SticPayは、日本語対応のオンラインウォレット
SticPay(スティックペイ)とは、海外FX業者が導入している日本語対応のオンラインウォレットです。
2017年にスタートした新しいオンラインウォレットです。
SticPayで口座開設して口座へ入金(チャージ)すると、下記の様なSticPay対応の海外FX業者の取引口座への入金ができます。
- Axiory(アキシオリー)
- XM(XMTrading)
- YADIX(ヤディックス)
- Exness(エクスネス)
- SuperForex(スーパーフォレックス)
- CryptoAltum(クリプトアルタム)
- TitanFX(タイタンFX)
- AnzoCapital(アンゾーキャピタル)
- IronFX(アイアンFX)
- FBS(エフビーエス)
- Tradeview(トレードビュー)
- MyFXMarkets(マイFXマーケット)
- Land-FX(LandFX、ランドFX)
- FXGT
- GeneTrade(ジェネトレード)
- easyMarkets(イージーマーケット)
- GemForex(ゲムフォレックス)など
海外FX業者のほかにもSticPay対応の企業は、増えています。
SticPay対応の企業は、世界中に155社以上あります。
SticPay決済(スティックペイ決済)に対応したウェブサイトでは、ネットショッピング時の支払いに利用できます。
SticPayのメリットとデメリットなどの特徴や評判
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)のメリットとデメリット、強みと弱みなどの特徴は、以下の通りです。
SticPayのメリット(強み、長所)
- イギリスの金融ライセンス「FCA(英国金融行動監視機構)」を取得
- 完全日本語対応のオンラインウォレット
- 日本円対応。23カ国以上の法定通貨に対応
- 国内銀行送金(国内送金)で入金と出金ができる
- 仮想通貨 ビットコイン(Bitcoin)で入出金可能
SticPayのデメリット(弱み、短所)
- 他のオンラインウォレットと比較すると入出金手数料が高め
SticPayは、スピーディーでシンプル、かつ安全な決済手段として利用できると評判がいいオンラインウォレットです。
海外FXで便利なオンラインウォレットとして、以前はNeteller(ネッテラーまたはネテラー)やSkrill(スクリル)が有名でよく利用されていましたが、様々な規制が進み利用が制限されてきました。
そこで安心・安全性が証明できる金融ライセンスをもったオンラインウォレットとしてSticPayが注目を浴び、導入が進んでいる背景もあります。
さらに、SticPayは日本人による日本語サポート(日本語窓口)なので、安心してご利用いただけます。
SticPayの会社情報
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)は、イギリスおよびキプロスに運営拠点を構えています。
金融ライセンスの取得が世界で難しいとされる日本の次に難しいイギリスの金融ライセンス FCAを取得しています。
SticPayを2020年7月1日からの新しい運営法人の情報は、以下の通りです。
オンラインウォレット | STICPAY |
---|---|
運営会社 | Coopertoby Ltd |
設立年月日 | 2019年10月10日 |
国 | イギリス |
登録住所 | Kemp House, 160 City Road, London, United Kingdom, EC1V 2NX |
法人番号 | Companies House No.12255239 |
登録先 | イギリスFCA |
登録内容 | CFS-Zipp LtdのEMDエージェント |
2020年6月30日までは、STICPAYは下記の運営法人になります。
オンラインウォレット | SticPay |
---|---|
設立年 | 2017年 |
運営会社 | STIC FINANCIAL LTD |
国 | イギリス、キプロス |
イギリスの住所 | Kemp House 152-160 City Road, London, EC1V 2 NX, United Kingdom |
キプロスの住所 | Inomenon Ethnon 44, 6042, Larnaca, Cyprus |
金融ライセンス | イギリスFCA |
金融ライセンスのカテゴリ | Electronic Money Regulations |
登録番号 | 902112 |
さらに以前は、STICPAYの運営法人はニュージーランドにあったSTIC LIMITEDでした。
ちなみに、SticPayのSticとは、Safe, Transparent, Instant & Convenientの略です。
SticPayは、イギリスのサッカークラブのサンダーランドAFCの公式スポンサーでもあります。
SticPayのサービス内容
2017年の登場以後、多くの海外FX業者(海外FX会社、海外FXブローカー)や仮想通貨取引所がSticPayを導入しています。
Neteller(ネッテラーまたはネテラー)やSkrill(スクリル)の日本市場撤退後、海外FX業者の取引口座の入金と出金は非常に不便を強いられてきました。
