まずブローカーから、通告もなしに突然レバレッジを調整されることはありません。

そして、レバレッジが下げられる理由としては、以下のいずれかがあげられるかと思います。

  • 取引口座にある資金が多い(約500万円以上)。
  • 合計取引数量が多い(保有数約100ロット以上)。
  • 将来的に市場が不安定になることを予測している。

スイスフランの例

2015年初旬に起こったスイスフランの出来事のように、ある特定の通貨の値動きが特別に不安定な場合には、その通貨のみのレバレッジを下げるとの連絡があることでしょう。

(実際にスイスフランの一件、ブラック・サースデイの後には、多くのブローカーでそういう処置がとられました)また、このケースでは、1日ほどしか変更までの猶予が与えられないこともあり、すぐにすべての口座のレバレッジ変更が行われました。

証拠金額が大きい場合

または、ある特定の口座のみのレバレッジを変更する場合には、ブローカー側からそれぞれの取引口座での取引状況を確認し、リスクが高いと診断された場合にのみ、レバレッジを下げるとの連絡があります。

そのような場合には、取引を閉じたり、資金を他の口座へ移動することでレバレッジ変更を避けることができます。

余程、緊急の対応が迫られるなどしない限り、通告後24時間以内などの突然の強制的な変更を行う場合は稀です。多くの場合に、ブローカーから1週間以上は前には連絡があり、必要証拠金の調整を行う猶予が与えられるはずです。

もし、不安な場合には自分の取引口座においてレバレッジの変更が検討されていないかどうかブローカーへ直接問い合わせをしてみてくださいね。

人気ランキングはこちら