分配金

収益分配金のこと。決算日に決算された投資信託の運用収益を、分配方針に従って分配される金額のこと。

普通分配金

公社債およびコールローンの利子、株式の配当金、それらの値上がりによる売買益など、通常の運用益からの分配金。追加型投資信託における特別分配金と区別されます。

販売会社

投資信託商品の販売や分配金の支払い、保護預りや解約受付を行っている企業。証券会社、銀行、保険会社などです。

販売基準価額

信託財産留保額制度を採用する追加型株式投資信託の買付の際には、純資産を残存口数で割ったファンド1口あたりの時価である基準価額ではなく、次の計算式によって算出される販売基準価額が適用されます。 販売基準価額 = 基準価額 −(解約価額 − 平均信託金)×20% 解約金額 = 基準価額 − 信託財産留保額

日経300上場投信

「日経株価指数300」に連動する投資成果を目指す追加型株式投資信託。受益証券が取引所に上場されており、株式と同様に売買されます。

特別分配金

オープン型株式投資信託における収益調整金からの分配金。元本部分の一部払戻しと位置付けられることから、運用収益からの分配金である普通分配金と異なり非課税です。

ディスクロージャー

広義には、企業が一般に対して経営内容をオープンにするために必要十分な情報を公開することを指します。企業活動の国際化や資金調達手段の多様化にともなって、一般投資家や株主、債権者などの利益を保護する観点から、企業のディスクロージャー責任は日増しに大きくなっています。投資信託の募集時や、以降の運用で随時行われる情報開示を意味します。その手段として、有価証券報告書や受益証券説明書(目論見書)、運用報告書、貸借対照表などが挙げられます。

中期国債ファンド

中国(ちゅうこく)ファンドと略されます。期間が2〜4年の中期国債を中心に、短期債、コール・ローンなど、内外の好利回りの公社債や短期の金融商品で運用する安定重視型の投資信託です。毎日決算を行い、その分配金は月末に再投資されます。また、利回りは予想配分率により表示されます。一口一円単位で買付・換金が可能で、500万円まではお申し込みの当日に引き出せる(500万円を超える場合は翌営業日)など利便性も高く、安定重視型ということもあって、広く一般に利用されている投資信託です。

直販

投資会社が独自に設定した投資信託を、その投資会社自身が投資家に向けて募集したり販売したりすることです。

外枠方式

投資信託の販売手数料の徴収方式で、投資元本に一定の率を乗じた額が手数料として徴収されるもの。

設定日

ファンドの設定日。投資信託の運用が開始される日のこと。

スイッチング

特定の方針にそって設定された複数ファンドを1つにまとめたもの をセレクトファンドといいます。スイッチングとはセレクトファンドにおいてある ファンドより別のファンドに乗り換えることを意味します。スイッチング手数料がかからない投資信託もありますが、信託財産留保額が徴収されたり、手数料がかかるものもあります。