昨日のニュースなので既に目にされている方も多いと思います。
私も朝からドラギ総裁に突然襲い掛かった女性の、あの躍動感にあふれる写真を見て驚いていました。

そもそもこの女性はだれ?

FEMEN(フェミニズム抗議団体)の活動にも関係しているとみられるこの女性は、21歳の学生(@josephine_witt)だそうです。

ドラギ総裁が記者会見でスピーチを行なっているさ中、突然机の上に飛び乗り、「End ECB dictatorship!」と叫びながら、コンフェッティをドラギ総裁にふりかけていました。

キラキラした紙吹雪で祝っているのか、怒っているのかわかりませんが、映像や写真を見てみると彼女はとても幸せそうです。

「End ECB dictatorship!」というのは、直訳すると「ECB(欧州中央銀行)の独裁反対」という意味なのですが、彼女のシャツには、ちょっとギャグの入った言い回しで、「Dick-Tatorship」と書かれていました。

Dickは、結構汚い悪口です。
これもまたよくあるギャグですが、「dictatorship = 独裁者」を「Dick-Tatorship」に言い換え、彼らをもっと馬鹿にしたかったのかもしれませんね。

紙ふぶきの他に、いくつかのドキュメントもばらまいたそうで、その内容はユーロ圏の金融政策に対する抗議文だったようです。

彼女はすぐにどこかに連れて行かれ、ドラギ総裁が机に散らかった紙ふぶきを掃くところから記者会見は再開しました。引用の写真の通りですが、ドラギ総裁自身は全くの無傷で無事のようです。

そんな記者会見でしたが、内容というと、結局、欧州中央銀行からの利子引き上げは達成されず、このまま量的緩和政策を行なっていくとのことでした。市場への影響も、無くはなかったのですが、反応は薄かったですね。

今後もドラギ総裁には、外国為替市場への活力となる経済政策を期待しつつ見守っていきましょう。

(しかし、どれも本当にいい笑顔ですね(笑)不謹慎ですが、面白いニュースでした。)