MT4などでFXのように取引ができる原油CFDのお話です。

原油安の原因、アメリカの陥った状況、サウジアラビアの狙い、原油についての基本事項を確認していきましょう。

2016年 原油価格暴落をチャンスに変えよう!

WTI MT4 日足

上記の画像は、WTIと呼ばれる原油銘柄のMT4チャートです。

CFDは、難しい言葉だと差金決済取引と呼ばれます。

差金決済取引では何の事やらという方も、FXもCFDと言うとわかりやすいかもしれませんね。CFDの中でも為替銘柄はFXと呼ばれ、貴金属や原油などの商品銘柄は、そのままCFDと呼ばれます。

ニュースが溢れている市場動向を追いやすく、値動きがあるので取引が原油です。株より手軽に、1,000円程度の少額でも始められる原油をこの機会に取り組んでみませんか?

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原油とは?

そもそも原油とはなんなのか、どこで取引されているのか、原油について簡単に整理してみましょう。

世界市場で取引される原油には、WTIブレント原油の2種類があります。

WTI

WTIは、West Texas Intermediateの略でTexas light Sweet (テキサス・ライト・スウィート)とも呼ばれます。

その名の通りアメリカ・テキサスで採掘され、世界の原油市場の基準としてNYMX(New York Mercantile Exchange)にて商品先物の人気銘柄として取引されています。

原油の質は硫黄の含有量を測ることで決まりますが、WTIには平均0.24%の硫黄が含まれます。この含有量が多いか少ないかという点は、ファンダメンタルを分析し続ける方にしかわかりませんが、全ての原油には硫黄が含まれ、硫黄成分が少ないほどSweetなクルードオイルといわれます。

先述の通り、WTIはテキサス・ライト・スウィートと呼ばれ、高値で取引される高品質なブランドです。

ブレント原油

ブレント原油 (ブレント・オイル)は、スコットランドとノルウェイにて採掘され、平均0.37%の硫黄成分が含まれる原油です。

WTIと比較し硫黄の含有量が多く、通常は1バレルあたり価格で数ドルほど低い価格で取引されます。

2016年 原油市場で起きていること

この10年、度々、原油価格が続落していることが問題視されていますね。

原油市場ではこの値動きの激しさを狙った投資家による取引量が増加傾向にあります。

最新の原油価格・市場の動向

原油価格が続落している主な原因は過剰供給です。

原油価格は2008年リーマンショック以降荒れています。

2009年初めには一時的な上昇がありましたが、その後のアメリカやドバイ、パキスタンといった国々の供給過剰により、市場環境は完全な下落スパイラルに陥っています。

以下は、直近10年間のWTIの価格の動向です。

WTI chart

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原油価格続落の他の要因

供給過剰以外にも、産油国などの経済状況も原油価格に影響を与えます。

米ドル高

米ドルはここ12年間上昇を続けています。今年も新たな最高値をつけていくことでしょう。

WTIを含めた原油の価格、原油の市場は米ドル建てがベースとなります。そのため、米ドルの高騰は、商品の1ドルあたりの価値低下、原油価格の下落を招きます。

国際原油市場へのイランの参加

先週明らかとなったイランへの経済制裁解除は、イランが海外へ原油を輸出できるようになったことを意味します。

アメリカとイランの交易は1年後から開始が予定されていること、イランにおける設備投資に時間と予算がかかるため、イランの国際市場への参加はもう少し先の話となりますが、イランにおける原油採掘開始後は、毎日50万バレルを輸出する予定で供給過剰に拍車をかけることは言うまでもありません。

中国経済の変化

中国経済は、バブル崩壊がささやかれています。

そうした中で、中国国内における生産部門の動きが緩やかになっていることも事実です。生産部門が落ち着き、中国の工業利用が減る際には、世界からの中国の原油輸入量・需要を減らすことを意味しています。

サウジアラビアの狙い

資金とオイルの保有量にも余裕のあるサウジアラビアは、OPEC加入しておらず、彼らはOPECへ生産量などを開示していないのが現状です。

過剰供給による価格下落、そして各国オイル産業の破壊と原油市場のコントロールがサウジアラビアの目論見だとされています。 

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