2016年末より度々話題になっている「2割」という数字は、日本国内で営業するFX会社「外為どっとコム」が発表したアンケート結果(外為短期投資動向調査)によるもので、精度の高い数字と思われます。

多くのトレーダーが負けているのは事実

多くの方が負けて終えているのは事実かもしれません。

FX取引は、投資ですので失敗する可能性があります。

加えて、FX取引ではレバレッジを利用するため、戦略ミスや資金管理ができていない場合などに、取引開始後、即座に損失が確定(ロスカット)されてしまう可能性もあります。

そうして、始めてすぐの取引で失敗した際に、取引を失敗して終えるトレーダー(始めて数か月以内に取引を止めて継続しないトレーダー)はとても多いと思われます。

FXをあきらめなかったトレーダーの勝率は2割より多い(はず)

実際に、口座数だけで見れば負けたトレーダーが多いことは明白な事実です。

しかし、始めの数か月で損失を出した後もあきらめずにFX取引を継続したトレーダーの中で、どれくらいのトレーダーが年間を通して利益を上げているかなどは不明です。

専業となったトレーダー、時間をかけて研究と努力を積み重ねたトレーダーの数字を集計した場合、(継続しているトレーダーは利益をあげるためにFXを続けていますので)実際に勝ち越しているトレーダーの割合は、ここで上げられる「勝ち組が2割」以上の数字となると考えられます。