海外FX口座のECN方式とSTP方式の違いは何ですか?どちらが人気で、おススメの海外FX業者はどこですか? 目次

  1. ECN方式とSTP方式の違い(一覧表で比較)
    1. ECN方式とSTP方式は、同じNDDという注文処理の方法
    2. ECN方式は、トレーダーがマーケットと直接取引をします
    3. STP方式は、直接取引でも、海外FX業者が一度仲介します
  2. ECN方式とSTP方式はどっちがおススメ?
    1. ECN方式では、取引手数料 〇〇ドル/lotが発生します
    2. ECN方式より、STP方式のほうがスプレッドは狭いです
    3. トータルコストで比べると、ECN方式の取引口座がオススメ
    4. 海外FXが初めてなら、取引手数料がないSTP口座がオススメ
  3. ECN方式でおススメの海外FX業者
    1. Tradeview(トレードビュー)のcTrader口座
  4. STP方式でおススメの海外FX業者
    1. XM (XMTrading)のスタンダード口座

ECN方式とSTP方式の違い(一覧表で比較)

ECN方式とSTP方式とは、どちらも海外FX業者(海外FX会社、海外FXブローカー)が行っている注文の処理方法のことです。*1

  • ECN方式:Electronic Communications Network
    (エレクトロニック・コミュニケーションズ・ネットワーク)
  • STP方式:Straight Through Processing
    (ストレート・スルー・プロセッシング)

ECN方式は、その特徴から日本語で「電子取引所取引」と訳されます。

ECN方式を採用している国内FX業者では、「日本のくりっく365」が有名です。

*1 注文の処理方法とは、「トレーダー」と「海外FX業者(ブローカー)」、「マーケット」の三者間での具体的な取引の流れを意味します。また、マーケットとは正確には、LP(Liquidity Provider(リクイディティー・プロバイダー)、市場提供元)と呼ばれる銀行(インターバンク)や証券取引所などのことです。

ECN方式とSTP方式の違いを一覧表にまとめると、以下の様になります。

注文処理方式 取引の流れ
ECN方式 トレーダー
↓↑
マーケット
STP方式 トレーダー
↓↑
海外FX業者
↓↑
マーケット

多くの海外FX業者が複数の取引口座(口座タイプ)を提供しており、ECN方式を採用した取引口座とSTP方式を採用した取引口座の両方を提供しています。

ECN方式とSTP方式は、同じNDDという注文処理の方法

ECN方式とSTP方式は確かに違いますが、どちらもNDDという同じカテゴリの注文処理の方法でもあります。*2

*2 NDDは、No Dealing Desk(ノー・ディーリング・デスク)の略です。

NDDとは、FX取引の中で最も透明性が高い注文処理の方法

NDDとは、トレーダーからの注文をさばくディーラーが海外FX業者にいない注文処理の方法です。

海外FX業者にディーラーがいないということは、ECN方式やSTP方式のNDDではトレーダーがマーケットと直接取引するということです。

海外FX業者にディーラーが存在する方法に比べて、NDDは透明性が高い注文の処理方法と言われます。*3

透明性が高いとは、価格操作など海外FX業者によってトレーダーに不利な条件で取引される心配が少ないということです。

*3 海外FX業者にディーラーがいる注文処理の方法は、DD(Dealing Desk(ディーリング・デスク))やOTC(Over The Counter(オーバー・ザ・カウンター))と呼ばれます。

ECN方式は、トレーダーがマーケットと直接取引をします

次に、さらに具体的にECN方式とSTP方式の仕組みの違いを解説します。

ECN方式とは、海外FX業者が一切仲介をしないでトレーダーとマーケットが直接取引をする注文の処理方法です。

  • ECN方式でのFX取引の流れ:トレーダー ←→ マーケット

LPが提示したマーケットの生の為替レートで取引を行えます。

ECN方式の取引口座では、海外FX業者はトレーダーとマーケットでやり取りされる注文を把握するだけです。

トレーダーは、マーケットにいる他の個人トレーダーやプロトレーダー、さらには機関投資家と直接取引をします。*4

ECN方式の取引口座では、マーケットで売買される銘柄の「板情報」が見れるというメリットがあります。

*4 ECN方式では、オークション形式でFX取引がされます。板情報にある価格・ロット数とマッチすると自動的にFX取引がされる仕組みです。

STP方式は、直接取引でも、海外FX業者が一度仲介します

STP方式とは、ECN方式とは違い海外FX業者がトレーダーとマーケットのFX取引を仲介します。

  • STP方式でのFX取引の流れ:トレーダー ←→ 海外FX業者 ←→ マーケット

ただし、STP方式では海外FX業者がディーラーとして、トレーダーの注文を保留にしたり、さばいたりするわけではありません。

海外FX業者がトレーダーとマーケットの注文を仲介して、双方にマッチするFX取引を実行させる仕組みです。*5

ECN方式に比べて、STP方式は海外FX業者のスタンダードな取引環境・取引条件として設定されています

*5 ECN方式では、FX取引を「マーケット」で直接するイメージです。STP方式はFX取引をマーケットではなく、「海外FX業者の取引所」でするイメージです。

STP方式には、2種類の仲介方法があります:マーケットとインスタント

STP方式は、さらに2種類の注文の処理方法に分けられることがあります。

  • マーケット・エグゼキューション(Market Execution)
  • インスタント・エグゼキューション(Instant Execution)

