金融庁が7日に、投資信託を購入した顧客のどれだけが利益を出しているか、購入した金融機関ごとにまとめたデータを公表。その結果によると、投資信託を購入した者の約40%は損失で、利益を出しているのは60%ということだった。

この調査で使われたのは、「比較可能な共通指標(KPI)」という指標。この指標は金融機関ごとの投資信託の運用成績を共通の指標で客観的に測るために、今年6月から使われている。

今回の調査は36の金融機関に対して行われ。全体の平均では利益を出しているのは約60%だった。なお含み益を出している顧客の割合が高い機関から順位を述べると、

順位 機関名 KPI
1位 コモンズ投信 98%
2位 レオス・キャピタルワークス 91%
3位 セゾン投信 85%
4位 丸三証券 79%
5位 野村証券 77%

となった。

逆に最も含み益を出している顧客の割合が低いのは、36位:あおぞら銀行-32%だった。

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