SticPayは、そんな海外FX口座の入出金に早くも欠かせないものとなっています。
日本の銀行口座からの振り込みやクレジットカード支払いで、電子マネーにチャージするようにSticPayの口座へ入金できます。
入金したあとは、スマホアプリでいつでも簡単にSticPayを使った入出金ができます。
SticPaytは、SuicaやPasmoなどの電子マネーだと思って下さい。
ただの電子マネーではなく、チャージする方法が銀行振り込みやカード決済などがある多機能電子マネーです。
SticPayの口座開設方法
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)の口座開設方法は簡単です。
日本語対応ですので、SticPayの口座開設ページから進んで、案内に従って入力および選択するだけです。
SticPayでは法人口座は開設できない – マーチャント登録のみ可能
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)は個人間送金を目的としたサービスです。
そのため、法人口座や法人アカウントと呼ばれる口座は開設できませんのご注意下さい。
法人の場合は「マーチャント登録(加盟店登録)」をすると、日本の会社などでもお支払いのための電子決済サービスとして導入できます。
マーチャント登録には、下記の書類が必要です。
- 全部履歴事項証明書(発行から6カ月以内)
- 株式名簿
- 会社の住所証明書(3か月以内の発行日記載)
- 定款
- 株主と代表者のパスポート
- 株主と代表者の居住者証明書
- アンチマネーロンダリング方針
- 親会社の会社構成図(親会社がいる場合のみ)
- ライセンス(必要な業種の場合のみ)
さらに必要に応じて、弁護士による法律意見書を提出する必要がありますので、予めご了承ください。
SticPayが対応する法定通貨と仮想通貨は、全32種類
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)では、法定通貨と仮想通貨を入金して、口座内に保有することができます。
SticPayで保有できる法定通貨は、下記の全28種類です。
- 日本円(JPY)
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- オーストラリアドル(AUD)
- スイスフラン(CHF)
- 人民元(CNY)
- イギリスポンド(GBP)
- 韓国ウォン(KRW)
- ロシアルーブル(RUB)
- タイバーツ(THB)ほか
SticPayでは、法定通貨を保管できる口座をイーウォレットと呼びます。
“イーウォレット?
全世界で使われているUSD JPY EUR GBPなどの法定通貨を選択してご利用できるウォレットのことです。”
– SticPayの会員ページの「WALLETS(イーウォレット)」
また、SticPayで保有できる仮想通貨は、下記の全4種類です。
- ビットコイン(Bitcoin、BTC)
- イーサリアム(Ethereum、ETH)
- ライトコイン(Litecoin、LTC)
- USDテザー(USD Tether、USDT)
SticPayでは、法定通貨を保管できる口座をイーウォレットと呼ぶのに対して、仮想通貨を保管できる口座を仮想通貨ウォレットと呼びます。
“仮想通貨ウォレットとは?
crypto currenciesのような仮想通貨を保有することができ、STCIPAY顧客の間で素早く転送できるウォレットです。
STICPAYは、現在のビットコイン、イーサリアム、ライトコインのウォレットを提供しています。”
– SticPayの会員ページの「WALLETS(仮想通貨ウォレット)」
法定通貨と仮想通貨が両替できる機能が追加
2020年2月からは、SticPayで法定通貨と仮想通貨が両替できる機能が追加されました。
日本円で入金して日本円口座を作った後に、仮想通貨 ビットコインに両替してビットコイン口座で、ビットコインとして保有できます。
SticPayで両替ができるパターンは以下の通りです。
- 法定通貨から法定通貨
- 法定通貨から仮想通貨
- 仮想通貨から法定通貨
- 仮想通貨から仮想通貨
仮想通貨の両替時、SticPayでは5つの仮想通貨取引所の交換レートの平均価格で仮想通貨の価格を決めています。
法定通貨と仮想通貨のいづれの両替も、SticPayの会員ページのEWALLETSのExchangeからできます。
SticPayの入金方法と出金方法
SticPay(スティックペイ)とは、海外FX業者の取引口座への入金と取引口座からの出金ができるオンラインウォレットです。
利用する前にSticPayでも口座開設して、SticPayの口座へクレジットカードやデビットカード、銀行送金、仮想通貨(暗号資産/暗号通貨)などで入金する必要があります。
そして、SticPayの口座から出金することで、トレーダーの手元の現金にすることができます。
SticPayの入金方法 – 入金手数料や反映時間など
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)の最新の入金方法は、以下の通りです。
下記の表は、SticPay(スティックペイ)の最新の各入金方法ごとに詳しい入金条件や入金手数料などをまとめた表です。クレジットカード | 最低入金額 | 入金手数料 | 入金完了までの時間 | 出金可否 |
