XBPrime(XBプライム)とは?
XBPrime(XBプライム)は、南アフリカ共和国を拠点にする海外FX業者です。
XBPrimeは、XMのXMTradingのように元のFXブランドから一部業務を切り出す形で2019年12月から営業を開始しており、ネイティブの日本人による日本語窓口も設置されています。
XBPrimeが拠点およびメインライセンスとして掲げている南アフリカ共和国は、近年の著しい経済成長で金融業界から注目されており、過去のキプロスやマルタの様に、将来の世界金融のハブとして期待される地域です。
XBPrimeの海外FX業者としての特徴は、主に以下の4つです。
- 最大レバレッジ500倍
- 追加証拠金の請求なし
ゼロカット対応(追証なしを導入) - 日本円口座提供
対応口座通貨は、USD、JPY、EUR、GBP - 完全日本語対応
日本語デスクはネイティブスピーカー - 取引ソフトは、MT5対応
ECN(NDD)を実装
XBPrimeは、2010年代の海外FX業者らしく、ノーディーリングデスク(NDD)のECNをMT5で提供し、500倍のハイレバレッジ、取引制限のなしに複数マーケットの取引を提供しています。
また、XBPrimeは、サポート窓口も公式サイトも日本語対応ですが、会員ページが充実しているためウェブ上ですべての手続きが実行でき、海外FX業者であることを感じさせないつくりとなっています。
XBPrime(XBプライム)の会社概要
XBPrime(XBプライム)2019年に南アフリカ共和国で設立された新しいFXブランドです。
XBPrimeそのものは2019年の設立ですが、2012年から活動をしている大手金融グループの1社です。
あわせて、XBPrimeの運営チームは、XBPrimeの立ち上げに合わせてNDD/STPに特化した海外FX業者でのサポートやバックオフィスを行っていたチームを引き抜きしています。
FXブランドとしては、XBPrimeは1からのスタートですが、金融とFX業界への知識が豊富なスタッフによって万全のサポート体制がとられています。
XBPrimeはキプロス拠点の大手金融グループ会社
XBPrimeの運営会社は、キプロス共和国に本部を置く大手ファイナンシャルカンパニーです。
母体のファイナンシャルカンパニーは、2012年設立で、XBPrimeの他にも10を超える海外FX業者やストックブローカー、その他の金融関連企業を経営しています。
2016年にはキプロスCySECでもライセンスを取得し実績を積み重ねています。
XBPrimeは、大きな親会社の資本に支えられています。
また、XBPrimeの提携銀行はイギリス最大手の世界的な銀行で、トレーダー資産も同じ銀行で分別管理されています。
XBPrimeのライセンスと許認可
XBPrime FSP No. 49976
南アフリカFSCAは、IronFX(アイアンFX)やHotForex(ホットフォレックス)などのヨーロッパ系の大型海外FXブランドも登録をしている南アフリカでもっとも重要な金融ライセンスの一つです。
XBPrimeのライセンスは、公式サイトのフッター部分に記載されています。最新のライセンス保有状況は、XBPrime公式サイトでもご確認ください。
XBPrimeの特徴、メリットとデメリット
また、XBPrimeは、MT4(MetaTrader 4)には対応していません。
XBPrimeがMT4を提供していないのは、MT4の提供終了が近まる中で、将来的な終了リスクが明白なMT4の導入は、トレーダーへのメリットがないという判断によるものです。そのため、今後もXBPrimeがMT4を導入する予定はないそうです。
MT5は、2020年1月現在、アンドロイドとiPhone(iOS、iPad)にも対応をしています。
MetaQuotesにより公式に配布されているMT5をインストールしXBPrimeのアカウントにログインすれば、スマートフォンで取引することができます。
XBPrimeのメリット、強み
XBPrimeのメリットと強みは、主に以下になります。
- ECN(NDD)の透明性の高い配信レート
- 最新のECNが、配信レートのエラーやリスクを低減
- 次世代プラットフォーム「MT5」を標準化
- ECN標準対応のMT5を導入することで、確実な信頼を提供
