ドイツ規制当局 BaFinが、ネガティブ・バランス(マイナス残高で発生する追加証拠金)から個人投資家を守るために、BaFin登録の海外FX業者へのネガティブ・バランス・プロテクション(ゼロカット、マイナス残高保護)の導入を促しています。

BaFin登録のFX・CFDブローカーへゼロカット導入

BaFinは、個人向けのFX取引とCFD取引について、マイナス残高による追加証拠金が発生する海外FX業者(ゼロカット未対応業者)に対し注意と、新たな仕組み「ネガティブ・バランス・プロテクション」の導入(ゼロカット導入)を促しています。

SNB(スイス中銀)クライシスが業界に後を引いている。

BaFinは、ハイ・レバレッジで提供されるFX取引やCFD取引が原因のネガティブ・バランスとそのリスクについて懸念があるとコメントしています。

特に、2015年のスイス・フラン・ショックとも呼ばれるスイス中央銀行のスイス・フランへの無制限介入中止の件で、多くの個人投資家が自らの資産を超える負債を追ったことが、今回のゼロカット推進の一因となっています。

ネガティブ・バランス・プロテクション導入の猶予は3か月

BaFinは、期限を2017年7月末と定め、それまでの3ヶ月を顧客保護の仕組みを導入するための準備期間とし、ドイツ国内で活動を続ける海外FX事業者へプロテクションの導入、もしくは早期の導入を行うとの誓約書を出すように説明しています。

BaFin登録のFX会社一覧