権利行使

オプションの保有者が、契約で定められた期日・期間内に、契約で定められた価格で購入、あるいは売却すること。

保管振替制度

株式の本券の所有権は、本来は購入した投資家にありますが、投資家自身が保持・管理していては、スムーズな売買に支障をきたします。そこで証券会社が投資家から本券を預り、保管機構で一括管理する制度が普及しました。これが保管振替制度です。このシステムによって、投資家は直接株券を保有することなく、株式の売買や株主としての権利行使が自在に行えるようになりました。また、この制度のもう一つのメリットに盗難防止もあります。

TOPIXオプション取引

TOPIX(東証株価指数)を対象にしたオプション取引です。取引の対象は「TOPIXプット(買付)オプション」「TOPIXコール(売付)オプション」の2種類です。取引対象となるTOPIXは株価指数という抽象的な数値ですから、権利行使の際に有形の資産の授受がある訳ではありません。よって、この取引の決済はすべて差金の授受となります。 決済方法には 1)転売または買い戻し 2)権利行使 3)権利放棄 の3つの方法があります。

権利放棄

オプションの保有者が、契約で定められた期日・期間になっても 権利行使を行わないこと。これにより、オプションの契約は消滅します。

オプション取引

取引当事者の一方の意思表示により、当事者間において特定の取 引を成立させることのできる権利を「オプション」と言い、相手方が当事者の一方にオプションを付与し、その一方は相手方にその対価を支払うことを約する取引のことを「オプション取引」と呼び...

インセンティブ・ストック・オプション

役員・従業員に報酬や賞与として与えられる「自社株式を一定の価格で買える権利」のこと。 米国では、経営基盤の脆弱なベンチャー企業が優秀な人材を獲得 するための手段であったり、役員・幹部社員の報酬として広く利用されています。現金報酬とは異なり...