よりも利回りが高く、種類も多くなってきており、個人貯蓄商品として注目を集めてきています。マル優適格。

サムライ債

外国の発行体が日本の法律に基づき、円建てで発行する債券
原則として、元金、利払いともに円で為替リスクはありません。

ユーロ債

海外市場で発行される円建て債券
原則として、元金、利払いともに円で為替リスクはありません。

外貨建て債券

外貨建て債券

米国国債、
オーストラリア国債など

海外の市場で発行される外貨建て債券
元金、利払いともに外貨で為替差益・為替差損の可能性があります。
一般的に円建ての国内債よりも外貨ベースで好利回り。マル優は不可

円建て・外貨建て債券

仕組み債

一般的に、為替レートや株価指数などの動向により、利率や償還額(償還形態)が変動する債券

債権の特徴

債券には収益性、換金性、安全性の観点から以下の特色と魅力があります。

満期まで保有すれば原則として確定利回りが得られる

一般に、債券は定期的に利息を受け取ることができ、償還(=満期)まで保有すれば額面金額が戻ってきますので、資金性に合った計画的な運用が可能です。

償還前に原則として換金が可能

債券は原則として償還前に換金することが可能です。ただし、債券を途中で換金する場合は金利の変動等によって購入価格を下回る場合もありますので注意が必要です。

いろいろな種類の債券が発行されており、資金の目的に応じて選択可能

債券は比較的品揃えが豊富なため、安全性を考慮した選択をしたり、好収益を狙った選択をしたりすることができます。また、満期までの期間も1年〜10年までなど短いものから長いものまでありますので、運用期間も比較的自由に選択できます。

利付債と割引債

クーポンが付いている債券、つまり利払いのある債券のことを利付債といいます。クーポンの無い債券もあります。これを割引債といいます。割引債はクーポンが無い代わりに、発行価額を額面より安くして発行(割引発行)します。償還時に額面の金額が支払われるので、償還差益がいわばクーポンの代わりとなります。

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債券価格と金利の関係

クーポンが付いている債券、つまり利払いのある債券のことを利付債といいます。クーポンの無い債券もあります。これを割引債といいます。割引債はクーポンが無い代わりに、発行価額を額面より安くして発行(割引発行)します。償還時に額面の金額が支払われるので、償還差益がいわばクーポンの代わりとなります。

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債権のリスク

債券投資の主なリスクには、金利変動にともなう金利リスクや債務不履行リスクなどがあります。

金利リスク

金利リスクには、金利が変動することによって債券の価格が変動し、期待していたリターンが実現しないリスク(価格変動リスク)や、利子などを当初予定していた利回りで再投資できないリスク(再投資リスク)などがあります。

債務不履行リスク

発行者が、毎期のクーポンを支払えなくなったり、償還が予定通りに行なわれなかったりするリスクで、デフォルトリスクとも呼ばれます。この債務不履行リスクの度合いを測る尺度としては、格付機関が評価する格付があります。

途中償還リスク

債券には満期を待たず、発行者によって償還されてしまう場合があります(途中償還)。 この場合、当初予定していた利回りを上回ったり、下回ったりします。この途中償還による利回りの不確実性を途中償還リスクと呼びます。

為替リスク

日本の企業や外国政府、企業などが円貨以外の通貨で発行する債券は、為替相場の動きに影響されます。 たとえ好利回りな外貨建て債券であっても、満期で円高になっていれば投資元本を割り込む可能性もあります。逆に円安になっていればより高い利回りが実現します。このように為替相場の変動にともなう利回りの不確実性を為替リスクといいます。

債権の格付け

債務不履行リスクの可能性を判断する目安として「格付け」があります。一般的に格付けの高い債券ほど安全性が高いため、価格は高く、利回りは低くなります。逆に、格付けの低い債券ほど価格は安く、利回りは高くなります。こうしたことから、投機的とされる債券はハイ・イールド・ボンド(高利回り債券)とも呼ばれています。

「格付け」は民間の調査期間が独自に行っており、各社によって異なることがあります。また、発行体の状況等により変更されることがあります。

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