FXとは

FXとは、Foreign Exchange(フォーレン・エクスチェンジ)、外国為替取引の略称です。
日本ではFX(エフエックス)と呼ばれますが、海外ではFXよりもForex(フォレックス)と呼ばれます。

FXとは、Foreign Exchange(フォーレン・エクスチェンジ)、外国為替取引の略称です。

FXは、政府や銀行、企業、個人投資家など、為替取引を行う参加者全員が関わる世界最大の単一の金融市場です。

通貨ペアの読み方、見方

FX取引では、いつも必ず2つの通貨が関わってきます。
この2つの通貨は、通常、ペアと呼ばれます。

通貨の表記

FXで取引する通貨は、3文字で表されます。
日本円であればJPY、米ドルであればUSD、ユーロであればEURというのが通貨の形式です。

3文字で表された通貨は、頭の2文字が国や地域を、最後の1文字が通貨単位を表しています。

通貨国もしくは地域通貨
日本円JP (日本)Y (円)
米ドルUS (米国)D (ドル)
英ポンドGB (イギリス)P (ポンド)

通貨で特別に表記されているもので「ユーロ = EUR」があります。EURは、EUROの略です。

ユーロ(EUR)は、ヨーロピアンユニオン(ユーロ連合)の通貨で、ユーロという名前がそのまま通貨となったために、このように特別な表記方法となっています。

通貨ペアの表記

FXで通貨を取引する際、ひとつの通貨がそれだけで取引されることはありません。
FX通貨は、必ずペアで取引されます。

そしての対になって取引される通貨のセットを通貨ペアと呼びます。

FX取引では、いつも必ず2つの通貨が関わってきます。この2つの通貨は、通常、ペアと呼ばれます。

上記画像は、EUR/USDの例です。
通貨ペアは、EUR側(左側)の通貨を「ベース通貨」と呼び、USD側(右側)の通貨を「クオート通貨」と呼びます。

ベース通貨という呼び名の通り、EUR/USDの場合は、ベース通貨のEURを基準としてクオート通貨のUSDを取引します。

例えば、ユーロと米ドルのペアはEUR/USD(ユーロ/米ドル) 、英ポンドと日本円のペアはGBP/JPY(英ポンド/日本円) となります。

通貨ペア表記
ユーロと米ドルEUR/USD
英ポンドと日本円GBP/JPY

通貨ペアの取引では、向かって左側の通貨に対し右側の通貨を売買する取引を行います。

  • EUR/USDを買う場合は、EURを買いUSDを売ります。
  • EUR/USDを売る場合は、EURを売ってUSDを買います。

FXの投資家は、取引ができるいずれかの通貨ペアの将来を予想し、為替差益を得るために、左の通貨で右の通貨に投資します

実際のFX投資では、通貨ペアのチャートを見て今後の動向を予想し、投資家は通貨ペアを買うのか売るのかという判断をします。

通貨ペアのチャートは、ここでご案内した通貨ペア、例えばEUR/USDならEUR vs USDの強さを示したグラフです。

  • EURが強ければ(USDが弱ければ)EUR/USDのチャートは、上昇します。
  • EURが弱ければ(USDが強ければ)EUR/USDのチャートは、下降します。

日頃、何気なく眺めることも多い通貨ペアのチャートですが、チャートの上下の意味と見方を具体的に意識すると、より分析がはかどります。

英ポンドと日本円の例

例えば、FX投資家が、英ポンド(GBP)はこれから日本円(JPY)に対して優勢になると予想したとします。
この場合、FX投資家は、英ポンドを買うと同時に日本円を売りFX取引を開始します。

もし、FX投資家が、日本円が英ポンドに対して優勢になると予想した場合、日本円を買うと同時に英ポンドを売ることになります。

通貨のヒエラルキー

通貨ペアでは、あらかじめその対になる通貨のヒエラルキー(階層)が決まっています

先の英ポンドと日本円の例の通貨ペアでは、その通貨のヒエラルキーに従いGBP/JPYと表示されます。
FXトレーダーが、GBP/JPYの取引で日本円を購入する場合は、GBP/JPYのレートで英ポンドを売ることになります。

ロングとショート

こうしたFX取引における買いの取引は「ロング」、売りの取引は「ショート」と呼ばれます。

注文呼ばれ方
買いロング
売りショート

FX市場の全体像

FX市場は、この他の金融市場とは違い、ニューヨーク証券取引所のような物理的な取引場所がなくセンターでの交換も行われていません。

FX市場は、金融機関同士をつなぐ専用回線によって取引がおこなわれ、このやり取りや通信がFX市場そのものとなります。
金融機関同士の取引は、OTC方式やNDD方式という仕組みで実行されています。