- ハイレバレッジ500倍+ゼロカット対応
- マイナス残高の保護によるリスク管理とハイレバレッジの投資効率を両立
- 完全日本語対応
- 困ったとき、手続きにつまづいた時、些細な困りごとも安心の日本語対応で解決
- 大手ファイナンシャルグループが経営
- 大手の資本力があるからこその安心感
XBPrimeは、キプロスの大手ファイナンシャルグループのFXブランドです。
キーウェイは、ここ数年、営業地域の拡大とサービスの多角化を進めており、その拡大の中で生まれたFXブランドが南アフリカFSCAライセンスのXBPrimeとなります。
XBPrimeでは、取引ソフトは次世代プラットフォームであるMT5のみの対応となり、MT4には対応していません。
XBPrimeは、MT5に特化した開発体制と安定したECN環境の提供にフォーカスしています。
また、XBPrimeの基本的な取引条件は、レバレッジ500倍、ゼロカットと、標準的な欧州系海外FX業者と同等の水準で提供されています。XBPrimeの取引条件と環境については、「XBPrimeの取引環境」の項目で詳しく解説します。
XBPrimeのデメリット
XBPrimeのメリットに対して、XBPrimeが抱えるデメリットは主に以下の通りです。
- MT4(MetaTrader 4)に対応していない
- XBPrimeは、旧世代のプラットフォーム「MT4(MetaTrader 4)」に対応していません。
XBPrimeが導入しているMT5のデザイン(UI)は、MT4とそっくりですが機能面で差があります。
MT4に使い慣れた方は、MT5の使いはじめは慣れるまでに違和感を感じるかもしれません。 - MT4向けのEAや自動売買が利用できない
- XBPrimeでは、MT4が利用できないため、当然ですがMT4用のEAや自動売買ロボット、MT4で連携できるコピートレードなども利用できません。
英語圏ではMT5向けのサービスやEAも増えつつありますが、日本語圏ではMT4のシェアが圧倒的に多く、MT5向けのEAや自動売買などの取引をサポートするツールやサービスの充実が待たれます。 - FXブランドとしての歴史が浅い
- XBPrimeは、2019年に南アフリカ共和国で設立されました。
南アフリカFSCAのライセンスを取得し、ECN(NDD)プラットフォームとしてMT5を提供するなど、信頼確保のための土台作りの段階にある面は否定できません。
XBPrimeの運営と歴史について強みと弱みをまとめると
デメリットの3点目に上げたXBPrimeの歴史が浅いという点については、XBPrime単体ではFXブランドとしての運営年が浅いだけであり、XBPrimeの運営会社やスタッフは10年前後の経験と実績を有しているため、業者リスクは比較的低くサービスの充実度はこれからという状況です。
- ○ 運営会社は、2012年スタート
- ○ 運営スタッフは、NDD/STPのFXブローカーから引き抜かれた精鋭チーム
- × ブランドとしては、歴史が浅い
- × サービスの充実は、これからに期待
XBPrimeのサービス内容と運営状況につきましては、XBPrimeの公式サイトでもご確認ください。
XBPrimeの取引環境
XBPrimeは、ECNを実装したMT5口座を提供しています。
XBPrimeのMT5口座では、次のマーケットを取り扱いしています。
外国為替
メジャー通貨、マイナー通貨、エキゾチック通貨、各基本的な通貨ペアを80種類以上取り扱いしています。最低スプレッドは0.0pipです。
商品取引
農作物や貴金属、原油・天然ガスなどのエネルギー銘柄を取引できます。商品CFDでも通貨ペア並みの狭いスプレッドを提供します。
株価指数
アメリカ、ドイツ、日本など主要各国の株価指数も取引できます。日経225、NASDAQ、S&P、DAXなど、手軽にインデックス投資を始められます。
株式銘柄
アマゾンやアップル、テスラ、マイクロソフトなどの米国株はもちろん、ソニーなどの国内企業の株式銘柄も取引できます。
XBPrimeでの仮想通貨取引について
XBPrimeでは、上記のマーケットの他、2019年12月現在、ビットコイン・キャッシュとリップルの仮想通貨取引を提供しています。
