FX・CFDには、実際のマーケットで取り引きを始める前に理解しておくべき重要な基本用語(専門用語)・概念があります。
スプレッド以外で確実に理解しておくべき用語として「ピップ(pips、ピップス)と口ツ卜などがあります。
これらFXの基本用語を理解せずに、入金して取引をすることは、全く現実的で賢明な判断ではありません。
ここでは、上記の他にも必要証拠金やスワップなどの重要なFXの基本用語が理解できるように解説します。
FXの基本用語を知る - ピップ(ピップス)やポイント、レバレッジ、証拠金、スワップなど 目次
FXのピップ(pips、ピップス)とは?
FXでは頻繁にピップ(pips、ピップス)という言葉を使います。
ピップとは、価格がどれだけ変動したかを示す指標で、スプレッドおよびその他の多くの指標にもなります。
1ピップ(1 pip)は、取り引きする銘柄によって変わりますが、FXでは表示価格の少数点の第2位または第4位の数値になります。
例.ドル円の買い値 107.118/売り値 107.107
例えば、ドル円(USDJPY)の買い値が107.118円で、売り値が107.107円だったとします。
価格の表示が日本円の場合、ピップは1銭、つまり0.01円を指します。
そのため、スプレッドは1.1ピップ(1.1 pips)となります。
CFD銘柄のピップ
表示価格のどの桁がピップの値になるかは、取り扱い銘柄によって異なります。
例えば、金や銀などの貴金属CFD銘柄とビットコインやリップル、イーサリアムなどの仮想通貨CFD銘柄(ビットコインFX、仮想通貨FX)では、ドル円などの法定通貨のFX通貨ペアとは異なる単位になります。
さらに、各銘柄のピップの単位など、詳しく把握したいトレーダーは、Exnessの無料のデモ口座および日本語の公式サイトの取引計算ツールで実際に確認・体験することをオススメします。
MT4・MT5のポイント(points)とは?
ポイント(points)という言葉は、主にMT4(メタトレーダー4、MetaTrader4)およびMT5(メタトレーダー5、MetaTrader5)のシステム内で使われている言葉です。
1ポイントは、1ピップの10倍となります。
1.0 point = 10.0 pips
たとえば、MT4でドル円のスプレッドが8ポイントと表示されている場合、スプレッドは0.8ピップです。
ピップとポイントの違いを理解することは、取り引きでとても重要です。
ピップとポイントを間違えると、予約注文などの際に機能を使いこなせなくなります。
FXの契約サイズとは?
FX・CFDにおける取引量(取引ボリューム)は、口ツ卜(lots)で表示され、各銘柄の契約サイズを1ロットとした数字となります。
スタンダードロットは、契約サイズと等しくなります。
FXのスタンダードロットは基準通貨の10万通貨です。
ミ二口ツ卜 = 0.1ロットは基準通貨のl万通貨、マイク口口ツ卜 = 0.01ロットは1,000通貨という単位になります。
みんな、何ロットを設定している?
証拠金が十分にあれば0.01ロットから20ロット(時には20ロット以上)などの自由な注文を行えます。
もちろん大きなボリュームの大ロットでの取引は、その他の条件を同じと仮定すると損失、利益とも大きくなることを忘れてはいけません。
実際は、ほとんどのFX初心者は、少なくとも最初の数か月聞は0.01ロットでの取引から始めています。
FXのレバレッジ(Leverage)とは?