外国為替の取引は、世界中のFX市場に関わる金融機関で行われるため、週5日24時間取引を可能としています。

また、取引の際の為替レートは、FX市場に関わる全ての投資家の需要と供給の力加減や通貨を発行・管理する各国・政府、その中央銀行の金融施策の影響を受け日々変化しています。

世界8大中央銀行

以下は、FX取引を行う際の為替レートに影響を与える代表的な中央銀行の一覧です。

世界8大中央銀行

1. 米国の連邦準備制度理事会 (The Fed)
連邦準備制度理事会は、アメリカ合衆国のワシントンD.C.に本部を置くアメリカの中央銀行です。
2. 欧州中央銀行 (ECB)
欧州中央銀行は、EU・ユーロ圏19か国の金融政策を担う中央銀行です。
3. イングランド銀行 (BOE)
イングランド銀行は、イギリスの中央銀行です。世界金融に対する影響力の大きい中央銀行の一つです。
4. 日本銀行 (BOJ)
日本銀行は、日本の中央銀行です。日本国内の金融施策を実行する役割を持ち、日本国内で流通する貨幣を発行している発券銀行としての役割も持っています。
5. スイス国立銀行 (SNB)
スイス国立銀行は、スイス連邦の中央銀行です。スイスの通貨、スイス・フランを発行や流通の管理を行っています。
6. カナダ銀行 (BOC)
カナダ銀行は、カナダの中央銀行です。比較的新しい中央銀行と指摘されますが、カナダ中央銀行の発足は1935年と第二次世界大戦前であり、特別に新しい中央銀行ではありません。
7. オーストラリア準備銀行 (RBA)
オーストラリア準備銀行は、豪シドニーに本部を置くオーストラリアの中央銀行です。
8. ニュージーランド準備銀行 (RBNZ)
ニュージーランド準備銀行は、ニュージーランドの中央銀行です。

ここでご紹介した8行の他にも各国に中央銀行は存在し、それぞれ様々な金融規制や施策を行いFX市場や個別の通貨ペアに影響を与えています。

FX取引のアドバンテージ

FX取引とFX市場が持つアドバンテージ、金融投資としての個人投資家へのメリットを7つご紹介します。

1. 週5日24時間取引可能

FXの取引市場は、シドニー時間5時に始まり、ニューヨーク時間の金曜日17時 (EST)に終わります。

そのため、FX取引では、平日の5日間、ほぼ24時間ノンストップで投資機会を得ることができます。

2. 市場規模と流動性

外国為替、通貨取引のマーケットは、世界最大の金融市場です。

毎日約5兆ドルも取引されているFX市場の流動性は、投資家にとってとても出入りしやすい市場です。

毎日約5兆ドルを超える金額が取引されているFX市場の流動性は、いつでも取引ができる強みを持ちます。

不動産や金の現物取引の様に買い手がいないために、取引・投資が成立しないというケースは、FX市場では起こりません。
いつでも、日々のマーケット状況下において、マウスをクリックするだけでその時に売買できます。