しかし、XBPrimeでは、ビットコインやイーサリアムのCFD市場での流動性の低さなどを課題としており、ビットコインやイーサリアムなど中心的な仮想通貨の取引停止も検討しているとのことです。
XBPrimeが仮想通貨銘柄の取引を今後も継続して提供されるかどうか、不透明な状況です。
仮想通貨の市況が落ち着きXBPrimeの取り扱い方針が具体的になるまで、XBPrimeでの仮想通貨の取引は控えた方が良いかもしれません。
XBPrimeの取引口座タイプ
XBPrimeの取引口座タイプは、MT5口座の一種類です。
口座名 | MT5口座 |
---|---|
取引ソフト | MT5 |
ビジネスモデル | ECN(NDD) |
注文実行 | マーケット |
スプレッド | 変動スプレッド |
最大レバレッジ | 500倍 |
呼値 | 0.01ロット |
XBPrimeで提供されている取引口座タイプは1種類で、MT5口座のみとなっています。
XBPrimeでは、現在、1種類のみの口座タイプを初心者から上級者までより細やかに対応するべく口座タイプの追加を検討しているとのことです。
新たな口座タイプが追加された際は、みんなで海外でも追ってご案内いたします。
XBPrimeの口座情報とMT5
XBPrimeで提供されるMT5とその口座番号、ログイン情報等の詳細は、登録メールアドレス宛に送信されます。
MT5そのものは、メタクオーツ公式サイトでもダウンロードでき、メタクオーツからダウンロードしたMT5でも取引はできます。
しかし、XBPrimeで直接配布されるMT5では、接続先サーバーなど必要な設定があらかじめセットアップされています。
XBPrimeで取引をする際は、ぜひ、XBPrime公式で配布されているMT5をご利用ください。
XBPrimeの取引条件や取引制限
XBPrimeでは、現在、特に取引制限を設けていません。
XBPrimeのECN MT5プラットフォームでは、自動売買やスキャルピングなど自由に取引することができます。
XBPrimeの入出金と資金管理
XBPrimeでは、2019年12月現在、銀行送金を含めた4種類の入出金方法を提供しています。
- 銀行送金
海外銀行送金、3行から一つ選び送金します - オンラインペイメントなど
BitwalletやNgan Luongなど3種類から選べます
日本人に人気のBitwallet(ビットウォレット)も導入しています。
XBPrimeは、2020年1月、Bitwallet(ビットウォレット)の対応を開始しました。
Bitwallet入金は、リアルタイムでMyXBPrime(会員ページ)内の残高に反映されます。
また、XBPrimeは、日本円口座に対応しています。
そのため、XBPrimeで日本円のMT5口座を利用する場合、Bitwalletからの入出金について両替手数料等がかからず、簡単に安く入出金をすることができます。
XBPrimeは、仮想通貨の入出金には対応していません。
XBPrimeにおける入出金は、すべて会員ページ「MyXBPrime」で行えます。地域により利用できる入出金手段が異なる場合もありますので、最新の入出金手段は、必ずMyXBPrime内の入出金ページでご確認ください。
XBPrimeの銀行送金は海外送金
XBPrimeで利用できる銀行送金は、海外銀行送金となるため送金から着金までに3日から5日程度かかります。
XBPrimeでは、現在、日本国内送金も導入を予定しているとのことです。
XBPrimeが日本国内送金に対応した場合は、みんなで海外FXでもXBPrimeのニュースでご案内します。
XBPrimeの送金額制限
XBPrimeの最低入金額は1万円となります。
XBPrimeに、送金額の上限はありません。
Bitwalletであれば、手数料が少なくリアルタイムに残高に反映されます。
XBPrimeでの入出金についても、少額の入金をする場合は、Bitwalletを利用することをおススメします。
XBPrimeへのBitwallet入金もMyXBPrimeよりお手続きしてください。
最新の情報は、ニュースにて
XBPrimeは、世界のいくつかの地域でFXサービスを提供するため、利用できる入出金手段が変わる可能性があります。最新の情報は、みんなで海外FXのニュース欄でご確認ください。
(海外FX会社)
41のコメント
2024年2月9日
一万位の利益で出金拒否される