日々、日にちをまたぐ注文に対して、金利差によるスワップポイントが付与・徴収されますが、水曜日から木曜日にまたいだ注文に対しては、週末分の金利調整が実施され、スワップポイントが3倍となります。

スワップポイントとは?XM(XMTrading)では、スワップポイントの受け取り・支払いが発生しますか? 目次

  1. スワップポイントとは?
    1. スワップポイントは、プラスとマイナスがある
    2. スワップポイントによる損益は、いつ・どうしたら発生するのか?
  2. XMでは、水曜日のスワップポイントが3倍。なぜ?
    1. 日本時間で木曜日早朝のオープンポジションに注意
  3. XMのスワップポイントの仕組み - 計算方法
    1. スワップポイントによる利益・損失の計算方法
    2. XMの公式サイトで使われるロールオーバーの意味
  4. スワップポイントの値やタイミング、仕組みは、海外FX業者で違う

スワップポイントとは?

FX・CFDのスワップポイントとは、分かりやすく説明すると各法定通貨の金利差のことです。

スワップポイントの計算のもととなる金利とは、政策金利です。
政策金利は、日本なら日本銀行が、アメリカなら連邦準備制度理事会(FRB)によって定期的に決められます。

スワップポイント(Swap Points)が金利差にもとづく数字の為、スワップ金利とも呼ばれます。

例えば、ドル円(USDJPY)なら、日本円の政策金利と米ドルの政策金利の差から計算されたスワップポイントが発生します。

スワップポイントはXM(XMTrading)のほとんどのFX・CFDの銘柄で発生しますし、XM以外の海外FX業者でも国内FX業者でも発生します。

スワップポイントは、プラスとマイナスがある

スワップポイントの値は、FX・CFDの買い注文(ロングポジション)売り注文(ショートポジション、空売り)で違います

さらに、スワップポイントにはプラスマイナスがあります

海外FX業者 XM(XMTrading)の公式サイトでは、スワップポイントのプラスとマイナスについてオーバーナイトポジションのページで下記のように解説しています。

オーバーナイト・ポジション

オーバーナイト・ポジションには、ロールオーバーによるスワップ金利が発生します。FX銘柄の場合、プラスのスワップとマイナスのスワップのどちらが適用されるかについては、保有しているポジション(ロングかショート)および取引している通貨ペア間の金利差の双方が作用します。株式および株価指数の場合、プラスとマイナスのどちらが適用されるかについては、保有しているポジションがショートであるかロングであるかによって異なります。”
– XMの公式サイト「オーバーナイトポジション」

そして、以下はXMの公式サイトで公開しているリアルタイムのスワップポイントの一覧です。

海外FX業者 XM(XMTrading)のスワップポイント(スワップ金利)の例。公式サイトでは、オーバーナイトポジションやロールオーバーと呼んで解説している。

ロングスワップ価値(ポイント) 買い注文(ロングポジション)をした時のスワップポイント
ショートスワップ価値(ポイント) 売り注文(ショートポジション)をした時のスワップポイント

FX・CFDの各銘柄に買い注文と売り注文の2つのスワップポイントがあり、それぞれの銘柄および注文タイプでスワップポイントが違うことがわかります。

XMの公式サイト(xmtrading.com)

スワップポイントでは、受け取りと支払いが発生する

トレーダーがスワップポイントの発生する銘柄を持っていると、スワップポイントに応じた利益または損失が発生します。

以下は、スワップポイントで利益分を受け取れるパターンとスワップポイントで損失分の支払いが発生するパターンをまとめた表です。

スワップポイント トレーダーへの影響
0以上のプラス スワップポイントに応じた利益が受け取れる
0未満のマイナス スワップポイントに応じた損失が発生する

昔、トルコリラでスワップポイント生活が送れる!と流行ったのは、トルコリラが高金利で大きなプラスのスワップポイントが発生していたからです。

スワップポイントによる損益は、いつ・どうしたら発生するのか?

