株式分割

すでに発行されている株式を、資金調達を伴わない新株の発行形態で細分化して発行済株式数を増加させ、その増加分を株主の所有株式数に応じて配分すること。この場合、発行済株式数が増加しても、株主の持分である株主資本には変化がないため、分割比率に応じて株価を下げることができます。

分割原資

株式分割の原資となる元手のこと。数式は、資本金ー額面×発行済株数+資本準備金です。

発行日決済取引

新株券の未発行段階で売買を行い、新株券の発行日から一定期間を経過した日に決済を行う取引を発行日決済取引と言います。上場会社が発行を予定する新株式を対象に行われる取引で、たとえば、株主割当増資や株式分割、または公募増資などによって新株券を...

権利預り証付売買

東京証券取引所に上場されている外国株が、株式分割等により新 たな権利を発生させることがあります。しかし、この権利が発生す る基準日と、株式の発行日などが一定期間以上開いた場合には、そ の間に売買が行われることもあります。権利預り証付売買とは、こ うした場合に株を権利付きの値段で売買すると言うものです。一般 的には本国の市場での同様の売買と並行して行われます。

株主還元

会社が営業活動によって獲得した利益を適切に株主に還元すること。株主利益還元とも言います。還元方法としては、単純増配や株式分割による実質増配があり、その場合の基準として配当性向があります。