FX市場の市場規模と流動性は、投資家にとって最も手軽に参入しやすい金融市場と環境を作っています。

3. 市場の上がり下がりのどちらも活用できる

外国為替は、いつも通貨のペアで取引されます。

FXのトレーダーは、マーケットのトレンドが上向いていても下を向いていても、利益を狙うことができます。

4. 少ない売買手数料

FX取引は、低コストで投資を始めることができます。

FXトレーダーは、金融機関同士の取引で発生する様々な手数料(決済手数料、両替手数料、送金手数料、仲介手数料、政府に支払う手数料)を負担する必要がありません。

通常、FXトレーダーが支払う手数料は、「スプレッド」と呼ばれる買値(ビッド)と売値(アスク)の差額だけです。

通常の取引口座のケースです。ECN口座など特別な取引口座では、外付けの手数料を支払う必要があります。

5. 負担の少ない初期投資コスト

FX取引は、少額から始めることができる個人向けの投資です。どんな投資家でも少額でFX市場のメリットを享受することができます。

AnzoCapital(アンゾーキャピタル)では、100ドル(およそ1万円)でFX取引を始めることができます。

6. レバレッジによる投資効率化

FX取引は、信用取引と呼ばれる投資です。
信用取引は、レバレッジを利用することで手持ちの資金以上の投資を行い、大きなリターンを狙うことができます。

AnzoCapital(アンゾーキャピタル)のFX取引口座では、最大500倍のレバレッジを利用して取引できます。

7. 仲買人なし

通貨市場は、世界で最も自由な金融市場です。

FX取引では、それぞれの金融機関やマーケットが直接取引をするため、仲買人がおらず余計なコストがかからず不透明な取引が行われにくくなっています。

通貨ペアのカテゴリー

FXで取引する通貨ペアは、大きく次の3つのカテゴリーに分類されます。

1. メジャー通貨ペア

メジャー通貨は世界で最も流動性があり、幅広く取引されている通貨のことを言います。

また、通貨ペアにメジャー通貨が含まれ、かつ左右どちらかには米ドル(USD)が含まれているペアをメジャー通貨ペアと呼びます。

主なメジャー通貨ペアは、次の表をご確認ください。

通貨ペア国名
EUR/USDユーロ/米国
USD/JPY米国/日本
GBP/USDイギリス/米国
USD/CHF米国/スイス
USD/CAD米国/カナダ
AUD/USDオーストラリア/米国
NZD/USDニュージーランド/米国

2. エキゾチック通貨ペア

ブラジル、メキシコ、ハンガリーや香港など新興の通貨市場びの通貨を、エキゾチック通貨と呼びます。

エキゾチック通貨ペア(エキゾチック)とは、この新興通貨市場の通貨が含まれるペアを指します。

主に以下の通貨ペアが、エキゾチック通貨ペアと呼ばれます。

通貨ペア国名
USD/HKD米国/香港
USD/SGD米国/シンガポール
USD/ZAR米国/南アフリカ
USD/THB米国/タイ
USD/MXN米国/メキシコ

3. メジャークロス通貨ペアまたはマイナー通貨ペア

メジャークロス通貨ペアとは、米ドルを含まない通貨ペアを指します。
メジャークロス通貨ペアは、マイナー通貨ペアとも呼ばれます。

米ドルではないよく取引されているメジャー通貨は、ユーロ、日本円、英ポンドとなります。

ユーロクロス

メジャークロス通貨ペアの中でも、ユーロクロス通貨ペアは主に以下の通りです。

通貨ペア国名
EUR/CHFユーロ/スイス
EUR/GBPユーロ/英国
EUR/CADユーロ/カナダ
EUR/AUDユーロ/オーストラリア
EUR/NZDユーロ/ニュージーランド

日本円クロス

メジャークロス通貨ペアの中でも、日本円クロス通貨ペアは主に以下の通りです。

通貨ペア国名
EUR/JPYユーロ/日本
GBP/JPY英国/日本
CHF/JPYスイス/日本
CAD/JPYカナダ/日本
AUD/JPYオーストラリア/日本
NZD/JPYニュージーランド/日本

英ポンドクロス

メジャークロス通貨ペアの中でも、英ポンドクロス通貨ペアは主に以下の通りです。

通貨ペア国名
GBP/CHF英国/スイス
GBP/AUD英国/オーストラリア
GBP/CAD英国/カナダ
GBP/NZD英国/ニュージーランド

FX取引のセッション(各マーケットの時間)

FX取引は、平日5日24時間取引されています。
しかし、FX市場は、丸一日アクティブというわけではありません。

また、FX取引は、通貨ペアの取引価格が上下している時が取引の機会となりますが、市場が全く動かなければ取引の機会は減ります。

外国為替市場は、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークの4つの主要取引セッションに分けられます。

外国為替市場は、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークの4つの主要取引セッションに分けられます。

この4つの主要セッションに重なっている時間帯は、FX市場に参加する投資家が増え取引が活発になるため、取引価格が動き取引機会が多く生まれます。

下の表はそれぞれセッション・取引時間です。
取引時間はそれぞれのローカル時間で表記されています。

また、一部の国や地域ではサマータイムを導入しているため、毎年10月と4月に取引時間が変更されます。
取引時間が変更される日は、それぞれの国によって違います。

夏(4月頃~10月頃)

タイムゾーンEDTGMT
シドニーオープン
シドニークローズ
6:00 PM
3:00 AM
10:00 PM
7:00 AM
東京オープン
東京クローズ
7:00 PM
4:00 AM
11:00 PM
8:00 AM
ロンドンオープン
ロンドンクローズ
3:00 AM
12:00 PM
7:00 AM
4:00 PM
ニューヨークオープン
ニューヨーククローズ
8:00 AM
5:00 PM
12:00 PM
9:00 PM

冬(10月頃~4月頃)

