海外FX口座・海外証券口座の通貨建ては、その海外口座に対し入出金で連携する銀行口座と同じ通貨をお選びください。

例えば、日本の三井住友銀行に日本円建て(JPY)の口座をお持ちで、その日本円建て口座から入金を行い、出金もその口座へされる場合は、海外口座でも日本円建ての口座を開設されることをおすすめします。

※FX会社(証券会社)によっては、日本円建ての設定がない場合もあります。

通貨が異なる口座間では両替が必要となる

仮に、海外口座を米ドル建てで開設し、お持ちの銀行口座が日本円建ての口座だった場合は、資金を移動するたびに両替が発生します。

両替が発生する資金移動時は、どのような金融機関であっても両替手数料と送金手数料が発生します。両替手数料は、移動資金の2%~3%が相場です。

また、FX(外国為替証拠金取引)同様に、米ドルを日本円に両替にはその時の時価(為替レート)が適用されます。取引証拠金としてFX口座に預託している期間も、変動する時価の影響を受け、常にFXを行っている状態となります。

外貨預金と比較しても、多くのFX口座では金利が発生せずメリットがないため、口座の通貨建てを異なる通貨で設定されることはおススメしません。

銀行の両替手数料は高い

前述した、両替手数料2%~3%という相場は、一律に各金融機関が設定しているため比較や競争するサービスがなく当然となっていますが、実は1%でも不当に高いと言わざる得ない設定となっています。

両替手数料3%の場合

両替手数料が3%の銀行に外国の銀行から100万円相当を国際送金する例で手数料額を見積もってみましょう。

両替手数料 3%の場合、3万円
送金手数料 2,000円程度
中継銀行による手数料 3,000円程度
手数料合計 3万5千円程度

100万円の送金で3万円が両替手数料として徴収されます。この両替手数料に加え、国をまたぐ国際送金では2,000円程度の事務手数料が徴収されます。

ご利用の銀行が地方銀行だった場合は、国際送金の業務を取り扱う銀行を中継し、コルレス手数料(リフティングチャージ)などと呼ばれる手数料が発生します。

可能な限り同じ通貨建てでの開設をおススメします

上記の通り、異なる通貨建ての口座間で資金を移動させることにはデメリットが多く、みんなで海外FXとしては推奨しません。

開設される海外FX会社にて日本円建てのオプションがなく、通常お持ちの口座通貨以外の通貨選択がやむを得ない場合を除き、通常は今お持ちの口座に合わせて通貨をお選びください。