仮想通貨取引所のZaifが、先週の14日金曜に外部からのハッキングを受け、ビットコインなど仮想通貨3種・約67億円が流出していたことがわかった。

Zaif 会社情報

ハッキング被害は、9月14日

このハッキングは9月14日の午後5~7時頃に行なわれたもの。

Zaifの運営企業・テックビューロが被害を認識したのは9月17日月曜になってからだという。

そして9月20日になってようやくテックビューロから被害の事実が発表された。

流出したのはビットコインと他2仮想通貨

流出したのはビットコインと他の2種の仮想通貨で、被害額は流出時のレートで約67億円。

うち45億円は顧客資産

そしてそのうち45億円ほどは顧客の資産だった。

この事件を受け、金融庁は20日にテックビューロの本社に立ち入り検査を行う。

今年1月26日、Coincheckから仮想通貨流出

仮想通貨に関しては今年の1月26日に、取引所のCoincheckから仮想通貨・ネムが約580億円相当も流出した事件があったばかり。

coincheck 会社情報

この事件後金融庁は仮想通貨取引所に対する審査を厳格にし、新規の登録は1社も行われていなかった。

Zaifは去年9月に登録された登録業者でセキュリティにも注意しているはずだったが、それでもハッキングの被害を防げなかった。

iFOREX 公式サイト


iFOREXコラムについて

iFOREXコラムは、海外FX会社 iFOREX (アイフォレックス)にて配信されている鳥羽賢氏による金融・経済にまつわる時事コラムです。海外FX会社の最新の動向や仮想通貨・暗号通貨などに関する金融業界コラムを配信中です。みんなで海外FXでは、注目度の高い話題を中心に鳥羽賢氏iFOREXコラムをピックアップしてご紹介しています。

過去のiFOREXコラムのピックアップ記事一覧は、コチラ

最新の記事や鳥羽賢氏につきましては、iFOREX 公式サイトでご確認ください。

iFOREX 公式サイト