タイムゾーンEDTGMT
シドニーオープン
シドニークローズ
4:00 PM
1:00 AM
9:00 PM
6:00 AM
東京オープン
東京クローズ
6:00 PM
3:00 AM
11:00 PM
8:00 AM
ロンドンオープン
ロンドンクローズ
3:00 AM
12:00 PM
8:00 AM
5:00 PM
ニューヨークオープン
ニューヨーククローズ
8:00 AM
5:00 PM
1:00 PM
10:00 PM

上の表にある通り、2つのセッションが同時に開かれている時間帯があります。

サマータイムの3:00~4:00 (EDT) は、東京市場とロンドン市場の時間帯がかぶっており、ロンドンとニューヨーク市場は夏・冬共に8:00am~12:00pm (EDT)の間、同時に開かれています。

これらの時間帯は、2つの市場が同時に開かれているので、取引が特に活発で、より多くの取引量があり取引日の中でも最も値動きが激しい時間帯となります。

通貨ペアとクォートの読み方

通貨ペアは、EUR/USD、USD/JPYのようにペアで表記されます。

通貨ペアの表記で左側に来る最初の通貨をベース通貨、右側に来る二番目の通貨をクォート通貨と言います。

左側に来る最初の通貨をベース通貨、右側に来る二番目の通貨をクォート通貨と言います。

通貨ペアの価格から、1ベース通貨で売買する際のクォート通貨の取引価格がわかります。

例えば、上の画像の様にEUR/USD = 1.12738 で取引とある場合、1ユーロ=1.12738 米ドルとなります。

ユーロをベースに米ドルを取引する

もし、ベース通貨(ユーロ)がクォート通貨(米ドル)に対して値が上がり優勢になると予想した場合は、EUR/USDを買います(ロングポジションを持ちます)。

しかし、もしベース通貨(ユーロ)がクォート通貨(米ドル)に対して値が下がり劣勢になると予想した場合は、EUR/USDを売ります(ショートポジションを持ちます)。

スプレッド・ピップ・ロットとは

通貨の数え方、通貨ペアの見かたとなるスプレッドと、ピップ(pip)、ロットを一用語ずつ解説します。

買値と売値の価格の差「スプレッド」

外国為替取引は、常に買値(ビッド)と売値(アスク)の二つの価格が提示されます。この二つの価格は、投資家が買うときと売るときの取引価格です。

そして、これら買値と売値の価格の差を、スプレッドといいます。

スプレッドは通貨取引で必要なコストです。

為替市場の変動や流動性など、様々な要因にもとづき変化します。
主要なセッション(取引市場)の取引が活発な時間帯は、流動性が高まりスプレッドが狭くなる傾向があります。

通貨の最小単位「ピップ(pip)」

FXにおける通貨の最小単位をピップ(pip、ピプ)と言います。

ピップの複数形は、ピップス(pips、ピップス)です。

ピップの例

通常、pipは、通貨の第四小数点となります。いくつかの通貨では、第四小数点ではない場所で数えます。

通貨ペア元の値1pip変動後
EUR/USD1.12781.1279
USD/JPY113.68113.69

もし、EUR/USDが、1.1278から1.1279と値動きがあったとき、この0.0001米ドルの値動きは1pipとなります。(通常の第四小数点で数えるピップ)

また、USD/JPYでは、113.68から113.69、つまり0.01円 = 1pipの値動きとなります。(第四小数点ではないピップ)

ピップの値段は、通貨ペアによって変わります。

通貨ペア取引量1pipの評価
EUR/USD100,000通貨USD $10
USD/JPY100,000通貨JPY ¥1,000

EUR/USDを1ロット(100,000ポジション)取引したとき、1pip値上がり(もしくは値下がり)したとします。

この時、EUR 100,000 * 0.0001 = USD $10 となります。

USD/JPYを1ロット(100,000ポジション) 取引したとき、1pip値上がり(もしくは値下がり) したとします。

この時、USD 100,000 * 0.01 = JPY ¥1,000 となります。

取引の量「ロット」

FX取引において特定の取引量をロット(lot)と呼びます。

通常、1ロット100,000単位(10万通貨)となります。

一部の通貨ペアでは、ロットサイズが100,000通貨ではないことがあります。

ロット単位
スタンダード100,000
ミニ10,000
マイクロ1,000
ナノ100

マージン・レバレッジ・ロールオーバーとは

FX取引の資金管理に関する専門用語、マージン、レバレッジ、ロールオーバーを解説します。

レバレッジとマージン

FXは、少額の投資家が利用する機会の多い金融商品であり、資本をより効率的に活用する事ができる投資です。
そのFXの資金や投資の効率化をもたらしている特徴のひとつが、レバレッジです。

