海外FX業者 exness(エクスネス)のeBookコラム!第10弾!ファンダメンタルズ分析を知ろう

ファンダメンタルズ分析とは?

経済関連二ュースに注目することは、ファンダメンタルズ分析にとって重要です。

ファンダメンタルズ分析とは、金融商品の適正価格を正確に見定めるために必要な分析です。

ファンダメンタルズ分析に基づき取引するトレーダーにとって関心の的となるのは、ニュースが金融市場に与える、または与える可能性のある影響です。

これは、ファンダメンタルズ分析を用いるトレーダーの間では、FX通貨ペアおよびCFD銘柄などの金融商品の価格は適正な価値に基づくものであると信じられており、価格と価値の大きな乖離を利用して利益を獲得しようとするためです。

ファンダメンタルズ分析を用いるトレーダーは、主に経済指標に注目します。

加えて、市場に影響力がありそうな政治イベン卜やその他あらゆるニュースなどの指標にも注目します。

ファンダメンタルズ分析は、一般的に幅広い分野で幅広い分析となりますが、特にFX・CFDにおいては的を絞りやすくなっています。

このコラムでは、最も人気のあるFXに着目します。

ここで説明する一般的な原則は、他のCFD銘柄にも適用できますが、相違点があるのでご注意ください。

経済

ファンダメンタルズ分析の基本概念の1つは、その国の経済が強い場合にはその通貨と株価指数(インデックス)も同様に強くなるという事実です。

その逆も、一般的に正しいと言えます。

この点について、ほとんど全てのトレーダーはある程度のファンダメンタルズ分析を行います。

例えば、2016年のイギリスのEU離脱に関する国民投票後の混乱のさなかに、イギリスポンド(GBP)を買いたいと思うトレーダーはまずいなかったでしょう。

経済指標カレンダー

基本的に毎週、全世界の国々で何らかの経済指標が発表されています。

ファンダメンタルズ分析をするトレーダーにとっての課題の1つは、これらのデータのノイズを取り去り、パターンを見出すことです。

経済指標力レンダーを積極的に使用する多くのトレーダーは、5つの大きな力テゴリーに分かれる発表に着目します。

その重要性の順番は、大まかに以下のようになります。

  • 就業者数の変化(最も重要視されるのは米国非農業部門雇用者数(NFP))
  • 失業率
  • インフレ率
  • 国内総生産成長率(GDP成長率)
  • 購買担当者指数(製造業およびサービス業のPMI)

影響のあるFX通貨ペアによって、様々なタイプの発表の重要性は変動します。

一般的には、トレーダーが最も注目するのは雇用統計、特にNFPです。

これは、新規就業機会は先行指標とみなされており、将来の消費支出がどのように変わるかについてのヒントとなるためです。

経済指標カレンダーを理解する

海外FX業者 exness(エクスネス)のオンライン経済指標カレンダーはもちろん、MT5やexnessアプリも活用していただけるほか、多くのトレーダーはより詳細な情報を備えたカレンダーを好んで使います。

exnessの経済指標カレンダー こちら

おそらく最も普及しているのは、Trading Economics(TE)のものでしょう。TEの経済指標力レンダーは、オンラインで無料でご利用いただくことができ、25個の言語で提供されています。

