海外FX業者 Exness(エクスネス)のeBookコラムの第6弾は、「取引ソフト MT4&MT5とテクニカルインジケーターについて」です。
定番のテクニカルインジケーター(テクニカル分析)の移動平均線およびストキャスティクス、ボリュームについて解説します。
MT4とMT5では、意外と簡単、慣れると便利なインジケーターが無料で使えます。
FX・CFDの取引ソフト MT4&MT5とテクニカルインジケーター - 移動平均線とストキャスティクス、ボリュームほか 目次
取引プラットフォーム MT4&MT5
FXおよびCFDは、取引プラットフォーム(取引ソフト)を使って取引します。
取引プラットフォームとは、価格の確認や取引、取引履歴の確認、その他の各種操作が行えるパソコンソフトおよびモバイルアプリ(スマホアプリ)のことです。
多くの取引プラットフォームには、チャートやテクニカルインジケーター、その他の分析ツールが備わっています。
今、FX・CFDで最も人気のある取引プラットフォームはメタトレーダー4(MetaTrader4)とメタトレーダー5(MetaTrader5)で、それぞれMT4とMT5と呼ばれています。
海外FX業者 exness(エクスネス)では、オリジナルのスマホアプリおよびウェブトレーダーも提供しています。
まずは、チャートを表示する
取引プラットフォームのダウンロード&インストールまで完了したら、起動してデモ口座に口グインしてみましょう。
最初に次のような画面が現れます。
取引できる銘柄を表示させる方法
新たにチャー卜を開くには、まず最初に画面の左上に表示されている気配値表示(Market Watch)を見つけて下さい。
気配値表示(Market Watch)のウィンドウ内のどこかで右クリックをして、全て表示(Show All)をクリックします。
そうすると、取引プラットフォーム上で取引可能な全てのFX通貨ペアおよびCFD銘柄がウインドウに追加されます。
見たい銘柄のチャートを表示させる方法
気配値表示(Market Watch)のウィンドウの枠をドラック&ドロップして拡大させることもできます。
ここで、チャー卜を見たいFX通貨ペア・CFD銘柄を右クリックして、チャートウィンドウ(Chart Window)を選択します。
新しく表示チャー卜を追加したら、通常はまず初めにローソク足表示を選択して、H4(4時間足)などの長い時間軸に切り替えます。
インジケーターとは?
テクニカルインジケーターは、テクニカル分析をする際において重要な指標です。
価格や取引量に関する数理モデルのようなものが基(もと)になっており、チャー卜に視覚的に追加できます。
インジケーターはトレーダーが売買するべきかどうか、またそのタイミングや価格変動性、サポー卜とレジスタンスの確認、その他各種シグナルを示してくれるものです。
ほとんど全ての卜レーダーが何かしらのインジケーターを使用しています。
インジケーターの表示方法
MT4またはMT5でチャートにインジケーターを追加するには、ツールバーの挿入(Insert)をクリックして、インディケータ(Indicator)に力ーソルを合わせた後、追加したいものを力テゴリーから選びます。
その後、インジケーターの設定と表示方法を選択するウインドウが現れます。
OKをクリックすると、インジケーターがチャー卜に追加されます。
インディケーターの活用
インジケーターを使い始める前に、その仕組みと効果を理解しておく必要があります。
(プラットフォームが代わりに行うため)特別な計算を自分で行う必要はありませんが、インジケーターで出来ること・出来ないことを全体的に理解しておく必要はあります。
MT4およびMT5のインジケーターには、3つの主な力テゴリがあります。
1.トレンド系インジケーター
トレンド系インジケーターとは、トレンドの見極め、その強さの測定、転換点と保合(もちあい)の特定のために用いられます。
移動平均線など、サポートとレジスタンスの特定を含む多くの使い方があるものがあります。
2.オシレーター系インジケーター
オシレーター系インジケーターは、FX初心者が過熱感を見極める手段として最も一般的なものです。
これは、過剰な供給または需要によって価格が適正な水準から大幅に乖離している状況を教えてくれます。
過熱状態では、買われすぎ・売られすぎのどちらもあり得ます。
移動平均収束拡散手法(Moving Average Convergence Divergence、略してMACD)は、「インジケーターのインジケーター」として知られるオシレーター系インジケーターで、移動平均線などの相関性を測るものとなっています。
ATR(Average True Range)のように、トレンドではなく一定期間での価格の一般的な変動を測るオシレーターもあります。