FXにおけるレバレッジとは、取引で使用する金額(預託した投資金額)に応じて、投資額以上の投資力を与える仕組みです。

必要証拠金(マージン)と呼ばれる資金の比率を100%とし、実際に投資する際は100%以上の資金力で投資を実行することができます。

レバレッジを利用する際に必要になる最低金額(取引に必要な資金)を必要証拠金と呼び、この証拠金をマージンと呼びます。

AnzoCapitalは、最大500倍のレバレッジを提供しています。最大500倍のレバレッジは、500:1と表記されます。

レバレッジを100倍かけるとすると、投資家は、10万円の資金(マージン)で1千万円という100倍の取引をすることができます。

この10万円は、証拠金率で表すと1%となります。

必要証拠金(マージン)は、投資家が口座価格よりも大きなポジションを開くために、FX取引口座に預託している金額のことです。

下の表は、レバレッジと必要証拠金(%)の対応表です。

必要証拠金(マージン)最大レバレッジ
1.00%100:1
0.50%200:1
0.25%400:1
0.20%500:1

ロールオーバー

もし、1日の取引の終わりにポジション(建玉)を保持したままにしておくと、トレーダーは、必要証拠金と保有ポジションに応じた金利を受け取ったり支払ったりします。

ポジションを保有したまま一日をまたぐことを、ロールオーバーと呼びます。
この時に発生する金利をロールオーバー金利と呼びます。

ロールオーバーの際の金利を、日本ではスワップやスワップポイントと呼び、スワップの金額をスワップレートと呼んでいます。

ロールオーバーで受け取る金利は利益であり、支払う金利は損失です。

FX取引口座では、毎取引日の終わりに自動的にロールオーバー金利が計算されます。
ロールオーバープロセスは、サーバー時刻の23:59(日本時間早朝)に開始されます。

損益計算の仕方

オンラインで利用できるFX取引ソフトウェアでは、自動でオープンポジション(保有している建玉)の損益計算(評価計算、値洗い)を行います。

損益計算の例

MT4やcTrader、MT5など、近年のFX取引ソフトウェアでは、多くの計算が自動で行われトレーダーの計算する手間が必要ありません。しかし、各取引の損益の可能性を理解するため、この計算がどのように行われるかを知っておくのも良いでしょう。

ここでは、FXにおける損益計算を理解するために、以下2つの例を考えてみます。

EUR/USDのビッドとアスクが1.1273/76とすると、FXトレーダーは1.1276ドルで1ユーロを買う、もしくは1.1273ドルで1ユーロを売ることができます。

ユーロが、米ドルに対して今後優勢になると予想したとします。
この取引戦略を実行するにはEUR/USDを購入し、その後為替レートが上昇するのを待ちます。

アスク(買い)値EUR/USD 1.1276
ポジションサイズEUR 100, 000
支払う米ドル額EUR 100, 000 * 1.1276 = $112,760
必要証拠金(1%)$112,760 * 1% = $1,127.6

この取引でレバレッジを100倍かけたら、ポジションをオープンするのに必要な最初の必要証拠金はおよそ$1,127.6となります。

そして、期待通り、ユーロが1.1273/76から1.1285/88へと優勢になったとします。
利益を得るため、FXトレーダーは、現在のレート1.1285の値段で100,000ユーロを売り、$112.850を受け取ります。

  1. 初めに、
    100,000ユーロを1.1276の値で買い、$112,760支払いました。
  2. その後、
    100,000ユーロを1.1285の値で売り、$112,850受け取りました。

この時、2回の取引で発生した差は、9pipsとなります。
9pipsを9ドルで計算すると、$112,850 – $112,760 = $90となり、利益のトータルは$90となります。

1ドル100円とした場合、90ドルは、9千円です。

ここでまた、FXトレーダーは、EUR/USDを1.1273/76の時に100,000ユーロ買い、$112,760支払ったとします。(100,000 x 1.1276)

しかし、ユーロが、米ドルに対して1.1265/68と劣勢になったとします。
損失を最小限にするため、現在のレート1.1265の値段で100,000ユーロを売り、$112,650を受け取りました。

  1. 初めに、
    100,000ユーロを1.1276の値で買い、$112,760支払いました。
  2. その後、
    100,000ユーロを1.1265の値で売り、$112,650受け取りました。

この2回の取引の差は、11pipsとなり、ドルに換算すると$112,760 – $112,650 = $110の損失で、トータルは-$110となります。