閣僚の辞任が続き、ポンドが急落

イギリスでは7月8日から7月9日にかけてメイ政権の閣僚の辞任が続き、市場参加者がメイ政権の先行きを不安視し9日夜になってポンドが急落した。

EU離脱担当相が辞任

7月8日にはメイ政権でデービスEU離脱担当相が辞任を表明。

これはEU離脱におけるメイ首相との方針の対立が背景にあると見られている。

外相も辞任を表明

さらに7月9日夜になると、今度はジョンソン外相も辞任を表明した。

ポンド/円は、先行き不安で急落

週明けは146円台後半からスタートしたポンド/円は、7月9日日中から夜にかけて市場全体で続いた円安・株高の流れに乗って上昇。

夜には147円台後半をつけた。

しかし7月9日夜にジョンソン外相の辞任が伝わると、メイ政権の先行きに対する不安が広がり、ポンドが1円ほど急落し146円台後半まで戻ってきた。

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