上場日は6月19日

東証マザーズへ上場

スマホを使って自由に物が売買できるフリマアプリを配信するメルカリが、ついに6月19日に上場することになった。

メルカリは2013年に配信を開始し、わずか5年ほどで国内外のダウンロード数は1億を超えるほどメジャーなアプリに成長した。

そして最近になって東証にIPOを申請し、マザーズへの上場が承認された。

メルカリの上場スケジュール

上場日は6月19日となっているのだが、ではこれから6月19日までどのようなスケジュールで進むか確認してみよう。

1. 最終公開価格を決定する「ブックビルディング」期間

IPO株を買いたい投資家を募るために、IPOを取り扱う証券会社(主幹事証券、他)は「ブックビルディング」を行なう。

これは投資家がIPOを買いたい価格を指定し、多くの投資家が指定した価格に基づいて最終的な公開価格を決定するための期間になる。

ブックビルディング期間に投資家は「この株なら1,000円以上で買いますよ」などと価格を指定してブックビルディングに参加する。

仮条件価格の設定

しかしある程度の価格範囲を決めておかないと、中には1円や1億円など現実離れした価格で参加する投資家も出てくる。

そこでブックビルディング前にある程度目安となる「仮条件価格」が決められ、メルカリ株の場合は6月1日に公表される。

メルカリ株の仮条件価格は5月31日時点ではまだ出ていないが、市場の予想では2,200~2,700円程度になるとされている

投資家の参加

2,200~2,700円が仮条件になったとすると、6月4~8日のブックビルディング期間中には、投資家はこの価格帯のいくら以上なら買えるのか指定して参加する。

これはオークションのようなもので高い価格をつけた投資家から順にIPOは配布されるが、人気のある銘柄は上限の価格を指定した投資家の数が公開株数を上回る。

そしてその場合は、上限価格を指定した投資家に抽選で配分される。

メルカリ株は、公開株数が非常に多いため、、、

メルカリ株は1単位100株になる予定なので、上の価格が仮条件だとすると一口あたり22~27万円が必要になる。

ただしメルカリ株の特徴として、公開株数が非常に多いことがある。

今回は約2,100万株が一般投資家に売られることになっているので、1単位100株だとして約21万人にわたる。

手に入れられる確率はそれほど低くない。

2. 6月11日、公開価格と抽選結果の発表

ブックビルディングが終わると、6月11日に決定された公開価格と抽選結果の発表などが行なわれる。

3. 上場は、6月19日

当選した投資家は12~15日に購入申し込みを行ない入金もすると、メルカリ株を手に入れられる。そして19日の上場となる。

メルカリの主要株主構成は

メルカリの主要株主構成を見ると、筆頭株主は山田CEOで約29%。しかし上位10名にはベンチャーキャピタルが多く並んでいる。

ベンチャーキャピタルの売り浴びせは心配不要

ベンチャーキャピタルは上場後に売却する可能性が高いのがネックになるが、メルカリ株については上位10名に180日間のロックアップがかかっている。

これは「180日間は売ってはいけない」という約束なので、上場後すぐにベンチャーキャピタルが売り浴びせてくる心配は不要だ。

メルカリ株の将来は有望と想像される

全体的には好材料が多いメルカリ株だが、大型株だけに上場初値が公募価格の2倍以上になる可能性は低い。

しかし企業としては将来有望なのは確かだろう。


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