ビットコインが100万円回復、ブーム再来はあるのか?

今年になってから価格の下落が続いてきた仮想通貨。

しかしビットコインは3月末~4月頭に70万円の底をつけて以降緩やかながら回復基調が続き、今週になってついに100万円を回復した。

去年後半のような仮想通貨ブームはまたくるのだろうか?

各国の規制は強まっている

ビットコインは、1年で23倍にも高騰

昨年後半には世界的な仮想通貨ブームが起こったことは記憶に新しい。

特に仮想通貨で最大規模のビットコインの高騰は多くのメディアでも報じられ、12月上旬には230万円という史上最高値をつけた。前年の12月には10万円ほどだったので、わずか1年で23倍にも高騰したことになる。

12~1月をピークに価格は下落

しかし230万円をピークにその後はビットコインの価格が下落。イーサリアムやリップルなど他の仮想通貨も、12~1月をピークに価格はそれ以上伸びなかった。

そして日本では1月26日にCoincheckにおけるネム大量流出事件があり、また海外でも仮想通貨のハッキングによる盗難時間は後を絶たない。

規制が下落を後押し

さらに今年になって中国を初め世界の多くの国が仮想通貨を規制する方向に向かっており、これらの要因から仮想通貨価格は下落が継続。ビットコインは3月末に70万円になった。

下落後、緩やかながら反転上昇

だがその後は緩やかながら反転上昇が続き、今週になってついに100万円の大台を回復した。

ビットコインや仮想通貨のブームの再来はあるのだろうか?

現実的には、昨年後半のようなブームがすぐにまたくると考えるのは難しい。

すでに述べたように今年になってからの仮想通貨価格下落は、世界各国で規制が高まってきたことに1つの大きな原因がある。

今月になってビットコイン価格は緩やかに上昇しているが、これは規制がなくなったからではない。

世界各国の規制はまだ残っているし、日本でも仮想通貨業界への規制はCoincheckの事件以来強まっており、去年のように緩い規制に戻ることはもうないと思われる。

多くのバブル市場は、はじけると低迷

仮想通貨以外の市場でもそうだが、「バブル」が一度弾けるとその後市場は低迷することが多く、またバブルが起こるまでに長い年月を要する。1980年代の日本のバブルが弾けて以降、株式市場は長期低迷していた。

またアメリカの株式市場も、2000年前後のITバブルが崩壊した後数年は株式市場の低迷が続いた。NASDAQ総合指数はその後長い間最高値更新がなかったが、2015年にようやく15年ぶりの最高値を更新した。

仮想通貨は昨年後半にバブルを形成し、そして弾けた。

これは多くの人が認める事実だろう。

バブルが一度弾けると、その後数年は市場が低迷し、時間が経ってようやく市場に活気が戻ってくることが多い。

仮想通貨のバブルは弾けたが仮想通貨自体がなくなったわけではないので、長い時間を経てまたいつか次の仮想通貨ブームが来る可能性は残っている。

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