注文時に設定する、損失を抑えるため閾値(トリガー)となる価格です。

ストップロスとは?ストップロスの意味

FX・CFDのストップロス(Stop Loss)とは、トレーダーが注文時に設定できる損切りのことです。

例えば、ドル円USDJPY)の買い注文をする時に、もし売り値が100円になったらそれ以上の損失には耐えられないと判断した場合、注文画面で損切り価格を100円と入力します。

そして、予想と反する方向にチャートが動いて含み損が広がり、ドル円が100円になると、ストップロス(損切り)によって自動決済されます。

ストップロスを設定すると、もしチャートが予想と反する方向に動いて含み損が大きくなっても損失をコントロールできます。

ストップロスの設定方法

MT4(メタトレーダー4)・MT5(メタトレーダー5)の注文画面でストップロスを設定する方法

ストップロスは、MT4(メタトレーダー4、MetaTrader4)では上記の画面のようにオーダーの注文の画面にある決済逆指値(S/L)で設定できます。

S/LとはStop Lossの略です。

MT5(メタトレーダー5、MetaTrader5)でも同じように設定できますし、パソコンソフトに限らず、MT4・MT5のスマホアプリでも設定できます。

ストップロスはドル円などのFX通貨ペアだけでなく、金や原油、日経平均株価、米国株、ビットコインなどのCFD銘柄でも設定できます。

ストップロスの設定は、買い注文でも売り注文でもできます。

ストップロスに関係する用語

ストップロスは、逆指値注文(ストップロスオーダー)とも呼ばれます。

そして、MT4・MT5の注文画面で表示される決済逆指値の隣にある決済指値(T/P)は、利確のことです。

利確(りかく)は英語でTake Profitで、略してT/Pです。

また、ストップロスの日本語の逆指値注文の反対は、指値注文(ペンディングオーダー)になります。

指値注文とは、いくらになったら新しい注文を出すという予約注文のことです。

ストップロスとロスカット、ゼロカットは全部違う言葉

海外FX業者(海外FXブローカー、海外FX会社)で取引を始めると、決済に関係する下記の3つの言葉を目にします。

用語 意味
ストップロス トレーダーが注文時に設定する決済価格
ロスカット 証拠金維持率で決めらる強制決済のライン
ゼロカット マイナス残高になった時に残高が0円にリセットされる機能
ロスカットは、ストップアウトとも呼びます。

トレーダーが設定できるのは、ストップロスの価格だけです。

ロスカット(ロスカットライン)は海外FX業者や口座タイプごとに決められており、設定したストップロスとは関係なく、例えば証拠金維持率が50%を下回ったらそれ以上の損失を抑えるために強制決済するような仕組みです。

そして、ゼロカットは追証なしと呼ばれる借金リスクをゼロにする機能のことです。

スリッページで想定外の損失を被る

FX・CFDの注文時にストップロスを設定すると、もし市場価格が想定とは反対の損失が出る方向に動いた場合でも、ストップロスとなる損切り価格に達した時点で決済され、想定の範囲内で損失を抑えることが出来ますと解説しましたが、あくまでも理想的な場合に限ります。

NDDを採用している海外FX業者では、スプレッドが変動しますし、スリッページも発生します。

スリッページとは、注文したい価格とは違う価格で注文されたり、決済したい価格とは違う価格で決済されるような価格が滑ることです。

価格が大きく動いているハイボラティリティーの状態やクリスマスや年末年始にかけてよく起こるリクイディティーが低下した市場では、スリッページが発生しやすいため、ストップロスを設定していても指定した価格より悪い価格で決済されることもあります。

ストップロスが設定できない理由と原因、対処方法

MT4やMT5でストップロスが希望の価格で設定できない場合や設定してもエラーとなって注文できないことがあります。

原因は、現在の市場価格と設定したいストップロスの価格が近すぎるためです。

多くの海外FX業者で、ストップロスを設定する際、現在の価格から一定の距離(価格差)を確保する必要があります。

ストップロスの逆決済注文だけでなく、利確の決済注文でも同じように一定の価格を開ける必要があります。

XMの公式サイトで価格差を確認する方法

例えば、海外FX業者 XM(XMTrading)では設定できるストップロスの価格を指値および逆指値のレベルという言葉で公式サイトで公開しています。

  1. XMの公式サイトにアクセス
  2. 取引にある取引商品から確認したい銘柄のカテゴリーを選択
  3. 表示された銘柄の指値および逆指値のレベルを確認

XMの公式サイト(xmtrading.com)

True STPブローカーのYADIX(ヤディックス)などでは、価格差0円でストップロスの価格を設定できたりします。