スワップポイントによる利益または損失は、トレーダーがスワップポイントが発生するFX・CFDの銘柄のオープンポジションをサーバータイムで翌日まで持ち越した時に発生します。

以下は、海外FX業者 XM(XMTrading)のスワップポイントの発生についての1週間のスケジュールの例です。

ロールオーバー スワップポイント
日曜日から月曜日 なし
月曜日から火曜日 1倍
火曜日から水曜日 1倍
水曜日から木曜日 3倍
木曜日から金曜日 1倍
金曜日から土曜日 1倍
土曜日から日曜日 なし
オープンポジションとは、未決済注文のことです。また、ロールオーバーとは、サーバータイムで翌日までオープンポジションを持ち越すことです。

例えば、ドル円などの為替市場は、週末や祝祭日を除いて24時間取引できます。

ドル円の買い注文をしたまま(ロングポジションを持ったまま)、サーバータイムで月曜日から火曜日になったら、スワップポイントに応じた利益が受け取れます。

上記は、あくまでもスワップポイントがプラスの時の例です。日本銀行でもマイナス金利政策など様々な施策を行っており、ドル円の買い注文のスワップポイントが常にプラスとは限りません。

サーバータイムで翌日になるのは、日本時間の午前7時頃

スワップポイントが発生するタイミングのサーバータイムは、GMT+2またはGMT+3に設定している海外FX業者(海外FXブローカー、海外FX会社)が多いです。

そのため、サーバータイムが翌日になるタイミングは、日本時間で午前7時または午前6時になります。

例えば、XM(XMTrading)では、サーバータイムが翌日になる1分前から翌日に切り替わる午前7時0分または午前6時0分までのオープンポジションが、スワップポイントによる損益が発生する対象の銘柄としてカウントされます。

ロールオーバーの予約

GMT22時は取引日の開始時と終了時と見なされています。GMT22時ちょうどの時点で未決済のポジションは、ロールオーバーの対象となり、翌日まで未決済の状態にて保有されます。 22時1分の時点で開かれたポジションは、翌日までロールオーバーの対象になりませんが、21時59分に開かれたポジションはGMT22時の時点でロールオーバーが行われます。GMT22時の時点で未決済の各ポジションについての債権または債務が1時間以内にお客様の口座に表示されます。”
– XMの公式サイト「オーバーナイトポジション」

そして、XMでは日本時間で午前8時までにはスワップポイントに応じた損益が、有効証拠金に反映されます。

XMの公式サイト(xmtrading.com)

スワップポイントによる利益と損失は、残高ではなく有効証拠金に反映されます。そして、オープンポジションを決済すると、注文の価格差による損益とスワップポイントによる損益の両方が残高に反映されて、スワップポイント分の利益も出金できるようになります。もし、オープンポジションのままでスワップポイントで利益を受け取り続けても、スワップポイントによる利益だけを出金することは出来ません

XMのスワップポイントが発生する銘柄としない銘柄

海外FX業者 XM(XMTrading)でスワップポイントが発生する銘柄は、全ての取り扱い銘柄ではありません。

以下が、スワップポイントが発生する銘柄とスワップポイントが発生しない銘柄の一覧です。

スワップポイント
FX通貨ペア 発生する
コモディティー 発生しない
株式指数(現物) 発生する
株式指数(先物) 発生しない
金・銀 発生する
プラチナ・パラジウム) 発生しない
エネルギー 発生しない
仮想通貨 発生する

商品先物(Future)のCFD銘柄は、スワップポイントが発生しません。

商品先物のCFD銘柄に取引期限(限月、満期)があり、取引期限にその日の終値で強制決済されます。
仮想通貨FXは、2019年9月末でサービス終了となっています。BitcoinおよびRipple、Ethereum、Litecoin、BitcoinCashなどの仮想通貨CFD(ビットコインFX、BTCFX)は現在、取引できません。

参考:XM(XMTrading)より、仮想通貨FXのサービス終了のお知らせ

XMでは、水曜日のスワップポイントが3倍。なぜ?

海外FX業者 XM(XMTrading)では、毎週水曜日だけスワップポイント(スワップ金利)が3倍になる

海外FX業者 XM(XMTrading)では、水曜日から木曜日にかけてのスワップポイントが3倍になります。

XMTradingのロールオーバー方針

市場は土曜日と日曜日には閉鎖しているため、週末にロールオーバーは発生しませんが、銀行は週末保有しているポジションの利子を算出します。FX市場におけるこの手続きに対応するため、 XMTradingは水曜日に3日間のロールオーバーを適用します。”
– XMの公式サイト「オーバーナイトポジション」

