取引手数料はpips換算がおすすめ

各海外FX会社や口座タイプで異なりますが、取引手数料 (コミッション)は、1往復ロットあたり、5ドルなどと設定されている取引口座があります。*

そのような場合、取引手数料をスプレッドと同じように、pips換算 (ピップ換算/スプレッド換算)することをおススメします。

pip変換式 (pips換算式)は、以下のように出来ます。

取引手数料 Xドル = スプレッド 0.X pips **

例) 取引手数料 5ドル = スプレッド 0.5 pips

* 取引手数料や、スプレッドの幅は、海外FX会社 (海外FX業者/海外FXブローカー)や、口座種類で異なります。
** ただし、コントラクトサイズ (契約サイズ)が、1 lot = 10万通貨単位の取引条件下となります。

トータルコストとして考える

最低スプレッドが 0 pipのゼロスプレッドを実現している海外FX口座 (海外口座)では、取引手数料が発生することが多々あります。***

そのような場合、スプレッドと、取引手数料を足して算出した、取引に関わるトータルコストとして考えられます。

スプレッド + 取引手数料 = トータルコスト

トータルコスト (実質スプレッド)に変換することで、他の取引手数料が発生しない取引口座と比較など、比べることが出来るようになります。

トータルコストの例)

スプレッド 取引手数料
(コミッション)
トータルコスト
(実質スプレッド)
0.0 pips 0.5 pips
(往復 5ドル)
0.5 pips
0.5 pips 0.5 pips
(往復 5ドル)
1.0 pips
0.7 pips 0.5 pips
(往復 5ドル)
1.2 pips

また、実質スプレッドとは、キャッシュバックIBなどで、リベートを受け取る際に、実際のスプレッドからリベート分のスプレッドを引いたスプレッド値を指すこともあります。

*** NDD方式の取引口座でも、ECNの口座タイプが、取引手数料が発生します。STPでは通常発生しません。