現物(BTC/JPY)とFXの価格乖離オプション

bitFlyer(ビットフライヤー)は、2018年2月8日 木曜日 午前4時から、以前よりアナウンスしておりましたbitFlyer Lightningのサービス内のLightning Spot(BTC/JPY)とLightning FXの価格乖離の縮小を目的とした「SFD(スワップ・フォー・ディファレンス)」を導入します。

2018年2月8日 木曜日 午前4時以降のbitFlyer Lightningにおける、Lightning 現物(BTC/JPY)とLightning FXの注文・決済時に、10%以上の価格乖離が発生している際には、取引量および取引価格をベースとした「SFD比率」分だけ、徴収もしくは付与されることとなります。

徴収・縮小のルール

  1. 徴収されるトレーダー:価格乖離が拡大する方向の約定をされたお客様
  2. 付与されるトレーダー:価格乖離が縮小する方向の約定をされたお客様

1.のお客様から、約定金額(日本円)に応じた分のSFDが徴収され、そのSFDは、2.のお客様へ付与されます。

徴収・付与のタイミングは、ポジションの決済時に清算されます。

SFDの徴収額・付与額の算出方法

SFD(日本円)= 取引数量 × Lightning FXの取引価格 × SFD比率

価格乖離ごとのSFD比率

価格乖離:x SFD比率
10% ≦ x < 15% 0.5%
15% ≦ x < 20% 1.0%
20% ≦ x 3.0%

実際の価格でのSFD額の例

条件:最終取引価格差が15%のときに、Lightning FXにて「Aさん:買い」、「Bさん:売り」(1 BTC/920,000円)の約定が発生した場合です。

  • Lightning FX:920,000円
  • Lightning 現物(BTC/JPY):800,000円

計算:1 BTC × 920,000円 × 1.0% = 9,200円(SFD価格)

結果:Aさんは、9,200円がSFDとして徴収され、Bさんは、9,200円がSFDとして付与されます。

導入開始日時(日本時間)

2018年2月8日 木曜日 午前4時~

bitFlyer 公式サイト

bitFlyer Lightningとビットコイン販売所の違い

bitFlyerは、純粋にビットコインの購入・売却をbitFlyerがお店となり実施する「ビットコイン販売所」と、ビットコインおよびアルトコインをチャートの価格差から利益を獲得するFX含めたCFD取引(先物・現物)を実施する「bitFlyer Lightning(ビットフライヤー・ライトニング)」の2つのサービスを提供しています。

サービス名 取引相手先 取引内容
ビットコイン販売所 bitFlyer ビットコイン(Bitcoin:BTC)の
売買(購入・売却)
bitFlyer Lightning
(ビットフライヤー・ライトニング)
お客様同士 ビットコインの現物・FX・先物取引
アルトコイン*の現物取引
*アルトコインは、ビットコイン以外の仮想通貨(暗号通貨)を意味しており、2018年2月8日 水曜日時点での取り扱い中の仮想通貨は、ビットコインキャッシュ(Bitcoincash:BCH)およびイーサリアム(Ethereum:ETH)となります。

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bitFlyer Lightningの魅力

bitFlyer Lightningでは、レバレッジ最大15倍(= お客様の手元資金の15倍の資金力)で取引が可能です。

bitFlyerが、お客様同士の取引を行う取引プラットフォーム(取引所)を提供し、取引が出来る内容は以下の通りです。

(1)Lightning FX(ビットコインFX)
銘柄:BTC-FX/JPY
(2)Lightning Futures(ビットコイン先物)
銘柄:BTC/JPY-09FEB2018**
(3)Lightning Spot(ビットコイン現物)
銘柄:BTC/JPY
(4)Lightning Spot(アルトコイン現物)
銘柄:BCH/BTC、ETH/BTC
**2018年2月8日 木曜日時点の例のため、「BTC/JPY-」以降の日付表示は日時に応じて変わります。

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