みんなで海外FXでは、数億円を預託することはできても、その数億円を取引証拠金として利用できるFX会社は掲載していません。

数億円預託した場合に、預託資金を取引証拠金として利用できないのは、FX取引がレバレッジを利用する投資のためです。

例えば、XMの888倍の口座に1億円を預け満玉(フルレバ)を張った場合、888億円の資金を市場で動かすことになります。

参考: XM (xmtrading.com)

1日に数兆円という資金が動くと言われる為替市場であっても、普通のリクイディティ・プロバイダ(銀行など)はその巨額な建玉(ポジション)を処理することができません。

また、通常、その一瞬一瞬にリクイディティ・プロバイダから顧客に対し提供されている処理できる注文量は多くてもせいぜい数十ロット(1ロット10万通貨、数百万通貨)です。

リクイディティの許容量を超える注文が出された場合、スリッページやリクオートが発生し取引になりません。

※スリッページやリクオートの仕組みはここでは割愛します。

※ここではXMを例にあげていますが、すべてのFX会社で同様です。

通常は数百万円が上限

XMは、預託証拠金が200万通貨(200万円)を超えると、対象となる取引口座のレバレッジは引き下げられます。(理由は上記の通りです)

そのため、実際に1億円という巨額で取引はできません。

FX会社により目安となる金額は異なりますが、この口座毎のレバレッジ制限は、みんなで海外FXに掲載されるすべてのFX会社で共通です。

交渉不可、特別扱いはありません

みんなで海外FXでは、MAM/PAMMの取引や大口のお客様向けに細かい調整をさせていただくこともありますが、基本的にどんなお客様ではあっても特別扱いは無く、レバレッジの制限を避けることはできません。

億を預託できても取引はできない

FX会社に預託した資金は、銀行で管理され特別な上限が設けられていることは少なく、億単位の預託は可能です。

しかし、億単位の資金をすべて証拠金として利用すること、レバレッジかかった口座で億のトレードをすることはできません。