SCAM = 詐欺、海外FX詐欺

SCAM (スキャム)とは、直訳すると「詐欺」という意味です。

用法としてもそのままになりますが、「SCAMブローカー」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。

「ブローカー」とは

ブローカー (= Broker)とは、FX業者やバイナリーオプションの業者など、金融サービスを提供する会社を意味しています。

一般的には、

  • 株式や債券などを取引を扱う証券会社
  • 通貨ペアの取引を扱うFX会社
  • コモディティの取引を扱うCFD会社

などがブローカーと呼ばれます。

CFD会社の扱うCFD取引は、一般的に金取引や原油取引、その先物取引のことを意味します。しかし、株式のCFD取引など、CFD取引で取引できる銘柄に制約はなく、厳密にはFXもCFD取引に含まれます。2017年頃からは仮想通貨 (暗号通貨)のCFD取引も流行しています。

仮想通貨取引所もブローカー

仮想通貨取引所 (仮想通貨交換業者)は、ほとんどが「取引所」という大それた自称をしますが、多くも仮想通貨取引のブローカーです。

FXのSCAMとは

SCAMブローカー = 詐欺業者

FXでSCAMブローカーといえば、「詐欺のFX業者」という意味です。

FX業者とは書きますが、FX業者を装った詐欺組織と呼ぶ方が適切かもしれません。

SCAMを訴えるブログやサイトがSCAMの場合も

しかし、実のところネットの書き込みでSCAMと書かれていても、そのSCAM情報は、一切あてになりません。

多くのSCAM情報は、クレーマーや無知なユーザーによる勘違い

SCAM・海外FX詐欺会社の情報のほとんどは、負けたトレーダーの腹いせや思い込みからのクレーム、ただの中傷です。

悪質な中傷では、具体例や証拠も用意せず、でっち上げた出金拒否情報で全てのFX会社を詐欺だと断定している例もあります。

2016年夏頃から、徹底的にすべてのFX業者を詐欺だとして嘘の悪評で煽りユーザーを集め、特別優れてもいない別のFX会社を優良なFX会社として紹介するという極めて悪質なブログもいくつか確認されています。

「OTC = 詐欺」は間違い

嘘のSCAM情報や「金融のプロ」や「勝ち組」を自称する方の話でよくある話に、「OTCのFX会社や取引口座は全て詐欺(SCAM)」というものがあります。

OTCは、正しいビジネス

OTCは、OTC(店頭取引、相対取引)と呼ばれるFX会社のひとつのビジネスモデルです。

SCAMブローカーが、OTCのビジネスモデルを利用していることが多いという事実から、「OTCはSCAM」という言葉の全てが間違いではありませんが、「OTC = 詐欺」は間違いです。

OTCは、詐欺ではありません。

当然のことですが、SCAMブローカーは、STPやECNなどのNDDの環境を提供することができません。そのため、必然的に呑み屋となり、呑み屋としての仕組みはOTCと呼ぶことになります。
しかし、SCAMブローカーは、FX会社ではありません。SCAMブローカーは、FX会社のようにみえるただの詐欺業者です。
そのため、詐欺業者について「SCAMは、OTC」や「OTCは、SCAM」という表現は、そもそも、適切ではありません。

関東財務局の警告は「詐欺ではない」

「関東財務局の警告 = SCAM」は間違い

日本では、関東財務局や金融庁が「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」と題して海外FX業者の一覧を掲載しています。

この一覧に掲載されているFX会社には、本物の詐欺業者も含まれますが、警告の一覧に掲載されていること自体は詐欺ではありません

日本国外を拠点に営業を行っている外国のFX会社(海外FX会社)は、様々な理由により、日本の許認可を得ることができません。

日本の許認可を得ていない海外FX会社は、海外でFXの営業を行う限り必ず関東財務局の公表する警告の一覧に掲載されます。

ネット上には、関東財務局や金融庁が発した警告を詐欺の証拠のように扱い解説するまとめサイトなどもありますが、あくまで日本の許認可を得ていないというだけのリストですので真に受けないようにしてください。

SCAMの情報はしっかりと精査を

SCAM (詐欺)情報は、一見してセンセーショナルでつい耳を傾けてしまいがちとなりますが、本当に有意義な情報をしっかり見極め、正しい判断をされてください。