ここ数年、相次いでオーストラリア系の優良FX会社が日本市場からの撤退してきました。
オーストラリアへの日本からのアクセスは残されていないようにも見えます。

オーストラリアは、本当に人気を集めた評判のいいFX会社がそろっていますが、この先、その事実を目の前に、日本人はオーストラリア拠点のFX会社を利用できなくなるのを黙って眺めることしかできないのか、FX会社側では対応する処置をとらないのか気になりますよね。

今回は、オーストラリア系FX会社の今後についてまとめてみたいと思います。

ASICは厳格なレギュレーター

まず、大事な事実があります。

それは、オーストラリアの金融庁であるASICは、とても厳格な金融監督機関の一つということです。

日本の金融庁は、日本国外のFX会社に対してとても厳しい対応をとっています。
ASICもそれに応じてオーストラリア国内の金融機関へ厳しく取り締まりを行っていますので、今後ますます日本にお住まいの方には都合の悪い国になることは明白でしょう。

もちろん、全てのFX会社がASICの意向にそうとは限りませんが、反発する最大手や優良なFX会社ほど日本撤退を行っている事実をふまえると、この先は期待しても無駄だと思われます。

ホワイトラベルの出現

しかし、FX会社としては、質のいい顧客が育っている日本市場をみすみすあきらめることはできません。
そうして、日本撤退の対策として、彼らが急進させているプロジェクトがホワイト・ラベルです。

ホワイト・ラベルとは、第3者が新たにFX会社をはじめる際に、特定のメイン・ブローカーよりシステムを借りサービスを行うビジネスです。根幹となるシステム(リクイディティ・プロバイダやプラットフォーム)が同じため、マークアップなどがない限り、スプレッドや配信価格は同じものになります。

世界では多くのFX会社が、ホワイト・ラベルとして活動を行っていて、オーストラリア国内でもいくつか確認できるホワイト・ラベルが存在します。

抜け道ではなく成長戦略

日本へのサービスを廃止したと公表しつつ、ホワイト・ラベルとして日本に戻ってくるのなら、結局はまた同じことの繰り返しでないかと思う方も多いと思います。

しかし、事実はそうでもありません。

ホワイト・ラベルそのものは、メイン・ブローカーとなるFX会社とは完全に別の企業となります。
また、ホワイトラベルとして活動を行う際は子会社となるわけでもなく、かつては似た形態での金融商品の紹介業を行っていた組織が更なる成長を目指して行うケースがほとんどです。

日本でもオーストラリア同様にホワイトラベルが多数存在し、日本屈指の著名なFX会社も実はホワイト・ラベルであったりします。

ホワイト・ラベルの判別は難しい

また、ホワイト・ラベルは、通常、メイン・ブローカーとのつながりを紹介することは禁じられています。
実際にどこのFX会社がメインブローカーであり、どこブランドがホワイト・ラベルであるのかということを判別するのは、とても難しいです。

配信価格などのデータが同じであり、似たような資金管理ツールを利用し、スプレッドも近いものであれば、もしかしたらそれらのサービスのおおもとは1つのFX会社ということは十分にありえます。

ホワイトラベルは十分に試す価値あり

今後は、オーストラリア系FX会社をもとにしたホワイト・ラベルによる日本市場への活動は盛んになるとみて間違いないでしょう。

もし、日本にお住まいでお気に入りのオーストラリア系FX会社がいたのなら、ホワイト・ラベル探しをしてみても面白いかもしれませんね。