FXマーケット・為替相場において、最も市場の取引が活発かつ活気のある時間帯は、日本時間の21時(夜9時)から翌日2時(深夜2時)ごろまでです。

この最もFXマーケットが活発になる時間帯は、ニューヨーク(アメリカ)が市場に参加する時間帯です。

日本時間で夜中9時にニューヨーク市場が始まると、世界最大のニューヨークとロンドンの2市場が重なることになり、市場の活気が増します。

他にも、日本時間0時前は、ロンドン・フィックスと呼ばれる時間帯にあたり、日本時間夜の時間帯でも特に活発に動く時間帯のひとつです。

ロンドン・フィックスとは

ロンドン・フィックスは、イギリス・ロンドンを拠点とする金融機関がその日の対顧客向け相場(レート)を決める時間のことです。ロンドンの現地時間で、16時です。

対顧客向け相場とは、いわゆる仲値のことで、日本時間では午前9時55分から10時までの5分間がこの仲値決定の時間に当たります。

夏時間では、日本時間で午前0時が、冬時間では、日本時間で午前1時がロンドン・フィックスの時間です。

ロンドン・フィックスは、ロンドン・フィキシングとも呼ばれます。