XMのスワップポイントの1週間のスケジュールでも、水曜日のみ3倍になっています。

日本時間で木曜日早朝のオープンポジションに注意

海外FX業者 XM(XMTrading)ではマイナススワップの銘柄を明日以降まで取引するときは、スワップポイントによる損失に常に注意しなければいけません。

特に、スワップポイントが3倍になる水曜日から木曜日のタイミングでは、スワップポイントによる損失が他の日より多くなります。

XMではオープンポジションを最大何日間保有できるなどの制限がないため、半永久的に取引を続けられますが、マイナススワップの場合は毎日日をまたぐたびに有効証拠金が減っていきます。

XMの公式サイト(xmtrading.com)

XMのスワップポイントの仕組み – 計算方法

海外FX業者 XM(XMTrading)では、公式サイトで下記のようにスワップポイントの計算式や計算方法について解説しています。

ロールオーバーの算出方法

FXおよびスポット金属(ゴールドとシルバー)

取引ロット数 x(+/- 翌2営業日のレート – XMTradingの手数料)*

*金額は主軸通貨の通貨ポイントで算出されます。

株式と株価指数

取引ロット数 x 決済価格 x(+/- 短期インターバンクレート – XMTradingの手数料)

– XMの公式サイト「オーバーナイトポジション」

XMの公式サイトでは、上記の計算式に加えて、ドル円(USDJPY)や欧州株のユニリーバ株(Unilever)での実例を掲載しています。

スワップポイントによる利益・損失の計算方法

海外FX業者 XM(XMTrading)のFX計算ツールでスワップポイントによる利益・損失を計算する方法

海外FX業者 XM(XMTrading)の公式サイトには、スワップポイントによって受け取れる利益と発生する損失を計算できるFX計算ツールがあります。

また、XMのFX計算ツールでは、下記の計算式で受け取れる利益・発生する損失が計算されます。

スワップポイントでの損益 = 取引ロット数 × 1ロットの通貨量 × 最低価格変動 × スワップ価値

FX・CFDの各銘柄の実際の計算例は、下記参考ぺージでご確認ください。

XMの公式サイトで使われるロールオーバーの意味

海外FX業者 XM(XMTrading)の公式サイトでは、スワップポイントの解説で下記の4つの言葉を使っています。

意味
オーバーナイトポジション サーバータイムで翌日まで持ち越すオープンポジション
ロールオーバー 翌日まで持ち越すオープンポジションに対して、XMが行う作業
スワップレート スワップポイントの値
スワップ金利 スワップポイントの値

また、ロールオーバー(Rollover)については、下記のようにXMの公式サイトで簡単に解説しています。

ロールオーバーの説明

ロールオーバーとは、未決済ポジションの決済日(つまり、執行された取引が決済されなければならない日)を延長するプロセスです。FX市場では、すべてのスポット取引は2営業日後に決済しなければなりません。決済とは、通貨の現物引き渡しをいいます。

しかし、現物引き渡しは証拠金取引では発生しません。したがって、すべての未決済ポジションは毎日その日の終わり(GMT22時)に決済され、翌取引日に再度開かれなければなりません。これにより、決済がもう1取引日延長されます。この方法をロールオーバーといいます。

ロールオーバーはスワップ協定によって実施されており、トレーダーには債権・債務(損益)が生じることになります。XMTradingは未決済ポジションを閉じてから再開することはせず、夜間に保留されたポジションに対しては、現行金利に従って、お客様の取引口座の借方または貸方にロールオーバーを計上します。”
– XMの公式サイト「オーバーナイトポジション」

スワップポイントとは?という言葉や仕組みは分かりづらいものでです。

トレーダーは、まずは日本時間で午前6時または午前7時にオープンポジションを持っていたら、スワップポイントにより利益または損失が発生するということから理解しておきましょう。

XMの公式サイト(xmtrading.com)

スワップポイントの値やタイミング、仕組みは、海外FX業者で違う

上記は、XM(XMTrading)のスワップポイントの仕組みについて詳しく解説しました。

XMのスワップポイントの仕組みは一般的ですが、他の海外FX業者では、4時間ごとにスワップポイントによる素質と利益が出たり、スワップポイント3倍デーが金曜日から土曜日のタイミングだったりと違うことがあります。

また、スワップポイントがつく、つかないやスワップポイントの値も海外FX業者で大きく違います。

取引する際は、取引するFX・CFDの各銘柄のスワップポイントについても事前にご確認ください。

XMの公式サイト(xmtrading.com)