ケーススタディー:雇用統計情報

NFPなどの重大発表は通常、様々な予測がなされます。

NFPがある月で予想以上に強いと、通常、米ドルは他の通貨に対して強まります。

ただし、この数値が予測より低いと、米ドルは少なくとも一定期間は下落します。

より長期的なアプ口ーチとして、経済データの収支を検討するものがあります。

NFPの例

例えば、高い雇用率、インフレ目標、GDPの高成長と一緒に、連続した期間にわたる強いNFPの継続が見られるとします。

このシナリオでは、トレーダーは米ドルの買いポジションの保有を続け、さらに買い増しすることもあり得るでしょう。

この流れは、米ドルが一連の好ましい発表に対して反応しない場合、特に重要です。

こうした場合には、トレーダーは買いを入れ、FX通貨ペアが最終的に反応した際に利益を手にすることが出来るのです。

理論上は単純に見えますが、実際には経済指標カレンダーの活用はこのように簡単にいくことはありません。

市場心理、テク二力ルな条件、センチメン卜、その他多数の要因が重要な影響をもたらします。

経済指標カレンダーと国の経済の全体的な状況は、取引に際して考慮すべきことの1つにすぎません

ケーススタディー:中央銀行

ほとんどすべての通貨は、中央銀行によってある程度管理されています。

中央銀行は、金融政策を担う独立した国家機関です。

言い換えると、国の中央銀行が公定歩合(こうていぶあい)を決め、インフレ目標と予想を作成し、安定した経済状況を目指します。

注目は、金利

中央銀行により影響を受ける基本レートには様々なものがありますが、トレーダー視点で重要なのは中央銀行の金利に尽きます。

レートが高い時は通常、通貨に対する需要が高まります。

投資家は法定通貨を買って、より高い利益を生むことができるからです。

レートが低いほど通貨の魅力は下がります。

とはいえ、実際の状況はこれよりもずっと複雑です。

しかし、トレーダーにとって中央銀行の活動を深く詳細にわたり、学ぶ必要は全くありません

その代わりに、トレーダーはいくつかの主要なイベン卜に着目します。

中央銀行の会議と議事録

中央銀行が金利を発表する会議は、ほとんどのFX通貨ペアにとって極めて重要です。

大抵の場合、市場で大規模な変動をもたらすことになる利率の変更に加え、中央銀行による将来の金利についての言及も主要な要因となります。

とってつけたようなものであれ保守的なものであれ、中央銀行の頭取による自国の経済に関する意見も詳しく解説されます。

トレーダーはそうしたことから推測を立て、将来における利率の変更の可能性を検討します。

中央銀行での会議の議事録もまた重要です。

議事録は通常、会議の約1週間後に発表されます。

最新の金利の決定に影響した各種要因について、委員会の様々なメンバーによる見解の要約が記されています。

例えば、工業統計値が弱まることを示す複数の言及がある場合、トレーダーは議事録発表後、関連した情報により注目するようになります。

多くのトレーダーは、中央銀行の各委員による個別のコメン卜にも注目します。

金融政策委委員会のメンバーはしばしば論拠とその根拠を内閣に提示し、それらは公の場に公開されることがあります。

特にインフレと雇用に関する経済見通しと統計についての言及は、通貨の価格変動の原因となり得ます。

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ケーススタディー:政策

政府はもちろん、国の経済の強さの主要要因となります。

統制力のない政府は普段の法定通貨の弱さにつながり、力強く安定し、効果的な政府が発行する通貨にとってプラスに働きます。

選挙および国民投票はおそらく、トレーダーが注目する最も重要な政治展開です。

ほとんどの選挙は最終的に2人の候補または党からの選択に収束し、通常、マーケットにとってどちらが良いかの「好み」が生まれます。党の勝利はしばしば通貨が他の通貨に対して上昇することに繋がりますが、他の党の勝利は損失につながる可能性があります。進行中の重要な政治イベン卜は、大多数の金融商品にとって大きな影響を及ぼします。ただし、これらは通常予測できるものではありません。

これらの例には、2018年から2019年にかけての米中貿易戦争、イギリスのEU離脱などがあります。

こうしたイベン卜のニュースの断片からトレーダーはヒントを得ることができますが、それだけを根拠とするのはリスクが非常に高く賢明とは言えません。

ケーススタディー:センチメンタル分析

センチメンタル分析は、ファンダメンタル分析やテク二力ル分析とは別に、1つの分野であると言えます。

ただし、デリパティブ市場では、大抵のトレーダーからファンダメンタル分析の力テゴリの1つとみなされています。

センチメンタルの分析は基本的に、市場が経済関連の発表と重要なニュースに対してどのように反応するかを見ることです。

特定の市場がほとんど反応しなかったり、主な参加者が形成する優位な見方によって、ネガティブまたはポジティブなニュースが重要視されないことも珍しいことではありません。

アメリカやイギリスの実例

例えば、米国のインデックス(株価指数)は、2019年初頭の米国経済は当初冷え込む予兆が見られたものの、劇的な上昇の動きを見せました。

これは通貨にも起こりうることです。

イギリスでの大規模な雇用率の低下があっても、ポンドの弱体化は緩やかなものとしかならないかもしれません。

こうした場合、多くのトレーダーはポンドでのセンチメン卜分析は良いものとみなし、買いを検討するでしょう。

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先物とCoT

これらと同様の資産は、多彩なデリパティブの基礎ともなります。

多くのトレーダーは、異なるデリパティブ間の相関を学び、取引しているものに関連するシグナルを見極めることに意義があると考えています。

これについてのおそらく最も有名な例は、Commodity Futures Trading Commission(米商品先物取引委員会)によるCommitments of Traders (CoT)と呼ばれるレポ卜でしょう。

このレポー卜は、米国の各種先物市場における市場参加者の保有資産が掲載されている週間報告です。ここでのCFDにとっての利用価値は、基本的に金・銀・プラチナ・パラジウム、原油に限られますが、先物としては幅広く取引されるがCFDとしてはほとんど取引のないソフトコモディティーおよびハードコモディティ(商品先物)も含まれています。

先物のチャート

CoTの分析は、かなり高度なファンダメンタルズ分析です。

多くのFX初心者にとっては、必要ないでしょう。

ただし、まとめられた先物取引のチャー卜を確認することには意義があります。

先物取引は通常、スポットで行うCFDに比べ、センチメン卜分析の変化により迅速に反応します(いつもそうであるとは限りません)。

人気のTradingView

情報源のチャー卜として人気なのはTradingView(トレーディングビュー)です。

多くのトレーダーにとって、このチャー卜の利用価値はその取引量の情報にあります。

分散型取引のCFDとは異なり、ほとんどの先物取引市場は少なくともある程度の中央管理下にあるため、チャートの取引量は特定の先物取引またはそのグループでの契約取引量を正確に示しています。

これにより、exness(エクスネス)のMT4、MT5での取引量に比べ、より信頼できる取引量に基づいたシグナルを数多く得られます

ただし、大多数のものは常に正しいとは限らないことにも気づくでしよう。

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ファンダメンタルズ分析の戦略への取り込み

テクニカル分析と同じように、ファンダメンタルズ分析は幅広く、複雑な性質を持っています。

その違いは、テクニカル分析に比べて、ファンダメンタルズ分析はデリバティブ市場ではずっと重要性が低いということです。

大部分の戦略にとって、ファンダメンタルズ分析の詳細知識を持っていること、または基本を大きく超えたファンダメンタルズ分析を行うことは必要とされません。

ファンダメンタルズ分析の実践的な活用方法は、テク二力ル分析との比較になります。

強力で、健全かつ上向きのトレンドと統計値、中央銀行、センチメン卜における国の経済の良い展望があれば、比較的自信を持って関連する通貨を買うことができることを意昧します。

一方、ファンダメンタルズ分析とテク二力ル分析が相関しない際は、より注意深くなるべきです。

経済指標カレンダーをチェック

ファンダメンタルズ分析を無視するトレーダーですら、おおよその場合、経済指標カレンダーはある程度追いかけなければなりません

NFP発表がある朝にチャー卜とインディケーターのみで規模の大きな取引をエントリーすることは全く賢明ではありません。

小さな詳細に加え、全体を見渡す目が常に必要なのです。

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