景気循環

時間の推移とともに発生する実質GDPの周期的な変動を指す。景気循環には景気後退、景気回復、ピーク(天井)、そして鈍化の、4つの際立った局面がある。その周期は多様である。

景気循環株

紙パルプ、化学、鉄鋼などの素材産業や、工作機械メーカーなどの設備投資関連等、景気によって受注動向が大きく左右される銘柄のことを指します。不況から好況に転じるときは2〜3倍もの大幅な増益になることもあります。

ニューエコノミー論

アメリカ経済が情報化の段階に入り、景気循環は消滅、企業利潤は増加してインフレなき経済成長が続くという理論です。 完全雇用状態ながらインフレも最低水準にあるアメリカ経済は、情報通信技術の進歩と資本装備率の増加が在庫を減少させて景気循環を消滅させたといわれています。