新年が明け、今日だけは世界のほとんどの国で金融市場が休場している。しかし元日でも一部の為替業者は為替レートを提示しているが、今日提示されたレートは必ずしも実際のレートを反映しているものではない。
本日の為替レート表示は必ずしも当てにならず - 本格的な取引は2日から 目次
本格的な取引は2日から
2020年が明け、1月1日は世界のほとんどの金融市場が閉まっている。
日本の東証は1月6日になってようやく大発会で取引開始となるのに対し、海外ではもっと早く株式取引が始まる国が多い。
例えばNY株式市場は2日から取引が行われるし、他にも2日から取引が始まる国がある。
そして為替市場も基本的には2日から通常営業となるので、1月1日だけは国内外の為替市場もほとんど開いていない。
1月1日に提示されているレートは事実上業者の「私設市場」レート
元日は金融市場も世界的に休んでいるのだ。
にも関わらず、一部の為替業者は1日でもレートを提示している。
もともと為替市場は株式・先物市場とは違い、1ヶ所の取引所で全ての取引が管理されているわけではない。
したがって世界のほとんどの業者が閉まっていても、1日に為替取引を提供している業者も一部にある。
しかし1月1日に提示されるレートというのはあまり当てにしない方がいい。
というのも1日はごく一部の業者が開いているだけなので、今日提示されているレートは事実上業者の「私設市場」レートのようなものだからだ。
為替レートの中には、12月31日時点よりもかなり離れているものも
つまり本来の為替市場のように世界中で同時に取引が行われておらず、特定の業者の中だけで行われている。
そのような状況では本来の為替の需給が反映されておらず、為替レートが正しい市場のレートからかけ離れてしまうこともありえる。
実際に1日に提示されている為替レートの中には、12月31日時点よりもかなり離れているものもある。
そういったレートを見て驚く人々も中にはいるかもしれないが、その必要はない。
1日に提示されているレートは、正しいレートと考える必要はないからだ。
2日になって世界の為替市場が取引再開となり、その時出ているレートが本来のレートだ。
仮想通貨の取引は1月1日でも行われている
ところで現在では法定通貨の為替市場の他に、仮想通貨の市場も存在している。
そして仮想通貨の取引は1月1日でも行われているところが多い。
仮想通貨はもともと土日でも開いている市場なので、1月1日でも普通に取引できる。
ただし仮想通貨業者のサポート窓口は閉まっているところが多い。
金融市場はますます365日24時間体制に近付いているが、今でも為替市場は1月1日は取引がほとんど行われない。
だから今日提示されているレートが12月31日時点からかなり動いていても、そのレートを気にする必要はあまりない。
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カヨのコメント
2021年2月17日
ミルトンは、100万以上入金するとスプレッドが狭い取引口座に移動できるって、、どの口座も取引手数料無料なら、、常に100万円も残高がない俺みたいなトレーダーは、ずっと取引コスト高めで、ずっと冷や飯食わされ続けんのね。。