乱立するクチコミサイト

みなさんは、普段どんなウェブサイトでFXの情報収集をされていますか?

インターネットにはたくさんの情報があふれ、数え切れないほどのFXポータルサイトが存在します。

今回取り上げるのは、最も有名なFPA

今回取り上げるのは、乱立するFX関連のポータルサイトにおいて存在感を示し、海外FX業界では最も有名といっても過言ではないクチコミサイト「FPA (Forex Peace Army、フォレックス・ピース・アーミー)」です。

目次

「FPAみてないの?」

クチコミの集まる掲示板で、「FPAに書いてあったでしょ!」「FPAみてないの?」という書き込みをよく目にしますよね。

FPA = 海外FXクチコミサイト「Forex Peace Army」

FPAとは、海外FX会社や海外FX口座のクチコミサイト「Forex Peace Army」のことです。

FPAを見ていないユーザーからするとまるで上級者の書き込みにも見えてしまいますが、彼らもよくわかっていませんので安心してください。

というのも、FPAの日本語の書き込みは自動翻訳のため、カタコトになり意味がわからないクチコミも多く、英語圏のユーザー以外にはとても扱いにくいもの。

加えて、FPAのクチコミやSCAM認定は誰かが保証するものではありませんし、有意義とは言い難い不安を煽るクチコミばかりです。

真に受けるだけ無駄です。

真相のわからない情報をソースに煽られたりしないように気をつけましょう。

FPAの運営者は、何者か

FPAを開設したのはFelix HomogratusとDimitri Chavkerov(別名Gerard、Bill K)という二人で、過去に海外FX会社(FPAではなく別名での活動)を運営していました。

彼らの海外FX会社は、現在は活動を停止しています。

海外FX会社として活動した後は、自動取引(シグナル取引)の販売を行っていたようですが、多くのトレーダーへ損失を与えてしまい、こちらも今現在は活動を停止しています。

上記活動については、ずいぶんと昔の話ですが、ネットでは今でもいくつか怒れる被害者のサイトが検索結果でヒットします。

彼らは、海外FX会社、自動売買システムの販売の後、2007年に海外FXクチコミサイトの「FPA」を立ち上げました。

現在、FPAのウェブサイトには、FPA管理者の情報(住所や電話番号など)が何も記載がないため、用意された連絡方法のメールのみが運営者の情報となりますが、彼らがFPAを運営をしていることは業界では周知の事実です。

こうした経緯からも、彼らが本当にピース・アーミー (Peace Army、直訳は平和軍)なのか、少し冷静に考える必要がありそうですね。

とても有益なサイトではあるが、やはり…

真相がわからなくても運営者がどういう方々であっても、FPAは有益な情報(クチコミ)がたくさんつまったサイトであることは事実です。

しかし、やはり、読み進めているとFPA公式の表明に客観性が欠けていたり偏っていたり、なぜか有名かつ優良なFX会社がSCAM認定されていたり、中には誹謗中傷レベルの情報が放置されていたりと混沌としている側面があまりに大きいサイトです。

そうしたFPAの状況から、FPA運営とそもそもの信用性に疑念を抱くのは感のいいトレーダーだけでなく、SCAM認定を受けたものの内容がくだらない事からFPAのクチコミを無視しているFX会社も存在します。

FX業者によるサクラ・自作自演

FPAをしっかりと読んでいないブログなどでは、FPAにおける自作自演やサクラのクチコミは削除され、本物のトレーダーのクチコミしか残っていないなどと解説していることもありますが、FPAは、自作自演は当たり前に存在する掲示板です。(「FPAのレーティングは参考にならない」をお読みください。)

経験上、FPAのクチコミはトラブルメーカーの投稿

まず、みんなで海外FXスタッフの経験からも言えるのは、FPAへクチコミの寄せるトレーダーの多くはただのトラブルメーカーです。

トラブルメーカーなトレーダー

  • 詐欺を企てて失敗をしたトレーダー
  • 市場への知識が足りず損失を出したトレーダー
  • 損失のうっぷんを晴らしたいトレーダー
  • そもそもルールを守る気がないサポートしようのないトレーダー

ネガティブなクチコミ、投稿は上記のようなトレーダーがほとんどです。

断言する理由は、私たちも実際に客観性のかける悪質なクチコミをするトラブルメーカーを対処してきた経験があるからです。

FXで負けるたびに、負けた分の損失補てんを脅しとともにFX会社へ依頼したり、カード入金分のチャージバック(返金)を詐欺に合ったという報告と共にカード会社へ申請してみたりと、例を出すときりがないほどです。