ATRを用いることで、トレーダーはストップとターゲットとなる価格帯を見極めて、エントリーの計画が立てられます。
3.ボリューム系インジケーター
ボリューム系インジケーターは、その名の通り取引量を示し、売買のどちらが大きいかについての指標です。
FX・CFDは、いわゆる分散型取引所(DEX)で行われるため、海外FX業者 Exness(エクスネス)のMT5で使えるボリューム系インジケーターにおいて取引されているFX通貨ペア・CFD銘柄についてはExnessで処理されている取引量のみを示します。
つまり、取引量の少ない銘柄ほど、ボリューム系インジケーターの指標の信頼度が下がることを意昧します。
ビル・ウィリアムズが考案したインジケーターおよび力スタムインジケーターもご利用いただくことができ、自分だけのインジケーターを設計することもできます。
a.移動平均線
テクニカルインジケーターとして最も有名な移動平均線(Moving Average、MA)は、価格変動からノイズを取り除いたチャー卜上で示した線です。
移動平均には主な3つの種類があり、単純移動平均線(Simple Moving Average、SMA)、指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average、EMA)、線形加重移動平均線(Linear Weighted Moving Average、LMWA)があります。
これらは基本的に同じ機能となりますが、指数平滑移動平均線ではいくらか現状の価格に重きを置いているのに対して、線形加重移動平均線は現状の価格に対して指数平滑移動平均線よりかなり多くの重きを置いています。
ここでは最も一般的な単純移動平均線について見ていきますが、原則は指数平滑移動平均線と線形加重移動平均線にも当てはまります。
単純移動平均線とは?
移動平均線は計算する期間において「ファス卜」(長い日数を対象)、「スロー」(短い日数を対象)であるとされます。
20日移動平均線はファストとみなされます。
これは20日間で計算した平均価格です。
スロー移動平均線は100日、200日となるものもあり、ファスト移動平均線より長い期間をもとに計算されます。
100日移動平均線の場合、それほど長期間のSMAを超えた変動が起こることはあまりないため、トレーダーは長期間の移動平均線の兆候に基づいてエントリーを見計らいます。
価格が移動平均線と交差すると、反対注文をしてよいものとみなされます。
短期間の移動平均線が長期間の移動平均線を上へ超えるように交わることをゴールデンクロスといい、買い注文のシグナルとなります。
逆に、短期間の移動平均線が長期間の移動平均線の下に行くように突き抜けていったさいの交わりをデッドクロスといい、売り注文のシグナルとなります。
b.ストキャスティクス
もう1つよく使われるインジケーターにストキャスティクスがあります。
過熱感とモメンタムを特定できるものとされています。
また、ダイバージェンスに着目した取引をする際など、多くの戦略で重要な要素になります。
ジョージ・レーンにより1950年代に考案され、コモディティーの価格の収束を特定の期間にわたり比較するもので、主に14日間が基準にされます。
ストキャスティクスの仕組み
このインジケーターの考え方は、価格のトレンドが上昇トレンドの時は直近の高値に収束し、下降トレンドの時は安値に収束すると言うものです。
ストキヤスティクスを移動平均線と併用することで、卜レーダーはこれらのトレンドに加えて、エントリー(注文)とイグジット(決済)のポイン卜を見定めることができます。
2つの線は通常将来の価格を評価するもので、lつは直近の価格に基づいたストキャスティクス(%K、確率変数)そのもので、多くは14日間を基準にします。
もう1つは直近の%K値(確率変数)の移動平均線であり、3日から5日が一般的に用いられ、%Dと呼ばれています。
これらの統計値の比較は価格が変動するスピードを知るための良い指標とされています。
ストキャスティクスは通常、解析に影響を与える突発的な価格の乱高下を避けるため、ある程度緩慢化(かんまんか)または平滑化(へいかつか)して使用されます。
ファス卜とスロー間のストキャスティクスの違いはその感度です。
ファストストキャスティクスはス口ーストキャスティクスよりも敏感で、通常前者が後者よりも多くのシグナルを提供します。
ストキャスティクスオシレーターの計算方法
ストキャスティクスの数値は、以下のように計算されます。
- %K = 100 x(現在価格 – 〇日間の最低価格)÷(〇日間の最高価格 – 〇日間の最低価格)
- %D = %Kの〇日間単純移動平均線
