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「オプション」メニューから設定可

はい、スリッページの許容値を、MT4上で、トレーダー側で設定することは可能です。

MT4 (MetaTradeer4/メタトレーダー4)で、新規注文をする際、約定価格の誤差値を制限することができます。

この設定画面を開くためには、MT4画面上部にあるツールバーの「ツール」→「オプション」を選択し「取引」タブを選択してください。

スリッページ許容範囲の設定方法 (MT4)

「価格誤差のデフォルト」を「デフォルトを指定」にチェックして、ポイントを設定してください。

  • 直近を再使用
  • デフォルトを指定: ( )ポイント

この場合における 1ポイントとは、1 pipの大きさと同じです。

1ポイント
(1 point)
米ドル円
(USDJPY)
0.001 pips
ユーロドル
(EURUSD)
0.00001 pips

スリッページ許容範囲の設定方法 (MT5)

「スリッページ」で「By Default」を選択して、ポイントを設定してください。

  • Last Used
  • By Default: ( )

設定後は、新規注文 (発注注文および決済注文)時に、その設定ポイント以上の価格誤差は発生しません。

ただし、スリッページの許容範囲幅をより狭く設定するほど、約定失効率が上がります (約定率が下がります)ので、ご注意ください。

スキャルピング (HF取引)などにおいては、狭いスリッページ許容幅への設定がおすすめです。

ハイボラティリティのマーケットでは?

もし、スリッページが発生するような価格の変動が激しい、ハイボラティリティーのマーケット (市場環境)にある場合、注文は自動的に、その価格誤差の範囲内、次の約定価格を探します。

「直近を再使用/Last Used」は価格は滑る

また、「直近を再使用 (MT4)」/「Last Used (MT5)」にチェックした場合には、基本的に価格誤差に制限がない状態となります。

そのため、各海外FX会社 (海外FX業者/海外FXブローカー)の取引サーバーのスペックや、利用中のインターネット回線の接続速度などで、価格がずれることがあります。

* MT4と同じMetaQuotesの開発したMT5 (MetaTrader5/メタトレーダー5)でも同じように価格のスリップ許容範囲を設定することが出来ます。ただし、表現が異なりますので、ご注意下さい。