後半には政策金利発表

12日火曜は、米朝首脳会談

今週はまず12日火曜に米朝首脳会談が控えている。

これは史上初めてアメリカと北朝鮮の首脳が会談するということで世界が注目しているし、市場に対する影響も大きいと思われる。

会談の焦点は、北朝鮮の核問題

今回の会談の焦点は北朝鮮の核問題にある。

アメリカは北朝鮮の完全非核化を要求してくることは確実だが、それを北朝鮮側が飲むかどうかの問題になる。

ここで米朝が合意に達してそれを発表することができれば、北朝鮮の地政学的リスクが大きく後退し、円安・株高になることが予想される。

反対に合意に達せず会談が決裂に終わったと発表されたら、北朝鮮リスクが拡大し円高・株安になると思われる。

しかし北朝鮮側もこのような会談の場に臨んできた以上は、ともかく表面的にでも合意はする見通しが強い。

会談は12日の現地時間で午前9時、日本時間では午前10時から開始が予定されている。

週後半は、日米欧の政策金利発表

そして週後半には日米欧の政策金利発表が予定されている。

14日木曜午前3時は、まず米FOMCの政策金利発表

14日木曜午前3時には、まず米FOMCが政策金利を発表。今回は1.5~1.75%から0.25%利上げして、1.75~2%にすると予想されている。

アメリカの景気は相変わらず好調で、最近では失業率が2000年のITバブル時以来となる3.8%まで下がった。

また株式市場もそこそこ堅調に推移している。この状況ではほぼ間違いなく予定通り利上げが行なわれるだろう。

一方で0.5%など予想以上の利上げ幅となる可能性もほとんど考えられていない。

午後8時45分は、ユーロ圏の政策金利発表

同じ日の午後8時45分には、ユーロ圏が政策金利を発表。

ここでは政策金利・量的緩和ともに据え置きが予想されている。

ただし現在は月300億ユーロで実施されている量的緩和について、今後の縮小への道筋が今回の理事会後に示されるかもしれない。

午後9時半からはドラギ総裁が会見を行なうので、その会見も重要なイベントとなる。

15日金曜正午頃は、日銀の金融政策発表

そして15日金曜には、正午頃に日銀が金融政策を発表。

こちらも政策金利・量的緩和ともに、据え置きが予定されている。

黒田総裁の発言では異次元緩和を縮小・終了するつもりは当分ないので、こちらも予想通りの据え置きである可能性が極めて高い。

なお日銀が最後に追加緩和政策を出したのは2016年夏で、その後は2年近く異次元緩和の追加的政策は打ち出していない。

4つのイベントはどれも重要

今回話に出した4つのイベントはどれも重要だが、政策金利発表の方はどれも予想通りに終わる可能性が高い。

何らかの予想外の結果があるとすれば、それは米朝首脳会談だろう。


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