exness(エクスネス)はロスカットレベルゼロ?証拠金維持率が何%で強制決済される? 目次

  1. exnessのロスカットレベル
  2. ロスカットレベル0%の意味
    1. ロスカットレベルゼロではないとき
  3. ゼロカット対応
  4. マージンコール
    1. 口座タイプごとのロスカットレベル
  5. トレーダーごとに違う?
    1. ロスカットレベルに例外
  6. ロスカットレベルゼロを悪用

exnessのロスカットレベルは0%

海外FX業者 exness(エクスネス)のロスカットレベルは、証拠金維持率の0%です。

海外FX業者 exness(エクスネス)のロスカットレベル(ストップアウトレベル)は証拠金維維持率0%です。

exnessの口座タイプや取引環境と取引条件のページでは、「ストップアウト(Stop Out)」と書かれている数値がロスカットレベルになります。

ロスカット以外の条件はこちら

ロスカットレベル(Loss Cut Level)とは、ポジションを持った後、予想とは反対の方向に相場が動いた時、それ以上の損失を止めるためにシステムで強制決済されるタイミング(証拠金維持率)のことです。

例)有効証拠金と必要証拠金が同額なら、証拠金維持率100%。含み損で有効証拠金が下がって有効証拠金<必要証拠金となると、証拠金維持率は90%、80%と下がる

exnessのロスカットレベルゼロの意味やメリット

ロスカットレベルは海外FX業者(海外FXブローカー/海外FX会社)ごとに違いますが、exnessのように一般的にロスカットレベルは低いほうがトレーダーから良い取引環境という高い評価を得られます。

海外FX業者 exness(エクスネス)のロスカットの確認方法です。

ロスカットレベル 意味
100% 注文に必要な証拠金が100%残った状態で強制決済
50% 注文に必要な証拠金が50%になるギリギリまで取引できる
0% 入金額が完全になくなるまで取引できる

ロスカットレベルゼロのexnessでは、ロスカット(強制決済)されて市場から退場したときに証拠金が0円になります。

はじめてのexnessはこちら

exnessのようにロスカットレベルゼロではないとき

ロスカットレベルが証拠金維持率の100%や50%のFX口座は、ロスカットされたときに入金額(証拠金)が少し残ります。

そのため、今の注文(オープンポジション)で全額つぎ込みたいというトレーダーにはexnessのようにロスカットレベルは低いほうがいいです。

exness(エクスネス)のロスカットは基本的に証拠金維持率の0%ですが、「ミッド価格のストップアウト」や「ミッドプライスストップアウト」などと呼ばれる特殊な仕組みを導入しています。

参考ページ:マイナス残高でもロスカットされない「ミッド価格のストップアウト」や「価格ボラティリティ保護」とは?(日本語解説)

exnessはゼロカット対応だから運用効率が高い

海外FX業者 exness(エクスネス)でロスカットされたときの表示例です。

海外FX業者 exness(エクスネス)のロスカットレベルが証拠金維持率の0%で気になるのは追証です。

exnessは、ゼロカットシステムによって追証なしなので借金リスクゼロです。

もし、急激な相場の動きからexnessでスリッページが発生して-10万円などのマイナス残高になったときでも、自動的に残高はリセットされて0円に戻ります。

スリッページとは、約定価格から滑ることです。X(旧Twitter)上では特にTitanFXThreeTraderがトレーダーのスリッページが発生したというポストに対して原因究明、損失補てんなどのリプライをしていることがあります。

スリッページの例)ドル円の買い注文の損切り価格として1ドル100円を設定したが、実際には1ドル99円で決済された

enessのマージンコールレベルは、口座タイプで違う

海外FX業者 exness(エクスネス)のマージンコールは証拠金維維持率30%か60%です。

海外FX業者 exness(エクスネス)の全ての口座タイプでロスカットレベルゼロですが、マージンコールレベルは違います。

exnessには、マージンコールレベルが証拠金維持率の60%のスタンダード口座と30%のプロ口座のカテゴリーがあります。

マージンコール(Margin Call)とは、オープンポジションの含み損が増えた時に、ポジション維持のために証拠金を追加入金して下さい、という追加証拠金の入金の催促です。日本の国内口座では、マージンコールで入金を求められる資金を追証(追加証拠金)と呼び、マイナス残高になったときに請求される資金を損失補てんと呼びます。追証の扱いの違いにはご注意ください。海外FXの追証なしとは、マイナス残高時の損失補てんの請求トレーダーに来ないためトレーダーがFXで借金をすることがないことを意味します。

exnessの口座タイプごとのロスカットレベルとマージンコールレベルの一覧

以下が、exnessの口座タイプごとのマージンコールレベルとロスカットレベルです。

口座タイプ マージンコール ロスカット
スタンダード口座 60% 0%
スタンダードセント口座 60% 0%
プロ口座 30% 0%
ロースプレッド口座 30% 0%
ゼロ口座 30% 0%

マージンコールとロスカット以外の口座タイプ毎の違いについては、exnessの口座タイプの違いは何ですか?スタンダード口座とスタンダードセント口座、プロ口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座はどれがオススメですか?をご確認ください。

口座開設(無料)はこちら

exnessのロスカットレベルはトレーダーごとに違う?

もしも、exness(エクスネス)で証拠金維持率が0%になっていないのにロスカットされた場合は、日本語ライブチャットなどでカスタマーサポートへお問い合わせ下さい。

表中のストップレベルの値は変動する場合があり、特定の高頻度の取引戦略やエキスパートアドバイザーをご利用のトレーダーにはご利用いただけない場合があります。

exness「ストップレベル」より

exnessに限らず利用規約違反や禁止手法(不正な取引)に近い行為をしたら、取引環境と取引条件の変更や取引制限がかかる場合があります。

日本語サポートはこちら

exnessでロスカットレベルゼロにならない例外

海外FX業者 exnessではロスカットレベルゼロに例外があることを認めています。

海外FX業者 exness(エクスネス)のロスカットレベルゼロには例外があることを知っておこう。

ストップアウトレベルは、初期設定では、すべての口座タイプで0%に設定されています。*

初期設定では、証拠金維持率が0%に達すると、ストップアウトレベルが0%に設定されているため、ストップアウトが発動されます。

*毎日の休憩時間中の株式の場合、0%のストップアウトレベルが100%に調整され、未決済注文が自動決済されますのでご注意ください。

exness「注文は何によって自動決済されますか?(ストップアウト)」より

exnessのロスカットには、初期設定のロスカットレベルゼロ以外の設定があります

そして、exnessで米国株などの株式CFDを取引するトレーダーは、短期売買じゃないなら証拠金維持率が100%以上ではないとロスカットされます。

もっと詳しくはコチラ

exnessのロスカットレベルゼロを悪用した「原資抜き」

海外FX業者 exness(エクスネス)ではオープンポジションを持った状態の取引口座から、資金移動と出金ができます。

exnessで原資抜き(げんしぬき)と呼ばれる取引手法です。

含み益が出ているexnessのFX口座では原資抜きといわれる方法で、資金移動や出金をして残高0円にできます。

exnessで原資抜きと呼ばれる資金管理の手法は、レバレッジ無制限とロスカットレベルゼロの仕組みを利用した方法です。

exnessの原資抜きとは?