損失額の計算に、失ったボーナス額も含めて下さい

海外FX業者から受け取ったボーナスは、税金がかかる海外FXによる所得に大きく関係します。*1

*1 海外FXの所得 = 海外FXの利益 – 海外FXの損失 -海外FXの必要経費

ボーナスを受け取った後、取引でボーナスを失った場合には、失ったボーナス額も損失として計上できます

例1:ボーナスがない海外FX業者の場合(利益・損失)

まずは、国内FX業者と同じようなボーナスが一切ない海外FX業者の例を示します。

例1 ボーナスがない海外FX業者a ボーナスがない海外FX業者b
入金した自己資金 10万円 10万円
受け取りボーナス ±0円(なし) ±0円(なし)
取引後の損益結果 +40万円 -10万円
確定申告する損益 +40万円 -10万円 = +30万円

また、ほとんどの海外FXには追証なしのゼロカットが適用されているので、入金額以上の損失を受けることはありません。

*1 もしも入金額以上の損失を受けた場合は、海外FXの所得と同じ「雑所得」という所得区分にあるその他の利益からマイナスできます。ただし、国内FXと同じ損益通算(3年間の損失繰り越し)ができませんので、雑所得が合計してマイナスになった場合に確定申告しても何の還付もありません。

海外FXと同じ雑所得に含まれる収入の例:仮想通貨の売買益、アフィリエイトの広告収入 など

例2:入金ボーナスがある海外FX業者の場合(利益・損失)

次の100%入金ボーナスがある海外FX業者の例をします。

例2 ボーナスがない海外FX業者c ボーナスがない海外FX業者d
入金した自己資金 10万円 10万円
受け取りボーナス +10万円 +10万円
取引後の損益結果 +40万円 -20万円
確定申告する損益 +40万円 -20万円 = +20万円

海外FX業者dで発生した損失は、入金した10万円と無料で受け取ったボーナス10万円です。

つまり、失った資金の半分は自己資金ではないボーナス額ですが、海外FXの損失として計上しても問題はありません

ただし、余ったボーナスを利益に含めなくても大丈夫です

海外FX業者から受け取ったボーナスを失った時に「損失」として換算できるという意味はわかったかと思います。

反対に、受け取ったボーナスは「利益」に含めないのか?という疑問がわきます。

とりあえずは、海外FXの利益を計算する際に受け取ったボーナス額を含めなくても大丈夫の様です。*2

つまり、例えば海外FX業者 XMTrading(XM)から口座開設ボーナス 3,000円を受け取ったからといって、3,000円分の利益が発生したとはなりません。

海外FXの節税・節約の裏ワザとして紹介されるボーナスの取り扱いですが、現状はグレーゾーンで明確な決まりが無いため都合よく解釈しているだけですので、その点は覚えておいて下さい。

*2 海外FX業者から受け取った出金ができないボーナスは、法律的な解釈が明確な答えが無いため上記のように取り扱えます。出金ができるボーナスは利益ですのでご注意ください。

海外FXのわかりやすい仕組みまとめ