近年、イギリスFCA認可のFX会社や、FCA認可取得をゴールに資金管理水準を高めるFX会社が増えてきました。

FCA認可というものに、どういったメリットがあるのか、デメリットはあるのか、人気の2つの金融監督機関、キプロス CySECとイギリス FCAの違いからわかりやすく解説します。

レギュレーション登録・ライセンス取得による安心感

海外FX会社の参加が多いレギュレーション (金融監督機関)で、特に目立つのはイギリスのFCAキプロスのCySECです。

FCA (エフシーエー)
イギリスのFCAとは、Financial Conduct Authorityの略称で、日本語では金融行動監視機構または金融行為監督機構。英国の金融監督当局 (監督官庁・公的機関)。
CySEC (サイセック)
CySECとは、Cyprus Securities and Exchange Commissionの略称で、日本語ではキプロス証券取引委員会。金融業界を管理・監督するキプロス共和国の金融規制当局。

海外FX会社は、EU・ヨーロッパ圏外のお客様向けに、ベリーズやバミューダ、バヌアツといったオフショアでのライセンス取得も行っていますが、ヨーロッパ発の企業であることや、主要拠点があること、ブランド強化のために、多くの会社がFCAおよびCySECのライセンス取得を実施しています。

海外FX会社選び (ブローカー選定 または 海外FX業者選択)の一つの見かたとして、FCAまたはCySECのいずれかに登録してる海外FX会社 = 金融システムの整備された国の公的機関に認められた海外FX会社と捉え、選ぶこともよいかと思います。

CySECライセンス保有 FX会社一覧

どちらの登録・許可も、近年は、さらに管理・監督体制が強化されつつあり、常に不安の付きまとうオンラインベースでの口座開設の際に安心感を与えます。

しかし、もちろん、この2つのレギュレーションには「違い」が存在します。

ここでは、英FCAの優位性・メリットを中心に、それらの異なる点を確認します。

英FCAライセンス保有 FX会社一覧

厳しい管理が求められる英FCA

FCAおよびCySEC、どちらも大枠ではEUを含むヨーロッパ全体の規制下にあり、似たようなFX会社が参加しますが、資金管理・経営体制に対するルール・特徴が大きく異なります。

違い1. FCAは、分別信託保管の義務あり

分別信託保管

英FCA認可FX会社は、完全な分別信託管理となります。

キプロスCySECでは、組織により異なり100%実行されていない組織もあります。

信託管理と分別管理の違い

違い2. FCA登録業者は、出金トラブルなし

異なる出金ルール

入金・出金について、英FCAではストレスが許されません。

特に、出金については、最もスムーズな処理を実行されることが要求され、英FCAの下の海外FX口座で「出金が遅い」や「出金拒否された」というクチコミがないのはそのためです。

キプロスCySECでは、ご存じのとおり手作業で、着金まで最大半年といった話もちらほらと見受けられます。

違い3. FCAは世界基準で厳しい登録審査あり

英FCAでは経営所状況も評価され、そこそこ程度のFX会社は参加できません。

世界的にも厳格な基準 (厳しい基準)で知られる英FCAは、必然的に世界で最も信頼されるFX事業者のみが登録可能となっております。

違い4. FCAでは派手なボーナスがない

*【注意喚起】2018年夏のESMAによる規制で、FCAにかぎらずCySECにおいてもキャンペーンの提供に制限があります。特にヨーロッパ圏内にお住まいのお客様に対しては、ボーナスなどお得なキャンペーンはほとんど実施されておりません。

上記の資金管理に対するルールの違いは、特にボーナスプロモーション (キャンペーン)と出金手続きで確認できます。

ボーナスプロモーション実行の難易度が高いFCA

セーシェル (セイシェル)などのオフショア系の自由なレギュレーションと、ASICなどの硬派なレギュレーションの間を保つキプロスCySECは、FX会社にとっても利用者にとってもバランスのいいレギュレーションとして知られています。

海外FX会社の信頼性がそれなりに保証され、ある程度までは派手なプロモーションが許容されます。

ボーナスによるメリットという分かりやすいポイントが、CySEC登録下の海外FX会社が人気の理由です。

それに対し、英FCAは、最終的にユーザーが不利益を追うことがないように、プロモーション実施に厳格なルールが設けられています。

そのため、派手なプロモーションが認められません (適切に管理されれば許可されます)。

この点は、英FCAのデメリットのようにも見えますが、小手先ではなく、互いに利益あるプロモーションが実施される英FCAの強みであり、専業の方や大口の方には圧倒的に英FCAが好まれます。

出金トラブルがライセンス取り消しにつながるFCA

出金手続きについては、キプロスCySECは手作業が認められていますが、英FCAでは自動処理・機械処理しか認められないという大きな違いがあります。

さらに、英FCAでは、出金拒否が無くとも、出金拒否に疑われてしまうような行為を認めません。

疑わしい行為があれば、すぐに懲戒の対象となり、ライセンスの取り消しが審査されます。**

** 出金拒否した場合に懲戒やライセンス取り消しとなるのはCySECも英FCAも同様です。

上記は、一例ですが、英FCAの安全性や信頼性についての理解は、日本の金融庁 (FSA: Financial Services Agency)に通ずるものがあります。

英FCA認可が下り、かつ、それを維持するということは、海外FX会社としてこれ以上ない優位性の証明です。

あえて英FCAの海外FX口座を開設したい場合

最後に、IronFX (アイアンFX)を例に、英FCAの口座を作る方法、お持ちの口座の許認可を調べる方法をまとめます。

***【注意喚起】IronFXでは、ヨーロッパ圏外のお住まいのお客様、トレーダーに対しては、バミューダ口座での口座開設をおススメしています。ESMAによるレバレッジ制限・ボーナス制限を受けるイギリス口座 (FCA口座 または UK口座)およびキプロス口座 (CySEC口座)の開設は、得意な理由がない限り実施しないでください。ESMAに関するお知らせはコチラでご確認ください。

英FCA口座は「.co.uk」で

IronFX ドメインの違い

IronFXの場合、英FCAの下で口座開設する際の口座開設ページURLは「ironfx.co.uk」となります。

上の画像を参考にされてください。

取得ライセンス/レギュレーション
(登録番号)
運営法人 ウェブサイ
(URLリンク)
CySEC
(125/10)
Notesco Financial Services Limited
(キプロス共和国)
IronFX by CySEC
FCA
(585561)
8 safe uk Limited
(イギリス)
IronFX by FCA
FCB
(51491)
Notesco Limited
(バミューダ)
IronFX by FCB

上記URLリンクおよび下記リンクは、各ライセンス下のIronFXオフィシャルホームページに飛ぶことができますが、どのリンクをクリックしても、お住まいの国や地域で、適切に該当するライセンスのHPへリダイレクトされることがありますので、ご了承ください。

IronFX UK公式サイト

会員ページでの登録許認可確認

既に口座をお持ちの場合は、ログイン後の会員ページでもご確認いただけます。

IronFX 会員ポータル fca cysec

会員ページの左上 (ヘッダ)に、FCAもしくはCySECの表示がされます。

ドメインも口座のレギュレーションに合わせ「.co.uk」や「.com」と表示されますので、通常通りログインされてから確認をされてください。

英FCA認可FX会社は一覧でご確認ください。

**** 英FCAの下で口座開設が可能かどうかはお住まいの国や地域、FX会社の判断により異なります。個別のご相談については、各FX会社へお問い合わせください。

英FCAライセンス保有 FX会社一覧