海外FX業者 (世界のFX会社)のFXプラットフォームのほとんどは、OTCとSTP(NDD)の使い分けが主流です。

STPの提供には資金がいる

STP口座の提供には、トレーダー側の取引量・入金額に合わせ、FX会社側もマーケットにまとまった資金を担保しなければいけません。

そのため、小型で資本力が無いFX会社におけるFX口座の場合は、NDD/STPと公称していても、実際にはSTPを装ったOTCということがあります。

もちろん、「ECN口座」や「STP口座」と限定的なネーミングがされた口座では、常にECNおよびSTPとなるはずですが、その際は、たいてい取引口座利用のための投資額に下限(高額な初回入金額)が設定されています。

一部の自称事情通が作り出した幻想

海外のFX会社にはNDDがあり、日本国内のFX会社が全てOTC (店頭取引、相対取引、呑み業者)というのは、金融のプロなどを自称する方々が始めたウソです。

このウソに極端な話題性がありネタにしやすかったために、今でも海外FX業者は全てNDDだと語られることがあり、反対に日本国内は全てOTCと言われることがありますが、海外FX業者は全てNDD国内FX業者は全てOTCということはなく、海外でもOTCのFX会社は多く、日本国内にもNDDのFX会社は存在します。