Facebook株が19%も暴落、市場に衝撃

NY株式市場では26日にFacebook株が19%も暴落。

時価総額で世界トップクラスの同社の株の暴落は市場に衝撃を与えた。

第2四半期決算を発表

この暴落は25日の株式市場終了後に発表された決算内容のために起こったと見られている。

Facebookの4~6月期の決算は、売上高が前年同期比42%増の132億3000万ドル(約1兆4700億円)、純利益が前年同期比31%増の51億ドル(約5660億円)だった。

これだけ見れば目覚ましい成長だが、今後の見通しが悪かった

また今期すでに欧州でユーザー数がわずか100万人ながら減少していたこともあるが、これは今年5月に欧州で新しい個人情報保護ルールが施行されたことが理由とされている。

今後の見通しとしてユーザー数の伸び鈍化は7~9月期以降も続き、さらに売上高の伸びも鈍化すると述べていた。

また最近Facebookから個人情報が大量に流出した問題を受け、今後は個人情報保護のための投資を増加。
それが収益率を低下させるという予想も示した。

7月26日のFacebook株

以上のような内容から決算が発表された時間にはFacebook株はすでに時間外取引で暴落。
26日は市場開始直後から前日比約20%安の水準で取引されることとなった。

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