Binanceで、40億円以上のビットコインが流出

仮想通貨取引所の最大手であるBinance (バイナンス)で、ビットコインの流出が発生しました。

悪質なハッカーによる被害総額は、7,000 BTCで、日本円にして約44億円となります。(2019年5月8日時点のビットコイン価格)

流出したビットコインは、Binanceユーザー資産を含んでいました。

ただし、影響のあったBinanceユーザーへは、Binance独自ファンドのSAFUで、損害補填されるため一切影響がないことを明言しています。

また、上記のセキュリティーレビューのために、Binanceへの入金・出金を1週間禁止していますのでご注意ください。

Binance公式サイトで確認 (英文)

日本時間で、2019年5月8日 水曜日の午前2時15分24秒に発生

悪質なハッカーによるBinanceからのビットコイン流出は、日本時間で2019年5月8日 水曜日の午前2時15分24秒に発生しました。

ハッカーによって流出したビットコインは、Binanceの保有するビットコイン総額の約2%にあたる7,000 BTCでした。

ハッキング直後、すぐにBinance内のウィルスアラームが検知して、被害拡大を抑えることが出来ました。

Binanceが保有する約2%のビットコインが被害

流出したビットコインの7,000 BTCは、Binanceの保有する約2%に相当するとのことです。

また、被害額の7,000 BTCは、日本円にして、約44億円となります。

加えて、次のトランザクションからの流出であったことまで公表しています。(ホットウォレット)

https://www.blockchain.com/btc/tx/e8b406091959700dbffcff30a60b190133721e5c39e89bb5fe23c5a554ab05ea

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Binance独自の救済基金SAFUで損失補填

Binanceは、2018年7月14日に立ち上げたBinanceユーザーのための基金「SAFU」を使って、今回のビットコイン流出でBinanceユーザーに一切の影響がないように対応します。

SAFUとは、Secure Asset Fund for Users (セキュアアセットファンドフォーユーザーズ)の略で、Binaceがユーザーの将来やもしもに備えて、取引手数料10%をコールドウォレットに保管しています。

Binanceは、1週間は入出金制限を実施

Binanceは、今回のビットコイン流出のセキュリティー見直しを1週間で実行することを説明しています。

セキュリティーレビューが終わるまでの1週間は、Binanceへの入金・出金は出来ません

Binance公式サイトはこちら