アメリカと中国はお互いに相手国からの輸入品に対して追加関税をかける政策をすでに発表しており、7月6日になって双方の関税措置が発動された。

アメリカの対中追加関税は日本時間の7月6日午後1時(米国東部時間6日午前0時)から発動。この政策では中国からの輸入品約340億ドル(約3兆7500億円)分を対象としている。しかしその大半が中国企業以外の外国企業が中国で生産したものであり、この関税によって打撃を受けるのは中国企業ばかりではないと見られている。

また中国側も7月6日に報復措置を発動し、アメリカからの同じく約340億ドル分の輸入品に対し、25%の追加関税をかける。

だがこれらの措置はすでに織り込み済みだったこともあり、発表後にも株式市場に特に波乱はなかった。前場は21,700円付近で推移していた日経225平均は、午後1時すぎには上昇し一時は21,800円を超えた。

iFOREX 公式サイト


iFOREXコラムについて

iFOREXコラムは、海外FX会社 iFOREX (アイフォレックス)にて配信されている鳥羽賢氏による金融・経済にまつわる時事コラムです。海外FX会社の最新の動向や仮想通貨・暗号通貨などに関する金融業界コラムを配信中です。みんなで海外FXでは、注目度の高い話題を中心に鳥羽賢氏iFOREXコラムをピックアップしてご紹介しています。

過去のiFOREXコラムのピックアップ記事一覧は、コチラ

最新の記事や鳥羽賢氏につきましては、iFOREX 公式サイトでご確認ください。

iFOREX 公式サイト