- 平滑化 = %Kに適用する〇日間移動平均線
これを自分でわざわざ計算する必要は全くありません。
MT5またはMT4が自動的に計算し、時間の経過とともに更新されるようになっています。
メインとなる%Kのラインは、0~100の値を示します。
この単位は過熱度を示す非常に重要なものです。
80を超すと買われすぎ、20を下回ると売られすぎとなります。
一方、%0は単一のラインとして機能します。
%Kのラインが%0のラインを上に超えると、買いシグナルまたは現在保有中の売り注文のイグジットのシグナルとなります。
逆の場合、売りシグナルまたは保有中の買い注文を決済するシグナルとなります。
過熱状態の「トリガゾーン」(80超20未満)でシグナルが発生した場合、これらのシグナルはより強い傾向とみなされます。
ファストストキャスティクス
ファストストキャスティクスでは通常、5・3・3に設定されます。
より短い時間軸で、素早く有用なシグナルが多く得られます。
ただし、こうしたシグナルは、ス口ーストキヤスティクスに比べ信頼性が劣ります。
スローストキャスティクス
多くのトレーダーは、14・5・5に設定したスローストキャスティクスを使用します。
この設定はその名の通り、トレーダーにとってよりス口ーで頻度の少ないシグナルを提示します。
ただし、ここで得られるシグナルはファストストキャスティクスよりも信頼性が高いものとなっています。
同じチャー卜では、14・5・5のストキヤスティクスの交差シグナルが5・3・3のものよりも一般的に信頼できるものになります。
やはり騙しのシグナルはありますが、ファストストキャスティクスに比べてその数は少なくなっています。
ただし、ス口ーストキヤスティクスを使用することで正当なシグナルを見逃すことがあります。
ストキャスティクスオシレーターの限界
取引およびテク二力ル分析では全てがそうであるように、完壁または100%信頼できる設定というものはありません。
ストキャスティクスを用いるトレーダーはやはり、他の情報源から得られるシグナルも確認する必要があります。
これには、移動平均線、サポートとレジスタンスまたはその他各種ツールなど他の相関するインジケーターが含まれます。
同様に、過熱感を対象とするテクニカルインジケーターを見ていると、根本的な事象を無視しやすくなります。
価格変動を強力に支えるファンダメンタルが存在する場合、買われすぎ、売られすぎな状況がより長期にわたり続く可能性があります。
様々なインジケーターに加え、価格と状況に影響するデータおよびニュースも検討する必要があります。
c.ボリューム系インジケーター
ボリュームは、ボリューム系インジケーターの中で最も使われているものです。
特定のFX通貨ペア・CFD銘柄において、各期間ごとに取引されている量を買売別・色別に示します。
チャー卜の下に表示されるウインドウで緑と赤の棒グラフで示されているのが取引量です。
ウインドウの左上の取引量に関する数値はあまり意昧を持ちません。
程度の差はあれ、通常はより大きな取引量の数値と取引量の棒グラフは(買いと売りのバランスが明確にとれていれば)高い価格変動性があることを、または(買いもしくは売りのどちらかが優勢であれば)特定の方向に大きなモメンタムがあることを示します。
ドル円(USDJPY)のチャー卜上で、ドルが低下した付近で買いの量が急激に増えているとします。
トレーダーには、これを短期の買いシグナルと捉えるトレーダー、買いの量が増えるサポー卜とみるトレーダーもいるでしょう。
移動平均線やストキャスティクスなど他のインジケーターにより、ボリュームはトレンドの大きな転換を示す場合もあります。
ボリュームを利用する際に注意すべき点は、基本的に市場は多くのトレーダーが予想する通りにならないことです。
大多数のトレーダーが同じことをしたとしても、全員間違っていることをしている場合もあるのです。
中世のヨーロッパを例にすると、ほとんどの人が太陽は地球の周りをまわっていると考えていましたが、これはもちろん全員が間違っていたのです。
ボリュームとその他のボリューム系インジケーターは、重要なエリアと起こり得る価格変動性の増減およびモメンタムに関し、トレーダーに役立つ見通しを提供してくれます。
とは言え、ボリューム系インジケーターからのシグナルに頼って判断する場合、注意して判断することが非常に重要です。
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田町のコメント
2021年4月13日
レバレッジ解放で、30ドルボーナスもらったよー(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