ロットサイズに加えて、レバレッジ(Leverage)もトレーダーの新規注文を保有する能力に影響を与えます。
レパレッジを活用することで、トレーダーはレパレッジなしでは出来ないような大きな注文を行うことができるようになります。
レバレッジの実例
例えば、トレーダーが30倍(1:30)のレバレッジのFX口座で取り引きをすると、実際に入金した証拠金の30倍の注文が出来るようになります。
このレバレッジでドル円(USDJPY)の1マイクロロット(0.01ロット)の注文を行う場合、1,000ドルではなく33.33ドルのみの証拠金で注文が可能です。
10万通貨(10万ドル)/1ロット × 0.01ロット ÷ 30倍 = 33.33ドル
レバレッジの危険性
トレーダーの間でレバレッジは、「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」そして「一利一害」として知られています。
しかし、それら一般的な認識とは反対に、レバレッジ自体は損失を発生させやすいものであるとは言えません。
ただし、重要なことは、他の取引条件を同じと仮定すると高いレバレッジの取り引きは損失を拡大させるリスクがあるということです。
すでに経験豊富なトレーダーであれば、上手にレバレッジを利用して収益を拡大させることも可能です。
FXの必要証拠金とは?
FXの必要証拠金とは、注文を出すために(保有するために)必要な資金のことです。
必要証拠金の金額は、取引サイズとレバレッジの2つの大きさで異なります。
上述のドル円の例をみると、マイクロロットの注文を出す際に必要な証拠金はレバレッジなし(1:1)なら、1,000ドルとなります。
30倍(1:30)のレバレッジでは、必要証拠金として33.33ドル(または同等額)のみ必要になります。
MT4・MT5の余剰証拠金とは?
一方、FX口座にあって、現在の取り引きの必要証拠金として利用していない金額を余剰証拠金と言います。
有効証拠金 – 必要証拠金 = 余剰証拠金
これは言い換えると、次の新規注文を発注するために使用できる金額のことです。
MT4・MT5の証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する有効証拠金(残高に含み益または含み損を合算したもの)の割合(パーセント)のことです。
有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率[%]
口座の健全性を表す指標と言えます。
証拠金維持率が低くなりすぎると、取引を継続できなくなります。
FX口座によっては、証拠金維持率が0%になるまで取引を続けることができるものもあります。
その他のFX口座では、証拠金維持率が50%になった時点で、取引がロスカット(ストップアウ卜)されます
MT4・MT5の証拠金に関する表示
MT4のパソコンソフトの画面下部にある灰色および白色のエリアはターミナルです。
MT5ではツールボックスが、MT4でいうところのターミナルと同様のものになります。
このウィンドウでは、口座残高および有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率が表示されます。
このウィンドウの情報は非常に重要なので、定期的に確認するようにしてください。
FXのスワップとは?キャリーとは?
最後に、知っておくべき用語としてスワップ(Swap)を説明します。
スワップとは、オープンポジション(未決済注文)を日にちをまたいで保持した際の手数料のような意昧になります。
トレーダーがブローカーに、この手数料を支払う(1スワップと呼ぶこともあります)こともあれば、ブローカーがトレーダーに支払う(キャリーと呼ぶこともあります)こともあります。
スワップポイントは、金利差に基づく
注文を一晩またいで保有することで発生するスワップという手数料は、主に銘柄を構成する2つの通貨間の異なる金利に基づいて計算されます。
例えば、トレーダーが南アフリ力ランド円(ZARJPY)の売りポジションを翌日まで保有したとすると、スワップポイントによる損失が発生します。
反対に、買いポジションを行っていた場合、その注文ではキャリーが発生します。
これは、南アフリ力ランドと日本円の金利差によるものです。
スワップ3倍の日がある
スワップは、通常水曜日を除いて平日で日をまたぐ際に標準のレート(スワップポイント)が適用されます。
そして、多くの金融商品では、市場がクローズする週末のコストを反映するため、水曜日には3倍のスワップポイントが適用されます。
ただし、原油や株価指数などの金融商品では、トリプルスワップは金曜日になります。
各銘柄ごとにスワップポイントが決まっており、時折変更となります。
MT4およびMT5のプロパティーおよびExnessの公式サイトの契約仕様などでそれらの情報を確認できます。
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(海外FX会社)
41のコメント
2024年2月9日
一万位の利益で出金拒否される