金融機関が破綻した場合の処理方法のひとつ。金融機関の倒産に 伴う取り付け騒ぎなどを防止するため、金融機関が預金保険機構に積立てている保険金で倒産した金融機関の預金者に一定額の払い戻 しを行う制度のことです。 払い戻しの対象は預金元本に限られ、払い戻しの上限は預金者一人当たり1000万円となっています。2001年3月までは政府の特別措置として預金を全額保護する特別資金援助制度が設けられていますが、その後はペイオフが解禁される予定です。ただ、解禁後に予想される事態として、
1)預金者への払い戻し手続が完了するまで預金が凍結されるため、 中小・零細企業の連鎖倒産が生じる可能性がある。
2)預金そのものに対する安心感が損なわれることで、金融機関は もとより国全体の信用秩序が疑問視されかねない。 などの問題点が指摘されており、「新たな預金者保護の枠組みが必要」といった考え方が日銀から提唱されています。