価格データが送信されている拠点であるブローカーのMT4サーバーのIPアドレスを調べてみましょう。

このIPアドレスを知ることで、MT4サーバーの場所を調べ、ログインや約定のスピードを高めるための対策をとることもできます。

MT4の接続先IPアドレスの探し方

FX業者のIPアドレスは、以下の手順で確認することができます。

1) MT4以外のソフトウェアを閉じる
まずは、MT4の接続先IPアドレスの特定が簡単にするために、パソコン内で稼働している全てのソフトを閉じて、MT4だけを開きログイン状態にします。
2) コマンドプロンプトを開く
「全てのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を開きます。
「スタートボタン」からの「プログラムとファイルの検索」に「cmd」と入力することでも、起動できます。
3) コマンドを入力
「コマンドプロンプト」内で「netstat -n」と入力して「Enter」を押してください。
t と – の間の半角スペースとハイフンは忘れないようにされてくださいね!
4) IPアドレスを確認
Foreign addressの下に表示されているIPアドレスを確認します。
もし、いくつか確認される場合には、末尾が443となるものが、MT4が接続しているサーバーのIPアドレスとなります。

このIPアドレスを調べることで、そのFX会社がどこの国のサーバーを利用しているのか一目瞭然となります。

VPSでの自動取引を利用される方であれば、約定力の改善のために、MT4とVPSのサーバーを同じ地域に置かれるのもいいかもしれません。

※もし、MT4の口座(デモ・ライブ)に正確にログインできていない場合には、IPアドレスは表示されません。

※表示されるIPアドレスの場所が必ずしもそのFX会社のサーバー場所とは限りません。セキュリティー向上のため、IPアドレスが接続ごとに異なるFX会社や、いくつかのサーバーを経由することで本来の場所を隠しているFX会社もあります。