リテールとは、個人投資家という意味

海外FX会社 (海外FX業者 または 海外FXブローカー)やオンラインウォレット (電子ウォレット または eWallet)などの資金送金サービスにおける「リテール顧客」とは、個人投資家のことを示します。

リテール (Retail)という言葉そのものは、小売という意味があります。

リテールの反対は、「プロ顧客」

XM (エックスエム または XMTrading)など多くの海外FX会社では、EUの金融業界における金融商品市場指令のルールに従い、お客様トレーダーを「リテール顧客」と「プロ顧客」に区別しています。*

「プロ顧客」とは、個人投資家の対義語にあたる表現で、エンジェルインベスターなどとも言われる一定の資格を満たす投資家や機関投資家、投資会社などの法人・企業・団体などのプロの投資家を指します。

* 欧州連合の金融商品市場指令 (MiFID: Markets in Financial Instruments Directive)とは、EU圏内外の金融マーケット、資本市場における包括的な規制で、正確には2007年11月から施行されている金融商品市場指令 (MiFID)の2018年改正後の第2次金融商品市場指令 (MiFID2)を指します。

XM (XMTrading) 公式サイト

似たようなリテールの利用例

小売りの意味のリテールを使った他の言葉を例にすると **

  • 個人営業を「リテール営業」
  • 個人向けを「リテール向け」

などがあります。

リテールの小売りという意味の用法に対し、卸売のことを「ホール」と呼びます。

まれに、金融機関やFX会社においても、機関投資家や銀行のことをホールと呼ぶこともあります。

** 業界や会社により少しずれがあります。上記は、あくまでもリテールの使用例です。

法人口座も通常は「リテール」

法人口座も、通常はリテール顧客に含まれます。

組織や海外FX会社によっては、リテールと区別している場合がありますので、各社のルールを事前にご確認下さい。

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