マーケットとインスタントの違いは、海外FX業者の処理方法

マーケット・エグゼキューションとインスタント・エグゼキューションの違いは、海外FX業者の仲介の方法の違いです。

STP方式の種類 海外FX業者の仲介処理
マーケット・エグゼキューション トレーダーとマーケットの注文を直接ぶつける
インスタント・エグゼキューション 注文を直接ぶつけないで、海外FX業者が一度決済

STP方式のマーケット・エグゼキューションでは、海外FX業者がトレーダーから受け取った注文をマーケットにある注文と直接取引します。

STP方式のインスタント・エグゼキューションでは、海外FX業者がトレーダーから受け取った注文を一度決済して、マーケットにある注文と取引します。

マーケット・エグゼキューションより、インスタント・エグゼキューションのほうがスリッページが発生しにくいというメリットがあります。*6

*6 インスタント・エグゼキューションでは、海外FX業者が価格に関わらずスグにトレーダーからの注文を決済されます。そのため、マーケット・エグゼキューションと比較して価格が滑ることがありません。

ECN方式とSTP方式はどっちがおススメ?

仕組みの違いによって変わってくるECN方式の取引口座とSTP方式の取引口座の一般的な取引環境・取引条件の違いを下記にまとめます。

ECN方式 STP方式
スプレッド STPより狭い ECNより広い
取引手数料 あり なし
約定力が高くなる取引 大ロット 小ロット
板情報 みれる みれない
最低入金額 STPより高い ECNより安い
ボーナス STPより少ない ECNより多い
おススメのトレーダー スプレッドにこだわる上級者 手数料0円がわかりやすい初心者
おススメの海外FX口座 TradeviewのcTrader口座 XM(XMTrading)のスタンダード口座

ECN方式とSTP方式を比べると、どちらもメリット・デメリットがあるため、どちらがおススメという判断は難しいです。

ただし、ECN方式とSTP方式で迷われているトレーダーの多くは、スプレッドにこだわる上級者ですので、ECN方式を選んで間違はありません

ECN方式では、取引手数料 〇〇ドル/lotが発生します

ECN方式の取引口座では、通常は「10ドル/往復lot」のような取引手数料が発生します。*7

逆に、海外FX業者で取引手数料が発生する口座タイプは、ECN方式を採用している取引口座と言えます。

*7 取引手数料は5ドル/lotとなっている場合、1ロットあたり5ドルという意味です。例えば、1 lotの発注注文をすると残高から5ドル引かれます。そして決済注文をするとまた残高から5ドル引かれて、合計10ドル引かれることになります。取引手数料が片道lotなのか往復ロットなのか、さらには5ドルなのか5通貨なのか注意しましょう。

ECN方式より、STP方式のほうがスプレッドは狭いです

ECN方式の取引口座では取引手数料が発生しますが、スプレッドはSTP方式の取引口座より狭い傾向にあります。*8

ただし、取引手数料もスプレッドの大小も、以降に説明する海外FX業者の収益形態の違いから生まれる差異になります。

*8 海外FX業者やマーケットの状況次第では、ECN方式の取引口座とSTP方式の取引口座でスプレッドが同じになり、取引手数料でECN方式の取引口座のほうが存するケースもあります。

スプレッドには、海外FX業者の利益となるマークアップが含まれます

スプレッドとは、売値(SELL)と買値(BUY)の価格差のことです。

MT4-MT5-MetaTrader4-MetaTrader5-Sell-Bid-Buy-Ask-Order-Price-3

通常、スプレッドには「マークアップ(Markup)」とも呼ばれる海外FX業者の利益が上乗せされています。

海外FX業者は、STP方式ではECN方式と同じ取引手数料を受け取らない代わりに、マークアップが追加されたスプレッドによる価格のズレから利益をえています。

トータルコストで比べると、ECN方式の取引口座がオススメ

既に、スプレッドにこだわるならECN方式の取引口座がオススメと紹介しましたが、スプレッドを含むトータルコスト(取引コスト)という言葉を使ってECN方式の取引口座がおススメである理由を解説します。