そして、こうしたタイプのトレーダーは必ずネットにクチコミを書きます。

反対に、良い関係を築けたトレーダーの声はネットではなかなか確認できません。(声を荒げる必要も、必死になる必要もありませんしね)

ネガティブなクチコミを参考にすることはとても重要ですが、実際に記載されているネガティブなクチコミは全く信用できないということを前提に参考にされてください。

FPAのレーティングは参考にならない

また、FPAにはレーティング(評価の★)が用意されています。

このFPAのレーティングは、全くあてになりません

日本でしか活動実態が無いFX会社(つまり、海外FX会社ではなく、海外を装った日本人運営かつ無認可のFX会社)にもかかわらずハイスコアで評価されていたりします。

FPAでは、良いクチコミレーティングが、購入できます。

FPAのレーティング(評価の★)は一切参考にならないことを重々ご承知ください。

参考にならない極悪なレーティングの例

日本人に人気のAx~社の例では、海外での活動実態は一切確認できないにも関わらず、2016年時点で★4、海外トレーダーのクチコミ多数という状況です。

BlackBullMarketsの例

BlackBullMarketsの例は、前述のAx~社とくらべはるかに極端です。

BlackBullMarketsは、2015年に活動を始めました。その年、BlackBullMarketsは、2015年にオセアニア系ブローカーから流出した日本人顧客の名簿を購入し、その名簿を利用してメール営業を展開し話題になりました。

このBlackBullMarketsは、活動開始の2015年時点で★5、海外トレーダーによる評価満点のコメント多数というジョークをかましています。

クチコミの削除には見返りが必要

また、FPAに投稿されたクチコミは、FX会社側のリクエストにより削除されることもありますが、削除には見返り(賄賂のようなものですので、これを恐喝と呼ぶFX会社もいます)が必要とのことです。

FPAに対し見返りではなく警告などの対抗処置をとるFX会社もいますが、今日も元気に営業されているFPAの姿を見る限り特に効果はないようです。(強固なFPAだからこそ、クチコミに一定の価値がある面もありますが)

FX会社はFPAを相手にするほど暇ではない

詐欺疑惑やSCAM認定の詳細は読むととても怖くなりますが、みんなで海外FXでもいつも取り上げるように、各レギュレーターの監視下において、FPAで報告されるような小額をくすねるFX会社はほとんどいません。

たくさんの詐欺疑惑(出金詐欺・取引詐欺など)が事実の場合、会社の存在どころかどこの会社の代表者も日々の係争でとても忙しいことでしょう。
また、事実であれば、FPA以外でもニュースとなります。

しかし、実際のFX会社は、FPAを相手にするほど暇ではありません。

多くのFX会社は、FPAにSCAMと烙印を押されても放置することが多く、本当のFX業界の人間にとってはFPAのクチコミはその程度のものだという事実を念頭におく必要もありそうです。

日本でも流行った真偽不明の「注意勧告」

FPAと似たインターネットに蔓延する当てにならない情報では、日本国内のアフィリエイターの間で、昨年末(2014年)頃から今年(2015年)の初めに流行った「注意勧告」があります。

注意喚起や注意勧告と称して、詐欺だと叩いても海外FX会社側から訴えられるものでもなく、スケープゴート、炎上商法、掲載情報に箔が付くということで、日本を撤退した一社を徹底的に叩くというトレンドがありました。

完全な営業妨害ですが、やはりこちらも素人のアフィリエイターを相手にできるほど暇ではないので、FX会社側では特に対応する気はないようです。

また、日本国内では、FPAを引用することがさも金融のプロフェッショナルであるかのような行為となっていますが、前述したFPAの現実的スタンスからすれば、FPAを引用する人間はただの情弱(=情報弱者)です。

そうした意味では、FPAの引用は、金融のプロを自称する方々が「本物の事情通&FX業界への理解が深い人間かどうか」を知るための測りとしても良いかもしれませんね。

用法用量をお守りください

最後に、一部のトレーダーにはFPAは詐欺報告を行なうサイトだと認識されている方もいますが、それはFPAの趣旨ではありません。

FPAは、ただのクチコミサイトです。

また、世界中の人々が投稿するクチコミを参考にすることはとても有意義ではありますが、その情報をうのみにするか疑うかもあなた自身です。