---|---|---|---|---|
VISAカード | 10ドル相当額 | 3.85% | 最短数秒 | 出金できない |
Mastercard | 10ドル相当額 | 3.85% | 最短数秒 | 出金できない |
デビットカード | 最低入金額 | 入金手数料 | 入金完了までの時間 | 出金可否 |
---|---|---|---|---|
VISAデビット | 10ドル相当額 | 3.85% | 最短数秒 | 出金できない |
Mastercard | 10ドル相当額 | 3.85% | 最短数秒 | 出金できない |
仮想通貨 | 最低入金額 | 入金手数料 | 入金完了までの時間 | 出金可否 |
---|---|---|---|---|
Bitcoin | 5ドル | 送金手数料 + 1% | 最短数分 | 出金できる |
Litecoin | 5ドル | 送金手数料 + 1% | 最短数分 | 出金できる |
Ethereum | 5ドル | 送金手数料 + 1% | 最短数分 | 出金できる |
USD Tehter | 5ドル | 送金手数料 + 1% | 最短数分 | 出金できない |
銀行送金 | 最低入金額 | 入金手数料 | 入金完了までの時間 | 出金可否 |
---|---|---|---|---|
国内銀行送金 | 5,000円 | 振り込み手数料 + 2% | 最短数時間 | 出金できる |
海外送金 | およそ1万円 | リフティングチャージ + 仕向送金手数料 + 1% | 数日 | 出金できる |
以前は、SticPayへはNeteller(ネッテラーまたはネテラー)からも入金できました。
そのため、SticPayには、海外FX業者の取引口座へ入出金できなくなったNetellerからSticPayへ資金撤退ができるというメリットもありました。
SticPayの出金方法 – 出金手数料や着金までの日数など
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)の最新の出金方法は、以下の通りです。
下記の表は、SticPay(スティックペイ)の最新の各出金方法ごとに詳しい出金条件や出金手数料などをまとめた表です。プリペイドカード | 出金可能額 | 出金手数料 | 出金完了までの時間 |
---|---|---|---|
プリペイドカード | 制限なし | 1.3% | 最短数秒 |
仮想通貨 | 出金可能額 | 出金手数料 | 出金完了までの時間 |
---|---|---|---|
Bitcoin | 制限なし | 1% | 最短数分 |
Litecoin | 制限なし | 1% | 最短数分 |
Ethreum | 制限なし | 1% | 最短数分 |
銀行送金 | 出金可能額 | 出金手数料 | 出金完了までの時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 制限なし | 800円 + 2.0% | 最短当日 |
海外送金 | 制限なし | リフティングチャージ + 被仕向送金手数料 + 5% | 最短数日 |
SticPayの口座間資金移動
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)でネットショッピングなどの支払いや個人間で資金をやり取りする場合の送金手数料は、以下の通りです。
送金手数料 | |
---|---|
個人間 | 1% |
ネットショッピングなどの支払い | 2.5% + 0.3ドル |
SticPayの高い入金手数料と出金手数料を安くする方法
ほかのオンラインウォレットと比べるとSticPay(スティックペイ)の入金手数料も出金手数料も高い、と言われます。
しかし、SticPayの入金手数料と出金手数料は入金額と出金額で決まるため、1万円以下程度の入出金をする場合には、SticPayのほうが他のオンラインウォレットよりも手数料が安くなりやすいです。
一般的に、海外FX業者の取引口座への1回の入金額の平均は1万円を超えて、およそ2万円ほどです。
海外FX口座へ入金や出金を考える場合は、SticPayの高いと言われる入金手数料と出金手数料でも、十分ほかのオンラインウォレットと同じ程度と考えることが出来ます。
SCOINで高い手数料もお得に – 2019年8月15日にサービス終了
オンラインウォレット SticPay(スティックペイ)は、新しいサービスとしてSCOINの発行を行っていました。
SCOINとは仮想通貨(暗号通貨、暗号資産)であり、サービスで発生した手数料の数%分をコインとして受け取れました。
そして、30 SCOIN溜まったら、米ドルの30ドルとして利用できました。
SticPayは、bitwallet(ビットウォレット)などと比較して手数料が高いと口コミや評判にあります。
SCOINが本格的に仮想通貨取引所への上場など運用が開始されると手数料以上の価値が生まれることが期待されました。
また、SticPayの入金手数料と出金手数料は、日本語公式サイトにある計算シミュレーションツールで簡単に計算できます。
(海外FX会社)
41のコメント
2024年2月9日
一万位の利益で出金拒否される