トータルコストとは、取引手数料+スプレッドで求められるコスト

トータルコストとは、「取引手数料」と「スプレッド」を足して計算できる取引にかかるコストのことです。*9

取引のたびに海外FX業者に支払う取引手数料と、海外FX業者の利益となるマークアップがのったスプレッドを足します。

*9 トータルコストは、取引コストと呼ばれたりもします。

ECN方式とSTP方式を比較する時は取引手数料をスプレッド換算します

ECN方式とSTP方式の取引口座を比較するためにトータルコストを計算する際、取引手数料をスプレッド換算する方法が一般的です。

スプレッド換算は、例えば10ドル/往復lotの取引手数料なら、1.0 pipのスプレッドと表現できます。

*10 スプレッド換算の具体的な式を簡単にまとめると次の様になります。取引手数料 X通貨/lot = スプレッド 0.X pips、取引手数料 X0通貨/lot = スプレッド X.0 pips

そして、上記の方法で取引手数料をスプレッド換算して求めたピップ数(pip)を通常のスプレッドに足したトータルコストを比較しても、STP方式の取引口座よりECN方式の取引口座のほうが優れている結果になることが多いです。

サンプル1 ECN方式 STP方式
取引手数料 10ドル/往復lot
(1.0 pip)
0ド/lot
(0.0 pip)
スプレッド 0.1 pips 1.5 pips
トータルコスト 1.1 pips 1.5 pips

海外FXが初めてなら、取引手数料がないSTP口座がオススメ

ECN方式のほうがスプレッドが狭くなり、トータルコストも安いため、実質的にメリットが多いと解説しましたが、STP方式にデメリットしかないわけではありません。

海外FX業者でのFX取引が初めてなら、取引のたびにわかりづらい取引手数料が引かれることがないSTP方式の取引口座のほうがおススメです。

小ロットの取引なら、STP方式のほうが約定力が高くなります

さらに約定力の面でも、1 lotの10万通貨程度の小ロットのFX取引なら、STP口座のほうが優れています

ECN方式ではプロトレーダーや機関投資家など比較的に取引量の多いトレーダーを相手にするため、その銘柄の取引が活発な時間大ロットの取引をする場合に特に優れていると言われます。

それに対して、STP方式では海外FX業者が都合のいい取引相手に仲介してくれるため、小ロットの取引をする場合に特に優れていると言われます。

*11 海外FX業者にはSTP方式で仲介できるキャパがあるため、経済指標の発表時などに約定力が低下する傾向にあると言われます。しかし、ECN方式でも経済指標時に約定率が低下して、スリッページが発生しやすくなるため、ECN方式とSTP方式で大きな違いはありません。

海外FX業者のスタンダードな取引環境・取引条件は多くがSTP方式です

多くの海外FX業者は、スタンダードな口座タイプでSTP方式を採用しています。

そのため、STP方式の取引口座では、海外FX業者の提供するボーナスが受け取りやすかったり、最低入金額のハードルが低いなど、海外FXを始めやすい環境がそろっていることが多いです。

ECN方式でおススメの海外FX業者

スプレッドが狭く、トータルコストが安いECN方式の取引口座で人気・おススメされる海外FX口座は、Tradeview(トレードビュー)のcTrader口座です。

Tradeview(トレードビュー)のcTrader口座

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Tradeviewは、ILCと呼ばれる独自のネットワークによるECN方式を構築することで、業界でも最小スプレッドと評判の海外FX業者です。*12

*12 ILCとは、Innovative Liquidity Provider(イノベーティブ・リクイディティー・プロバイダー)の略です。

Tradeviewの詳しい会社紹介ページ

TradeviewのcTrader口座(Cトレーダー口座)は、業界最小スプレッド

特にcTrader(Cトレーダー)は、ECN方式のFX取引に最適な取引プラットフォームの一つです。

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他にもスプレッドの狭いECN方式の取引口座なら、「Axioryのナノスプレッド口座」や「TitanFXのZeroブレード口座」、「Yadixのプロ口座」が人気です。

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STP方式でおススメの海外FX業者

多くの海外FX業者がスタンダードな取引環境・取引条件として採用するSTP方式の取引口座なら、一番人気のXMTrading(XMトレーディング、XM)のスタンダード口座がオススメされます。

XM(XMTrading)のスタンダード口座

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XM(XMTrading)のスタンダード口座はスプレッドが広いと言われがちですが、STP方式の取引口座でこれほど人気があって、約定力が高い取引口座はありません。

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口座開設ボーナス 3,000円が受け取れるXMTradingのスタンダード口座

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XMTradingのスタンダード口座なら、口座開設だけで3,000円がもらえる口座開設ボーナスが受け取れます。

XMTradingの口座開設ボーナスとは

最低入金額がワンコイン500円のXMTradingのスタンダード口座

さらに、XM(XMTrading)のスタンダード口座は、口座開設ボーナス 3,000円だけでなく、100%入金ボーナスや20%入金ボーナスの受け取りも、XMTradingの公式キャッシュバックのロイヤルティープログラムへの参加も全て申し込み不要でできます。

また、XM(XMTrading)のスタンダード口座の最低入金額は、ワンコイン500円という手軽に入金できる条件がそろっています。

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